Sonar Members Club No.36

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激しい雨が降る

2016 DEC 11 9:09:57 am by 西室 建

 ボブ・デイランはやっぱり来なかった。
 それはそれで構わない、代わりにパティ・スミスが『 激しい雨が降る(ジョーン・バエズ版) 』を歌い、アメリカ大使がメッセージを代読した。ディランのライヴもあるのだが、このジョーン・バエズの声が好きなので悪しからず。終わりの方でディランの物真似をしているように聞こえるのがツウには堪えられない。
 この歌は60年代初頭、折しものキューバ危機に触発されたものとされる。アノ当時には成人していなかったが、本当に核戦争が始まってしまうかも知れない、といった緊迫感をバック・グラウンドに書かれた。
 で、例によってパクリの歌詞を付けてみた。クリックしてバエズの美しいソプラノと一緒にお楽しみ下さい。

  Oh, where have you been, my blue-eyed son?
  (どこにいる わたしの息子)
  Oh, where have you been, my darling young one?
  (どこにいる 愛しい人)
  I’ve stumbled on the side of twelve misty mountains,
  (霧の山の 中で さまよい)
  I’ve walked and I’ve crawled on six crooked highways,
  (曲がりくねった 道を 渡り)
  I’ve been out in front of a dozen dead oceans,
  (死の海 に佇んだ)
  I’ve been ten thousand miles in the mouth of a graveyard,
  (遠くの お墓の 入口まで)
  And it’s a hard, and it’s a hard, it’s a hard, and it’s a hard,
  ( 強い       強い      強い      強い)
  And it’s a hard rain’s a-gonna fall.
  ( 強い  強い   雨の中を)

 まだまだ2番から長いのでやめた。
 確かバングラディッシュ・コンサートでも歌ったと記憶する。
 アルバムではA面の最後、Don’t think twice, It’s all right の前の曲で、初めて聞いたときはそんなに印象に残らなかった。
 ところで代わりをパティ・スミスに頼んだというところがミソで、女流詩人ということになっているが、もう70近いパンク・ロッカーである。美人だが男のような風貌、その後に続くアナーキーなパンク野郎共の先駆けになった人。
 出てくるほうも出てくる方だが、ここまでやるとディランという人は一種の皮肉屋とかスネ者の気配がしなくもない。

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Categories:オールド・ロック

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