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野村證券の強靭なスピリットについて

2017 FEB 25 10:10:43 am by 東 賢太郎

私も「東スクール」の生徒としてまだまだ頑張ります。
そして後輩にこのスピリットを引き継いでいきます。

野村の現役の役員さんと久しぶりに食事をして帰宅したらこんなメールが届きました。
 
老兵へのエール、ほんとうにありがとうございます。ただそれは僕も幾多の先輩から受け継いだ「野村スピリット」なのであって、辞めた後に元社長にしかられて気づいたことでもあり、いつも卒業生だというプライドは持たせていただいてそれに恥じない仕事はしなくてはいけないと肝に銘じていることです。
 
また、同じメールに、
 
早速Sonar Members Club No.1をブックマークに登録して読み出しました。思えば、東さんにクラシックの魅力を教えて貰い、アルフレッド・ブレンドルやフィッシャー・デスカゥを聴きに行きました。
 
とあってこれも嬉しい限りです。クラシックはいいぞと勧めた人はたくさんいるので、それをものにしたのは彼の資質なのですが。
 
野村の人、いた人というのは年齢、部署、男女を問わず「気心」が知れるということを僕は去ってから知りました。証券業界としての気心も会社は違ってもある程度はありますが、その中でもさらに「圧倒的に特別なもの」がある。僕がいまだもって感じている愛情はそれへのもので、それぬきに今の自分は語れないほど大切なものでした。
 
仕事のパートナーとして気心の共有ほど大事なものはありません。ちがう土壌の人といちから酒を酌み交わすのも面白いが、そこまでの信用を作るにはあまり時間がない。これはウィーン・フィルがウィーン国立音楽大学出身者の集まりであの独特な芳醇な音を保っているのとまったく同じことです。ただうまい人を集めたってだめで、技術より気心の方がずっと大事。だからそれをお持ちの人は誰でも、むかし何があろうと大事にしますからどんどん連絡して来てください。
 
気心とはただ気が合うことではなくて、より具体的に言うなら、こと仕事に関してのスナイパー能力において世界でもトップクラスにあるということがベースにあって、それを自慢したりプレゼンする必要がお互いにないということです。初対面でも5分も話せば自然にわかる。そういうものです。その能力なしに一流の証券業務などできるはずもないのであって、これは掛け値なしのメッセージだからぜひ自信を持っていただきたい。
 
「東スクール」といってくださる方々もいつかはOBになられる時が来るでしょう、そこで何かでcome acrossできるはずです。それまでは老兵も鞭打ってがんばります。
 
 
 
 
 
 

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