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男の引き際

2012 OCT 1 12:12:53 pm by 東 賢太郎

今年はソフトバンクの小久保、阪神の城島、金本、広島の石井琢朗が現役を引退するそうです。昨日はその4人ともヒットを打って大活躍で、小久保はなんと2打席連続ホームランをかっとばしました。まだできるのに。みんなそう思ったでしょう。

昨日が引退試合だった石井と城島は泣いていました。いわゆる男泣きです。男は人前で涙をみせるなということになってます。日本では一応。が、彼らにそれを言う人はいません。よくやった、ありがとう!の嵐です。金本などカープで育ってカープ戦によく打った不届きものなのですが、その僕も心の中で、心から彼に同じ言葉をおくっています。

こういう場面でアメリカやイギリスの男は泣かないでしょう。たぶん。老兵は消え去るのみと淡々と笑顔で手を振って、でしょう。わかりませんが、中国人は泣かない、韓国人は泣く組のような気がします。誰か教えてください。

日本には「桜散る」の美学があります。日本に詳しいイギリス人が旬(しゅん)という英語はない、訳せないと言っていました。あえて言えばin seasonだそうですが、彼はこれをきくと牡蠣を連想するそうです。Rのつく月というやつですね。「彼は今が旬だね」He is now in season. 人食い人種です。

旬じゃなくなったと思ったら身を引く。自分の意志で。悲しい、残念だ、まだできる、そう思いながらも。これは日本人の美学に添っています。その「思い」が涙にこもる。これは日本男児の掟の例外規定として欄外に小さく記されているのです。

 

Categories:______世相に思う, 徒然に

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