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月別: 2016年10月

プロ野球順位予想の反省

2016 OCT 31 15:15:11 pm by 中島 龍之

今年のプロ野球も日本ハムファイターズの日本一で幕を閉じました。

シーズン前の順位予想をここで総括したいと思います。

パ・リーグ      予想            結果

第一位    ソフトバンク・ホークス    日本ハム・ファイターズ

第二位    オリックス・バファローズ   ソフトバンク・ホークス

第三位    日本ハム・ファイターズ    ロッテ・マリーンズ

第四位    西武ライオンズ        西武ライオンズ

第五位    ロッテ・マリーンズ      楽天イーグルス

第六位    楽天イーグルス        オリックス・バファローズ

 

セ・リーグ      予想              結果

第一位    ヤクルト・スワローズ     広島カープ

第二位    阪神タイガース        読売ジャイアンツ

第三位    広島カープ          DeNA

第四位    読売ジャイアンツ       阪神タイガース

第五位    DeNA                                                              ヤクルト

第六位    中日ドラゴンズ        中日ドラゴンズ

という結果でした。単純にみれば、パ・リーグは、4位の西武のみ、セ・リーグは6位の中日のみ、六分の一の正解率という悲惨な結果でした。心より反省いたします。 数字的にはそんなところですが、それよりも1位予想を外したことの方が、予想としては問題であります。

パ・リーグは、ホークスの優位を信用しておりましたが、ファイターズの栗山監督の監督力を甘くみたのが、外した原因と言えるでしょう。大谷を投手、打者で成功させた栗山監督に尽きます。中田も批判はあっても打点王ですからね。よく我慢して使いました。逆にホークスは、工藤監督が昨年の優勝から、更に進展すると思いましたが、途中で采配も迷走してしまいました。豊富な投手陣の先発陣整備できず、中継ぎの体制も不備、打線の定着ができないなどありました。来年は期待したいところですが、ヘッドコーチに広島で活躍した達川氏を迎えるとのこと、すでに、解説者が監督、コーチの和を心配していることから、動向が注目されます。私が評価したオリックスは、投手陣の金子、西を期待しての、2位予想でしたが期待外れでした。実力を発揮すれば上位なので、その他の補強によりです。ファイターズは今年が良すぎた感ありますが、大谷の故障、今年活躍の有原、高梨が研究されても活躍できるかです。打線も栗山采配がさえた結果ですが、打線は年が変われば波がありますのでどうでしょうか。マリーンズ、ライオンズは決めてのないチームで、クライマックスの枠を今年もこのチームの争いでした。大きな補強のない限り3位争いでしょうか。楽天は総合力不足で、オリックスがコケなければ、最下位でした。ということで、予想はほとんど外れましたが、来年は5割当てたいものです。

セ・リーグについては、1、2位をはずしてますので、反省どころではないですが、ヤクルトは、昨年、首位打者川端、ホームラン王山田、打点王畠山がいて、バレンテインが戻れば、連覇間違いなし、と思ったのが間違いでした。打線は判りません。投手陣も全体に振るわないのは、監督、コーチは何してたのというところです。阪神も投手陣が藤浪を筆頭に不調で、打線も鳥谷、福留、西岡らベテラン、高山ら若手の入れ替えうまくいくかと思ったらダメでした。金本監督の個性ある采配がうまく行かなかったのでしょう。巨人は人材は豊富ですが相変わらずの不協和音で今年は上位の目はないと思ってましたが漁夫の利で2位というところです。DeNAは、筒香の活躍、投手も今永、石田など若手が良かったですね。上出来でしたが、広島には届きませんでした。来年は厳しいでしょう。中日は実力通りでした。落合GM体制の問題でしょうか。最後に、優勝の広島は、黒田に尽きるでしょう。昨年は、若きエース前田がいたので、黒田を中心になれなかったのでは、と思ってました。今年は、菊池、丸のコンビの打力が戻ったのも大きく、エルドレッドも復活、鈴木誠也の大活躍。1番田中の定着と出来過ぎでしたね。来年は、昨年に戻らないように、緒方監督頑張ってほしいものです。ただ、打撃のいいチームは監督いなくても勝っているので、打力が落ちた時が監督力の見せ場です。今年のヤクルトが物語ってます。負け惜しみの解説になってしまいました。

今年の順位予想の反省でした。酷い結果でした。来年は当てるぞ~。

 

ホークスのシーズン終わる

2016 OCT 17 13:13:16 pm by 中島 龍之

昨日の敗戦でホークスの今シーズンが終わりました。圧倒的な戦力と言われながら終わってしまえば、戦力不足となっておりました。原因を来年に向けて考えてみました。

まず、打撃面は、私が終盤文句をつけた「日替わり打線」です。一番の原因は、5番イ・デホの抜けた穴を埋められなかったこと。これは、フロントがホームランバッターを補強しなかったことにあるでしょう。打撃陣も層が厚いと考えたかもしれませんが、ホームランバッターは一打で試合をひっくり返すことのできる存在です。イ・デホのホームランで劣勢をはねかえした試合もあり、柳田、内川、松田ほど派手ではないが貢献してました。それがシーズン最後の貧打線に効いてきたのではないでしょうか。ヒットを打った好調なバッター(ほとんどの選手が2割5分そこそこなので毎日変わることになったのですが)を起用するため、「日替わり打線」となりました。ロッテとのクライマックスから、1番中村、2番本多、三番柳田、4番内川、5番長谷川、6番松田、7番明石、8番今宮、9番捕手となりましたが、私も今の戦力ならこれだと思いました。不調な時は、実績のあるベテランの起用として、本多、長谷川をあげましたが、最後に工藤監督が聞いてくれてよかったです。(パワーは届いていないでしょうが)ただ、最後の昨日はオーダー変えてきましたが、それはよしとしましょう。

来年は、このオーダーをもとに、入れ替えて作ってほしいです。

5番については、①ホームランバッターを補強する。②今のメンバーから選ぶ(私としては、長谷川でもいいが、ホームランの打てる、江川、吉村を育ててほしい。松田は6番でいてほしい。)

打順について、1,2番を固定してほしい。1番中村、2番は本多、今宮でしょうか。細工するなら、同じ選手がよい。(昔の中日の荒木、井端コンビのように、今年の広島の田中、菊池もそれに近いかも。)

3番柳田はそのまま。4番内川は体力次第。6番松田、7番は5番と絡んで長谷川、江川、吉村、8番今宮か本多、9番捕手

というところですが、若手の育成が今年の広島のように成功すれば、交代もありでしょう。トレード補強で大きく変わるでしょうが。

次に投手陣ですが、私も以前書きましたが、サファテの9回同点での登板で7敗したのが大きかったです。あれが5割でもリーグ優勝でした。解説者も指摘してましたが、来年は止めてほしいです。全体的に、先発、中継ぎとも不調だったということでしょう。来年の構想は

先発 第1グループ 武田、バンデンハーク、和田

第二グループ 千賀、東浜、岩嵜

第3グループ(ベテラングループ)摂津、中田、大隣

ベテラングループは、ローテを1回飛ばしての登板とします。

中継ぎ、第1グループ 森福、森、サファテ

第2グループ 寺原、五十嵐、スワレス

これに、柳瀬、バリオス、飯田、嘉弥真、山田をからませる、というところです。ほかには、松坂も来年は期待ですが、沖縄甲南で甲子園春夏連覇の島袋などの若手が出てこないので、育ててほしいです。

好きなことは書き連ねましたが、日本シリーズがないと寂しいものですね。ホークス来年は頑張れ!

 

クライマックス・シリーズ始まる

2016 OCT 8 11:11:16 am by 中島 龍之

今日からプロ野球クライマックスシリーズです。

パリーグは、ファーストステージは、ホークスとロッテの戦いとなりました。ホークスはまさかの失速で、リーグ優勝を逃してしまいましたが、これから勝ち進んで、日本一3連覇をめざしましょう。先発はホークス千賀、ロッテ涌井ですが前半投手戦、後半での勝負を期待します。ホークスは柳田が戻ったので打線が固まりました。内川、長谷川が直前の紅白戦で好調でしたので、力通りの戦いとなるでしょう。投手陣は両チームともリリーフに先発投手をつぎ込むでしょうから、層の厚いホークス有利は変わらないでしょう。ホークスは自信をもって戦うことを期待します。次のファイターズ戦で雪辱しないといけませんから。

セ・リーグはDeNAに期待しますが、選手層なら巨人ですから、筒香の活躍がカギですね。セリーグは広島に出てきてほしいですから、どちらでもいいというところです。

今日の第1戦がもうすぐ始まります。

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