Sonar Members Club No.36

月別: 2014年12月

年末架空対談 プーチン VS 安部

2014 DEC 28 21:21:47 pm by 西 牟呂雄

プーチン(以下プ)「ズドラーストヴィーチェ、シンゾー。元気だったか。選挙は勝利ということでおめでとう。」
安部晋三(以下安)「ダー・スパシーバ。今年もお世話になりました。来年もよろしく。ところで大変な年だったな。ウクライナどうよ。」
プ「私はウクライナの内政には関与していない。来年の収束を祈っている。」
安「そう来ると思っていた。ロシア大統領が祈っているなら来年には落ち着くだろう。」
プ「今時いつまでも戦争なんかするバカはいない。だけど知っての通り今のウクライナにまともな正当性は期待できないと言っているのは、ほかならぬウクライナ国民だからな。」
安「日本は内政不干渉だ。だが力による国境変更は許されない、とは言わなきゃならん。センカクがあるからな。それと北方領土もだが。」
プ「それを言うならタケシマも加えろ。フフ。」
安「シリアの時はケツを叩かれたバラクのことを見事に手玉にとって、さすがウラジミールと思っていた。しかし結局イスラム国をのさばらせた。」
プ「あのいけすかない弁護士上がりは良く分かってないんじゃないか。選挙で負けくさってレーム・ダックにもならん。これから何もできっこないからオレとお前で何とかしないか。」
安「どっちの話だ。ウクライナかシリアか。」
プ「あんなもん今年で終わりだ。オバマをシリアに釘付けにしておいて、それからという話だ。世界をだよ。」
安「今それを言ったらシー(習)が尖がらないか。」
プ「大丈夫だ。シー(習)にはたんまり話しを持ってっている。銅鉱山とかガスとか。あいつは香港で頭が一杯だ。何とか押さえつけたが次にどこでおっぱじまるか・・。それよりオバマだ。議会とも上手くいかないから身動きとれない。」
安「あそこだけ景気がいいからどうかな。だが原油が下がって制裁も受けて大変だろう。」
プ「それは本当に参っている。ルーブルも下がった。どうだ、円建てで売ってやろうか。どうせオレ達あと4年はやるんだからな。」
安「それなら直接為替取引ができる場所と機関が必要だ。エトロフはちょうどいいが。おっとと、お互い本気でアメリカを怒らすのもマズい。ただ話し合いの用意はある。」
プ「そこだぜ。ヒラリーが出てくる前にカタをつけたいんだがな。」
安「四島の非武装は譲れないぞ。全部寄越せとも今更言わない。暫定国境を引いて温泉掘ってお互いうまくやらないか。カジノ付きの一大リゾートも夢じゃない。シー(習)と組むより絶対上手くいく。シベリアの連中だってキタイスキー(中国人)大嫌いみたいだぞ。」
プ「(ため息をついて)全く酷い連中だ。あれが押し寄せてきた日には止めようがない。しかしオレはロシア大統領だ。頭を下げることなんてできっこない。」
安「ウラジミールよ。デフォルトして欲しくない。日本とロシアは特別な関係だとそこら中に認識させなければ。領土解決が一番いいぞ。繰り返すが全部寄越せはないだろう。ヒキワケ、と言ったよな。」
プ「言った。しかしお前が言うとおり特別な関係を今進めるとオレが引いているようで実に困る。そっちだってオバマにギャーギャー言われたくないだろう。」
安「それはその通りだ。」
プ「オイ、内陸部にはタダ同然の土地なんかいくらでもある。同じ面積の飛び地をやるのはどうか。日本人もスベルドロフスク州にいるそうだ。確かニ・シ・ム・ロという奴が時々ウロウロしていると聞いた。」
安「ああ、あいつか。オレと同い年だ。提案は魅力的だがニ・シ・ム・ロはどうかな。」
プ「ロシアではえらく評判がいいらしいが。」
安「日本ではメチャクチャ悪い。公安もマークしているぞ。」
プ「謎の多い奴だな。まあいい。とにかく来年を乗り切ってしまえば何とかなる。みんな忘れているが2018年はワールド・カップがあるぞ。こっちに来いよ。オレも2020年にはトーキョウに行くから。」
安「それまでお互いにガンバレということか。いや、落ち着けば来年にも日本に来いよ。又コードーカン行けるぞ。」
プ「ランドリ(乱取り)しばらくやってないからな。それよりスモーが見たい。」
安「お安い御用だ。ロシア出身力士もいた。」
プ「それじゃいい年を。」
安「また来年。ダスビダーニャ。」

安倍 VS トランプ ゴルフ対談

安倍総理 VS オバマ大統領 (パールハーバー)


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突然思い出したこと Ⅱ

2014 DEC 25 16:16:39 pm by 西 牟呂雄

 以前書いたある『優秀な先輩』の思い出の続き。突然思い出したことの後半に出てくるアノ先輩だ。
 このお方、実は同じ高校の四学年上に当たり、更にマズいことに担任の先生が一緒だった。学年ごと繰り上がって又1年のクラスを担任したときに僕がそのクラスだったわけだ。ある時の会話でわかり、僕は必死に隠した。ところがうっかりその先生のアダ名を言ってしまいバレて、最後は恩師の知る所となる。先輩は秀才だったのに加えラグビー部のキャプテンまでこなすスーパー高校生。こっちは伸ばしたいだけ伸ばした髪にガリガリのパーマをかけたバンド崩れ・麻雀小僧で、しまいにはリーゼント・ボーイになった劣悪高校生。聞く限りでは先生は大変に心を痛められ翌年の年賀状に『あいつを頼む』と書かれていたそうである。そりゃそうだろう、最高と最悪が10年後に机を並べているのだ。僕は教育の効果と結果に深く思いを馳せた。

 当時は新規材料の事業化というテーマに取り組んでいたがそれはさておき。かの先輩はオベンチャラを駆使して少しでもサボろうとする僕を使うのには苦労をされていた。今から考えると誠に申し訳ないことをした、反省してます。
 ある日のこと。
「この材料のアプリケーションについて調べてフィジビリティ・スタディをやっておけ。いつまでにできるか(本当はもっと色々あるのだが省略。」
とのご下問があった。例によって僕は、
「いつまでと言われましても、私ごときにそのような難しいことができるわーけがないじゃないですか。そういう高級な仕事こそ先輩の最も得意とするところでアタシがやったら時間は掛かるわ結果は間違えるわ・・・・。」
「バカ!オレも忙しい。サッサとやれ!」
「いえ、ですから左様な難しいことをするにはワタシ自身あまりに、あーまーりーに浅学非才でして。」
「だったらその浅学非才を直せ。」
「エッ、何か嫌だなー、そのノリ。」
「いいから今週中にやっておけ。」
「はいはいはいはい、はいのはいのはーい。」
「何だ!その返事は。『はい』は一回にしろ!」
「はーーーーい。」
「伸ばすな。」
「ハ・・・・イ。」
「縮めろ。」
「・・・・はい。」
「よーし、それでいいんだ。最初からそう言え!」
 勿論こんなことばかりしていた訳は無いが、細部にこだわる真面目な先輩と僕とではキャラが違いすぎて気の毒だった。繰り返しますがこの先輩、本当に優秀な人でした。 
 しかし年次の差は如何ともし難く、いつまで経っても絶対に縮まらない。最近お目にかかっていないが、会えば直立不動で対応せざるを得ないだろう。バッタリ会わないようにしたいものだ。

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悪戦苦闘物語 (今月のテーマ 振り返り)

本年振り返り (2014年末オレ編)

2014 DEC 23 8:08:54 am by 西 牟呂雄

1. まあいろいろありまして。時間軸で言えば年の始めは母親の入院でスタートしている。ベッドが空いてなかったので仕方なく短い間だけ、と入った特別室のあまりの一泊の高さに目を剥いたオレとオヤジは雪の降る中、中央高速をヒタ走った。転院したのだ。豪雪で正直生きた心地がしなかった。年度末にインドに出張している。

2. 結局母は満開の枝垂桜に送られて逝く。連休に納骨、それから偲ぶ会までドタバタする間に家族の就職が決まる。偲ぶ会は叔父達のスピーチが沁みた。

3. ロシアのパートナー来日。喜寿庵に招待するも梅雨時にて富士山が見えない。彼等は夫妻で一週間日本に滞在して京都旅行なども計画していたが、富士が見えるまで粘るとそのまま連泊する。時節柄話題になるのを避けたが、クリミアもウクライナも全く気にもかけていない様子。バカでかい国だ。

4. 7月にもう一度インドに行く。日本のほうが暑くビックリ。向こうに居る間に今度は家族が腕を骨折。息子はロンドンにいて一家は地球中に散らばっていた。この時はメール・携帯は便利なモノだと感心した。そして帰国するとその足で元上司の葬儀に。全くなぁ、感慨無量。

5. その後ヨットとゴルフに遊び散らすが、何かと一種のスランプになる。雨にも随分やられたがどうにも調子が悪いのが10月まで続く。結構きつい。喜寿庵に籠ったりした。盟友中村兄はヘルニアがひどくなり、ゴルフは引退。東 兄もまた肩が上がらんやら。こりゃこっちも気を付けなければ、そういう年になったのだ。

6. SMCの中島さんのライヴを見て感動し、飛び入りの早野さんのシャンソンにもシビれた。こういうのもいい機会なんだと考え方が変わる。中島さんとは年末も泥酔大会ができた(二人で)。

7. 出雲に出かけてみた。大社も無論行ったのだが、奥出雲にも足を延ばした後、松江に泊まった。出雲に初めて行きました出雲に初めて行きました Ⅱに詳しく書いたが、人文の古さに感心した。

8. この頃から関係ない飲み会が集中してきて、地元東京以外にも博多・小倉・別府と泥酔し、未だに続いている。命がけの状態なので心配になり身体検査を2回も入れた。この年になると五体満足なはずもなく、高脂血症の処方をしてもらっている。

9. そしてオレは還暦になった。カンレキですぞ!昔はこの語感がイヤで59歳を二年やって61才になろうかと本気で考えた。しかもなった途端に急に目が悪くなった気がする。本当の話だ。

10.一年を通して本ブログで好き勝ってなことを書き散らしたが、読んでいただいた皆様に感謝します。来年はもう少しマトモな物を書きますのでどうか宜しく。本年最も読まれたのは ローリング・ストーンズがやってきた ジャンピング・ジャック・フラッシュ
でありました。

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2015年には起こりそうもないこと

 

冬至・天皇誕生日・クリスマスソング

2014 DEC 23 3:03:50 am by 西 牟呂雄

 昨日は冬至。一番夜の時間が長いらしいが、占星術的にも何かの節目になるだろうか。いい方に変わっていってくれる予兆はまだない。
 そして本日『日嗣ーのー皇子は、お生まれなーた』と(嘗ては)歌われた天皇誕生日。お休みです。
 それであしたはクリスマス・イヴ。待ち遠しくも無いけど。

 ここ何十年もこの時期に町中で山下達郎の名曲「クリスマス・イヴ」が流れる。確かCMに使われてましたが、いい曲ですね。聞いていて気が付いたのだが、この歌詞には女性の固有名詞が四人も入っている。『雪絵』さんと『時美』さんに『佳苗』さんと『君枝』さんだ。そこでいつものゴロ合わせをやってみたのだが、今回は全くうまく行かなかった。題名からなにかお目出度い『お題』を期待した皆様、あまりにも下らないのでマジメな方は以下を読まないで下さい。読むならイア・ホンでこの歌を聴きながらにしてください。 

*雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう
(あれは 老け過ぎに  雪絵 とか ワルだろ)
Silent night Holly Night
(サイレン 無い ほーら 無い)
きっとキミは来ない 一人きりのクリスマス・イヴ
(キス 時美は しない 左ギッチョ リース麻酔)
Silent night Holly Night
(サイレン 無い ほーら 無い)

心深く 秘めた想い
(ここで不覚 姫は重い)
叶えられそうもない
(佳苗 は 躁病)
必ず今夜なら
(ならず者 いやなら)
言えそうな気がした
(いえ 損な 怪我した)
Silent night Holly Night
(サイレン 無い ほーら 無い)

まだ消え残る 君への想い
(まだ木へ登る 君枝の思い) 
夜へと降り続く
(寄る と 振り続ける)
街角にはクリスマス・ツリー
(待ち か とは リッスン・トゥー・ミー)  
銀色のきらめき
(任意の 閃き)
Silent night Holly Night
(サイレン 無い ほーら 無い)

*リフ
クリスマス・イヴ 山下達郎
・・・・。おそまつでした。尚、歌詩の中の固有名詞は作者と何の関係もない想像上の人です。

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荒事の華麗な芸 市川海老蔵五役相勤申し候

2014 DEC 19 21:21:25 pm by 西 牟呂雄

 師走の歌舞伎座は雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)であります。
 今年の忠臣蔵は播磨屋・音羽屋・成駒屋さん達たちが関西に行ったようで、お江戸はナシ。
 始まりのときに腹話術で使うカラクリ人形が『エッヘン、演じまするは市川海老蔵』などとやってみせて客席を笑わせます。

「よっこらさ。シャ!うんこらさ。よっこらさ。シャ!うんこらさ。」
 成田屋・海老蔵さんの見得が決まる。すかさず声が掛かり万来の拍手。見事なものでした。二幕目に演った『毛抜き』のシーンです。成田屋歌舞伎十八番の演目、いわゆる荒事(あらごと)で下ネタだらけの出し物。お小姓に迫り女に擦り寄りどちらにも振られ、そのたびに『いや、面目次第も御座りマーせーヌー。』と頭を下げる。私生活もそんなもんだろう、遊びは芸のこやしですなと想像を掻き立てられます。
 寄り道しますが、この場で髪の毛が逆立つ奇病になる息女、錦の前をやるのは成駒屋からはただ一人参加の中村児太郎。僕が玉三郎に次ぐ女形だと贔屓にしていた人で、見た目も綺麗だが『いやじゃ、いやじゃ、いやじゃわいな~』とか『アイナァ』という声がいいんです。

 今回のウリは、海老蔵さんの一人5役で”早変わり”も2回程あり、花道での”梯子乗り”あり(初めて見ました)最後の大詰めの大立ち回りの後、不動明王になっての”宙乗り”あり(これも新歌舞伎座では初めて見た)。
 そして大和屋・坂東玉三郎さんが花道を出てきた時は、席が東 42という一番遠くからだったので失礼にも一瞬『美川健一みたい』と思いましたが、舞台に進むとさすがに艶っぽい。海老蔵さんの鳴神上人を酔わせて口説き落とすところがギョッとするほど壷に嵌まってこれまた結構。鳴神上人は下戸の設定で無理矢理飲まされ泥酔し、還俗し夫婦になると口走る。

「お師匠様。還俗されたらお名前は(本気かどうか確かめている)。」
「ぬぅ、そーれーはー(ツイ口走っただけなので考えてない)。」
「してそのお名前は(畳掛ける)。」
「ぬぅ。」「さぁ。」「ぬぅ。」「さぁ。」
「いーちーかーわー、えーびーぞーおー(破れかぶれで本名を言う)。」
やんやの大喝采でした。
 おまけに酔っぱらっている演技など、酒乱伝説もあるくらいだから上手いのなんの。僕が泥酔したらあれぐらいかな、いやまだ修行が足りない。もっと飲まなきゃ。
 
 それから大詰め『朱雀門王子最後の場』。素晴らしい見得を見ていて気が付いたが、歌舞伎は客席から見るもの。何が言いたいかというと、あの見得の見事さは映像には合わないように思います。映画でもテレビでも”切り取った”画面になってしまい、見る人は監督或いはデイレクターの視線でしか観賞できない訳ですね。おまけにアップで撮ったりパンしたりする演出をされると舞台とは印象が違いすぎる。新劇でも早野さんが出演したハムレット を見たときにも感じたことです。
 例えば今回も活躍した萬屋・中村獅童さん。この人もいいんだけど(実はファン)映画やテレビに出すぎるから科白の時に相手を見過ぎる。そこは半分向けて客席の虚空を睨むところでしょう。映像と舞台は別物です。

 そして最後に不動明王が制多迦(せいたか)童子と矜羯羅(こんがら)童子を従え降臨して”宙乗り”になります。ですが新橋演舞場ではないので上るだけ。そこに紙吹雪を降らせますが、あれはあんまり意味が無いような。クリスマスの演出のつもりなんですかね。
 面白かった。

九月花形歌舞伎

九月大歌舞伎 千穐楽

猿之助四十八撰


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今頃選挙雑感 

2014 DEC 17 21:21:09 pm by 西 牟呂雄

 結果についてはご案内の通り。安定多数になったからどうなるとも思えない。足元の経済情勢がオイルの値下がりを引き金に大きく変わってしまった。あれなんかOPECとアメリカが水面下でロシアとイスラム国潰しに談合でもしたのかと疑いたくなる。もっともそういった時に政権が安定しているのはどちらかと言えばいいことなんだろう。経済的に不安定要素が無いなんてこと自体が予測不能だからだ。それでもこれからマスコミは粗探しに勤しむだろうしスキャンダルだって出るに決まっている。しかしですな・・・。

O前経産大臣
禊も何も相手が弱すぎるので勝って当たり前。だけどこれから特捜が動くのだから本人気が気ではないだろう。本当に何も知らなくて悪意はないのだろうが、実態は真っ黒。罰金だの書類送検だのの度にガンガン報道されて耐えられますか。当面活躍の場は無いし安部政権続く限りお呼びでない。それにしてもこの人割と良かったように思うのだがもったいない。

M前法務大臣
お疲れさん。あんなウチワ貰って投票した人なんかいるわけないからグレーですかね。選挙の買収に当たるとしたら上記Oさんの方がマズいくらいだ。だけどこの人の答弁が頂けない。ブンヤ気質が抜けないせいなのか、でももう議員生活の方が長かろうに。熱弁を振るうとかの『真紀子』さんを想起させるのが最大の弱点。じつはそのブンヤ時代に週刊〇日で真紀子さんにインタヴューしたのがこの人でした。

Y県2区
ここはですな、自民党のもと大物の世襲と保守系無所属の争いになって(0増5減の減で調整できず)結果から言えば保守系無所属が勝った。勝ったものの対抗が比例で復活して結局どちらも目出たく議員。保守系無所属は官僚出身、世襲の方はと言えばコレ大物の息子さん、じゃなくてその嫁さん。こんなのアリかよ。嫁さん本当に政治家になりたかったんだろうか誰か聞いてくれ。
で、隣の1区は某現職が縁もゆかりもないエリアの比例1位に逃げ出して当たり前のように当選。どうにかしてくれ。

野党共同代表H市長
在特会との対話からしてヤバかった。『だったら立候補しろ。』と言ったのに出なくてマイナス。石原慎太郎と組んでた頃がピークで、府知事⇒市長⇒また市長と選挙を繰り返しましたねぇ。いいことも言ってたんだけどオジャンになりそうで・・。かわいそうなのは隣に出てくる府知事・幹事長があまりに発信力が無くいつも独り舞台状態。大阪で演説している時は違うのだろうか。共同代表のもう一人のE代表もエラソーだから遅かれ早かれ別れるのでは。

解党元W代表
今日時点で、今週にも特捜の事情聴取があるそうだ。8億円を甘く見た上に軸足ブレまくりがヤバかったかな。いい線まで行ってそれなりの議席数を得たんだが『結い』離脱から後任代表まで喧嘩ばかりしていたのは見苦しい。自民党に候補を立てられて、親子二代で作り上げた地盤がこんなにモロいとは。あと、どうでもいいけど奥さんの評判を週刊誌も書かれ過ぎたね、痛かった。

沖縄県
無理もないよな。10年議論した普天間の移転をハトがメチャクチャにしてしまって全て振り出しに戻った感あり。今更『辺野古移転』で選挙は無理。これから10年かかるだろうが、某国は待っちゃくれないしセンカクにも別の某国がやってくる。それにしても四つの小選挙区が「〇活の党」「社〇党」「〇産党」「無所属(元自民、現在非自民)」って凄いな。官房長官・地方創生大臣でじっくり話してみるしかあるまい。今度現地に行って見たい(行ったことがない)。

東京野党〇主党
小選挙区落選かぁ。それぞれ言い分あるでしょうな。誰とは言わないが筆者の知り合いもこの政党の東京某区で立候補してダメでした。だけど勝った方の顔ぶれも選挙区で見りゃどうってことないみたいだし(失礼)、比例復活もあるし・・・。考え込まざるを得ない。N田元党首(選挙区千葉だけど)は定数削減をやっていない、と怒っておられたが、気持ちは分からんでもないが比例を減らせばす~ぐ解決する。そうすると東京の復活は・・・。

T母神候補
この人とか〇産党とか信念でダメモトの立候補するのはエラい。だがやたらと攻撃的な演説は、ネットでの人気は出るかも知れないが実際の投票行動には結びつかないようだ。しかしながらこの人の話はいわゆるヘイト・スピーチのようにエキセンではなく(そりゃ毛嫌いする人もいます)笑いを取る様な工夫も一生懸命考えているようで面白い。どうも現役時代中国に行っても同じようなことを言ったらしい。

〇産党
大躍進です。しかし党員が倍になったとも思えません。一方で〇明党も完勝でしょう。こちらも学会員が増えたとは聞きませんな。党員とか学会員以外で両党に投票したと思われるいわゆる無党派層は一致しているという話がある。筆者には、創共秘密10年協定の存在や、宮〇書記長と〇田会長の対談が新聞に載ったという記憶が残っていますね。で、〇産党という名前は手垢がついてネガティヴな響きがあるし、いっそ党名を変える、正大党に。するとです、公明正大というちゃんとした四文字熟語ができるではないか。両党の連立政権も・・・、いや冗談冗談。怒らないでくださいね、支持者の方々。

さて来年はどうなりますか。

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小倉記 別府 さけいけにくばやし 編

2014 DEC 15 20:20:03 pm by 西 牟呂雄

 忘年会を別府でやった。関東近辺でも昔は会社とか団体で熱海あたりに繰り出してはドンチャン騒ぎをやっていたのだが、昨今はすっかりそういったムキは減り、せっかくの機会だから小倉から別府までわざわざ行って宴会をやったのだ。昼前の特急ソニックに乗ってエッサエッサと出発。古式に則って缶ビールをジャカジャカ開け早速盛り上がった。
 実は小倉時代には九州の温泉は随分と行ったのだがズバリ別府というのは初めてで、それだけでウキウキする。僕の単純なところだ。源泉数・湧出量ともに日本一である。別府八湯とも言われる広大なエリアで地獄巡り等も有名なのだが・・・。
 別府に着くころには当然のごとく全員が酔っ払ってしまった。頼りになるのは元々飲めない者二人なのだが、アミダクジで部屋割りをしたりその勢いでドボドボ温泉に飛び込んだりしていると、何も観光していないうちに夕食の時間になってしまった。しかもこの日は物凄く寒かった。さすがに別府のお湯はなかなか熱い。長く入っていられないので何回も出たり暖まったりしたところ、胃の中に残っていた焼酎がガンガン廻って気持ち悪くなってしまった。

 夕食は『コ』の字型にお膳が並べられた大広間で、正しく『カンパーイ』の声が掛かって始められた。コンパニオンなんかを呼ぶ余裕は無いから、仲居のオバチャンと掛け合い漫才をしたり、焼酎をつくる若い人が走り回ったりしているうちにだんだん声がデカくなる。バカ笑いもあがる。はじっこのほうでモメ事が始まる。何も別府名物の地獄巡りに行かなくても、十分に酒池(さけいけ)地獄にドップリ浸かっているのだ。
 その次は徒党を組んでの肉林のはずが、食後にもう一度浸かった温泉で昇天してしまい、旅館から出ることはなかった。

 さて全員二日酔いで朝起きると、遠く大分の山は冠雪しているではないか。この日は選挙で東京まで新幹線で行くのに大丈夫か、と不安がよぎる。小倉でちょうど良く乗れたのぞみの自由席で缶ビールを空けて睡眠導入剤〇〇スリーを飲んだ。これ、お医者様からは止めたほうがいいとは言われていたが、二日酔いに耐え切れずやってしまった。以前ロシア行きの飛行機でこれをやってヘロヘロになり、キャビンを徘徊したことがある。今回はウトウトするくらいで助かった。次に気が付いたのは関が原あたりで、大雪の光景に目が点。
 東京駅に着いたら上越新幹線が雪で何時間も止まったようで、払い戻しの人がごったがえしていて又ビックリ。

 帰宅後、国民の権利とばかりにセッセと投票に行きましたとさ。結果比例復活が効いて対立候補は二人とも(共産党除く)議員になってしまい、目出度いのか何か知らんが損した気分になった。

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小倉記 博多泥酔編

2014 DEC 14 17:17:50 pm by 西 牟呂雄

 実に1年振りくらいに関門海峡を越えたのだが、北九州の冬らしく初雪(みぞれ?)も降りゴーンと冷えた時期に当たってしまった。いつもと違うのは我がSMCの同朋中島兄と一席一緒に囲んだのだ。
 今回は新幹線で小倉を通り過ぎ博多に降りた。小倉時代は温泉めぐりはしたが、観光目的で博多に行った事はない。考えてみればもったいない話だが近すぎるのだ。東京からわざわざ横浜まで飲みに行かない、といった感じか
 中島兄は秋口のライヴでお目にかかったが、実に多彩な音楽談義を楽しめた。どうもワタシの方が若干ヤンキーっぽい道を辿ったようだった。水炊き発祥の地で博多の味を堪能させて頂いた。中島さんは酒も強く、二人でカルーく焼酎を一本飲んでしまい、コメントした通り帰りには新幹線で寝て広島で目覚めるという危ない橋を渡った。

 楽しく酔っ払った後にトボトボ歩いていたらみぞれ交じりになった。これ、実にシミジミするモンですな。翌日は例の二色刷りの小倉の空で、玄界灘の方は真っ暗だった。

 さびしいなと 口に出してみる みぞれ空  夜長の冬の 寒き 旅先

 こう詠みつつ又飲みには行くのだが、小倉の繁華街は相変わらず3人一組の機動隊員が見回りをしていて、安全は確保されてはいるものの不気味ではある。k會はNO1・2・3が挙げられて本部も使用できないらしい。このまま引き下がるとも思えないのだが警察も引くに引けない。
 別にそのせいじゃないが、あしたは忘年会に別府まで繰り出す。温泉が楽しみだ。
 

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夢のアルツハルマゲドン 

2014 DEC 12 16:16:24 pm by 西 牟呂雄

 身の回りが青く広がっている。ブルーな世界だが透明感に包まれている。どうも宙に浮いているようで、気が付いたら足は地面を踏んでいない。息は普通にできているし手足も動く。
 だんだんあたりが暗くなってくる。ブル~からブラック、色の無い世界にゆっくりと変わってくる。すると遠く、距離がどのくらいか見当もつかないような遠くの方にチラチラ光が見えてきた。それは前後左右上下と球面体のように広がっていて、体は自由に動くのだが重量感は感じられず、宇宙の真ん中を漂っているようなのだ。しかし先ほどから呼吸は不自由ない。そして重力を感じないせいで上下左右の感覚もない。漂っているのだ。
 漆黒の空間に稲妻のような裂け目が走った、と思ったらガバッといった具合に水の上に頭が出た。今まで泳いでいたのか。いや、足が着いている。更に驚いたことに全然広くも無い水溜りのような池に立っているではないか。水は緑色に濁っていて下半身は見えない。出ようとして縁に手を掛けたらガサッと崩れて、同時にトイレが流れるときのように足元から吸い込まれて落ちていく。
 転がり出た先は今度は何だ。緑色のタイルがモザイクのように敷き詰められただだっ広い部屋の中だ。ツルツルする手触りがあった。寝ていたのだ。ゆっくりと起き上がってみると体育館よりも広い。重力が感じられた。東京ドームがこのくらいなのだろうか、たった一人で寝ていたようだ。立っては見たが足元が滑って歩けない。しょうがないから四つんばいになって進もうとしたが、どっちへ行けばいいのかが分からない。滑りつつもセッセと這うことを繰り返したが、進んでもいない。上を見ると床と同じ色の天井が遥か高いところにあるのが分かった。ここは一体どこだ。
 するとその部屋だか何だかがゆっくりと回転を始めた。体が少し滑るので分かる。そして平面方向だけでなく3次元軸も回転を始めた前後左右に滑り出したのだ。更にだんだん速度が速くなってくる。タイルの目地がぼやけて全体が緑の空間のようににじんで見えてくると、不思議な浮揚感に包まれ体の重ささえも感じられない。今は緑色の球の仲で浮いているような感覚になってしまった。手足の感覚がない。
 いや、見ようとしてみると手も足も無い!無いというより見ることができないというか、肉体がどうも無くなった。緑の球になったころからだ。さっきまで四つん這いになっていたのに。
 しかし何故だか『焦る』とか『困る』といったハラハラ急き立てられる感じがしない。この訳の分かんない状態は一体何なのか、どうしてこんなことになっているのか、全て分からない。それどころか、この緑の空間というのは僕に見えている”何か”なのか。肉体が無いというのは痛いもかゆいも疲れたもないので多少の陶酔感すらある。もしかしたらこの緑の空間が僕の『意識』かも知れない。
 だんだん暗くなってきた。僕はズーッとしたを向いているらしい。下の方に下がって、いや落ちて行っているのだ、うわー・・・。真っ暗になっちゃったよ。

 薄目が開いたように少し視界が利いている。声も聞こえるみたいだ。ぼんやりと人影も見える、動いている.『おじいさん、息して!』うるさいな、息なんかしなくても苦しくも何ともないんだよ。誰だあれは。見たことあるけど。もう目を開けるのも面倒だ・・・。あれ、オレは・・・・今まで何だったんだろう。人間だったかもしれないが、もう口が無いので言葉も発せられない。アッ目ももう無いようだ。瞬きしようとしたが瞼がない、目がなくなっているのだ。周りからはオレはどう見えているのか。オレ・・・・死ぬのかな・・・・。

実験ショート小説 アルツハルマゲドン(オレは誰なんだ!)


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2025年 AIを国民の手に


 

いよいよ選挙で出て来た失言 

2014 DEC 9 21:21:56 pm by 西 牟呂雄

 全般的に失言の類は少ないのではないか・・。与党勝利の世論調査が報道されたため『油断するな』の引き締めが効いたのであろう。沖縄と東京に注目しているのだが、私の地元の選挙は自民党の大物が続々応援に入っている。沖縄は僕なんか口だし出来そうもないが、東京には次の土曜日に小泉新次郎をベッタリ貼り付けたら大物が落ちたりして。

A財務大臣
「この2年で株価は1万7千円まで上がった。円安にも振れた。その結果としてう企業は大量の利益を出している。出していないのは、よほど運が悪いか、経営者に能力がないかだ。」
ー予想とは少し違ったが、やると思った人がやっちゃった。波に乗れない中小って多いんだよ。失言界のスーパースターの面目躍如。-

「高齢者が悪いようなイメージを作っている人がいっぱいいるが、子どもを産まない方が問題だ。子どもが生まれないから、子ども3人で1人の高齢者(を支え)、もう少しすると2人で1人(を支える構図)になる。」

ー危ない危ない、期待通りこの人はやってくれました。『子供をもっともっと生みたい、という人がドンドン生める社会を目指して・・・』くらいにしとかなきゃ。生まなきゃわ・る・いとなるとね、女性票が減る。-

E野党幹事長
「自民圧勝と報道では出ている。集団的自衛権もどんどんやってください、特定秘密保護法で国の秘密をどんどん隠してください、円安と物価高で生活が苦しくなるけどそれでも構わない、という人は棄権をしてください。さすがにもうちょっとバランスを取らなければ、暮らしの声を届けなければ、そういう思いがあったら何とか私たち(民主党)に、もうちょっと力を与えていただきたい。」

ーこれってスルーしていいのかね。『棄権をして下さい』はマズいと思えるが。それ民主主義の危機なんじゃないか。革マルシンパの全共闘上がりがバレ倒した上でこれか。師匠筋のSゴク弁護士も自衛隊のことを暴力装置と失言しておられたが。

E野党共同代表
「自民党に300議席以上与えたら一党独裁だ。ヒトラーの時代と同じだ。」

ー今だって300近くあるのに・・・。この人こんなことばかり行ってると、プッツンするんじゃないか。ヒトラー・ネオナチに例えるのが我が国の風土にそもそもあっていないことに学んでいない。中身大して変わんないのにムリするから国民はシラける。こういう人を昔は三百代言と呼んだような。ー

H野党共同代表
ー待ってるんだけど自民党の悪口ばかり言って期待の『公明党が裏切った』を封印している。足元が覚束ないからだろうが、やっぱり選挙区出なくちゃ迫力が無い。安全運転なんかしたら存在価値無いんじゃないか。それとも都構想も賞味期限切れで国政には届かないのか。維新の党の近畿比例1位って元民主党ですよ。いっそ怒鳴りあいになった在特会のオニーさんでも呼んでみたら・・。-

某政党CM「夢は正社員になることです。夢は結婚です。」
ーこれはあまり良くないのではないか。国民をバカにしているような響きを感じるのは僕だけだろうか。ー

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