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パではオリックス絶好調

2014 MAY 20 11:11:03 am by 中村 順一

抑えのエース、平野佳

抑えのエース、平野佳

本日から交流戦が始まる。プロ野球も序盤戦が終わったところだ。セでは東が大ファンの広島がびっくりの首位だが、パでは、同じくびっくりのオリックスが首位キープ中である。交流戦前、最後のソフトバンクとの3連戦では、なんと3連勝である。どうなっているのか。ここまでやるとは、まったく期待していなかった。

筆者はかつての日本シリーズの常連、阪急ブレーブスのファンであった。熱狂的とも言っていいほど応援していた。突然の阪急からオリックスへの球団売却は、かなりのショックだった。何故、どうして?と、ずいぶんガッカリさせられたものである。その阪急の血を少しでも引き継ぐのがオリックスなので、近鉄との合体等もあり、益々阪急球団のイメージからは遠くなるものの、”一応”ファンであり、応援している。

今シーズン、オリックスは救援陣はいいが、先発のタマ不足、打撃陣もムラが大きく、せいぜいクライマックスシリーズに3位でぎりぎり潜り込めるかどうかだろう、と思っていた。ところが開幕から42試合をこなし、27勝15敗、2位のソフトバンクに1.5ゲーム差をつけて、堂々の首位である。

まず先発陣。西が凄い。7連勝中で防御率は0点台だ。球はちっとも早くないが、今年は変化球の種類が増え、コントロールも良く、凄い安定感である。金子は田中がいなくなった後は、パリーグ全体のエースと言ってもいいだろうが、3勝3敗と今ひとつ。しかし完封した2試合は凄いピッチングだった。今後も勝っていけそうな予感である。3番手以降はやや落ちるが、ディクソン、松葉、井川(相変わらず口を開いてマウンドに立つのは出来ればやめてほしい)が続いている。しかし、期待は何と言っても、ルーキーの吉田一将(24)だろう。JR東日本から、ドラフト1位でオリックスに入団した、長身の右腕。現時点ではストレートは150キロ出ていないが、体が大きく、まだまだ成長の可能性を感じさせる逸材。スライダー、チェンジアップは一流。現時点で2勝。楽天の松井に指名が集中したので、オリックスが単独で指名できたのはラッキーだった。

救援陣はもともといいのだが、今年は益々好調。佐藤達、比嘉、馬原、平野佳の強力4本建、プラス2年前までのストッパーエース、岸田も加わる。何せ、先発ピッチャーは5回まで押さえればいいのだから、かなり楽である。右肩故障もあり、寺原のFA移籍の人的補償として、ソフトバンクから昨年移籍した、かつてのセーブ王、馬原が故障せずに徐々にかつての威力を復活させてくれれば、と期待している。平野佳の安定感はパリーグ1と言ってもいいので、この層の厚さであれば、簡単には崩壊しそうもない。

打撃攻撃陣は従来はあまりあてにはならなかったのだが、今年は内部の競争が効果的に効いているようだ。糸井が首位打者キープ中だし、助っ人のヘルマン、ペーニャもまずまず期待以上。ソフトバンクに李大浩を出して心配したが、問題はないようだ。T-岡田、坂口もいる。手薄でどうしようもない、と思っていた下位打線もチームのいいムードのなかで、安達などいい味をだしている。まだまだ信頼していないが、勝利への執念が昨年よりずっと感じられるのはいい。

交流戦は、オリックスは2010年に優勝したこともある。どちらかといえば得意である。ここで益々勢いを付けてもらいたい。東さん、何十年ぶりに、オリックス(阪急)-広島の日本シリーズを期待しましょう。

 

Categories:オリックス

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