Sonar Members Club No45

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はじめまして

2016 DEC 27 19:19:47 pm by 野村 和寿

%e8%87%aa%e7%94%bb%e5%83%8f野村和寿と申します。
まずは、本クラブのブログに入るきっかけと自己紹介をさせてください。
*きっかけ
世の中不思議な出会いがあるものです。ネットを閲覧していたら、まったく偶然に、当ソナー・メンバーズ・クラブの発起人である東賢太郎君のブログを発見しました。内容をよくよく拝見してみると、ボクと同じような音楽傾向をもっているのでもしやと、プロフィールを拝見したところ、ボクと中学1年のときに、同じクラスで、野球を共にしていたあの東君ということがわかり、まったく驚きました。高校、大学、社会人と一度も接触することなく、なにしろ、49年ぶりなのです。また東君の相棒が、SMCを管理している西室建君で、これまた、不思議なことに、ボクと同じ高校の同期で隣のクラスに在籍していたことも判明してしまいました。
東君とは49年ぶり、そして西室君とは、46年ぶりに顔を合わせ、すっかり話が通じるのはやはり、同時代を生き抜いてきたからでしょうか? まったく職業も畑も異なる昔の友にブログを書かないかと誘われました。そして、これを、今、書いています。
*自己紹介
1978年から2015年まで37年間、総合出版社で編集者生活一筋でした。ボクらの頃は、出版といえば、雑誌が隆盛を極めていた時代です。ボクのいた出版社は、いろいろなジャンルの雑誌を出版していましたので、まんが雑誌、オーディオ雑誌、テレビの雑誌、映画の雑誌、大人の趣味の雑誌、さらには世界遺産のDVDがついた書籍全集、般若心経のDVDのついた書籍、世界遺産のウィークリーマガジン、百科事典などなどありとあらゆるジャンルの編集を手がけて参りました。その意味では、生涯一編集者を自認しています。
まんが週刊誌には、写真まんが、バイクまんが、サッカーまんがなど、なんでも編集を担当させてもらいましたが、特に当時のまんが週刊誌には、グラビアのページがあり、女の子のグラビアでは、当時AKB48の元祖のような「おニャン子クラブ」の修学旅行と題して、「旅館で枕投げ」のページを作ったり、とにかく存分に遊ばせてもらいました。当然、編集者には寝る暇も無く、印刷所が休みの正月を除き、ほとんど、毎日、編集部におり、必ず帰るのが夜中か明け方という生活をずっと続けてきました。
不思議動物では、一時流行したウーパールーパー(両生綱有尾目トラフサンショウウオ科)の初めて紹介したことから、一時、ウーパー野村などとも揶揄されておりました。
スポーツは、マラソンを科学的に分析するというのが好きで、沿道で、スペシャルドリンクの飲み残しを拾ってきて当時強かったタンザニアのイカンガーとか、東ドイツのチェルピンスキーらの強豪がレース中にいったい何を口にしているかを分析したりもしていました。話せば編集者の頃のことは長くなりますので折に触れてご紹介していくことになるかもしれません。
現在の趣味は、ライカというカメラ、ライカは手に持つだけで、往年の名カメラマン ロバート・キャパにでもなったような気分になれます。楽器でチェロを弾くこと。頭で運指を考える必要があり、頭を非常に多く使う難しい楽器です。クラシック音楽を聴くこと、長くて分厚い本を読破すること。イタリア語にも興味をもっていてイタリア語で話すのも好きです。イタリア語は料理にとどまらず、古くからの言語なので、表現がとても論理的でなおかつ、イタリア人は、人生を謳歌しているところが気に入っています。
本や映画では特に、1950-60年代の話を追求していき、時代に埋もれたいろいろな事実を発見したりするのが好きです。なぜかといえば、クラシック音楽の演奏でも、たとえば、名指揮者フルトヴェングラーは第2次世界大戦中にもドイツに残って指揮をし続けたので、緊迫した歴史そのものと対峙した音楽の演奏が記録に刻まれています。
また、本で、歴史の隙間を埋めるような記述を探すのも好きです。たとえば、1945年にドイツが敗戦した後、唯一の同盟国でまだ戦争最中の日本では、どのように対応したのか?ドイツ大使館はどうなったか? 第2次世界大戦中に、日本とドイツの間を潜水艦は何度行き来したのか?といった歴史に埋もれた事実を発見して、一人納得したりもしています。また当時制作・公開された邦画、洋画からも、風俗を知ることが出来、新しいことを発見することにこの上ない歓びを感じています。最近観た映画はイングマール・ベルイマン監督の『野いちご』(1957年スウェーデン映画)これは人生を描いた最高のロードムービーだと思います。
ということで、長くなりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

写真は、1985年頃 少年週刊誌のグラビアの撮影カメラテストで、撮ってもらったもの
そして、もう1枚は、今は閉館してしまったお茶の水にあったカザルスホールのカザルスの前でチェロを友にちょっと古いのですが、2009年に撮った写真です。

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