世界のうまいもの(6)-イギリスのブルー・スティルトン-
2012 OCT 23 13:13:32 pm by 東 賢太郎
ブルーチーズがお好きでない方は無視してください。
ロンドンに6年いて最もうまいと思ったもののひとつです。以来、今でもこれなしには生きていけません。イタリアのゴルゴンゾーラ、フランスのロックフォールと並び世界3大ブルーチーズと言われます。ロックフォールだけは羊乳です。写真はウィキペディア(Dominik Hundhammer氏)よりお借りしました。
好きずきですが、僕にとって他の2つと同じジャンルでくくるのもどうかと思われるほど、別なものです。重くてクリーミーで濃厚。複雑にブレンドされたえも言えぬ熟成味があって、チーズ界の納豆といえましょう(納豆がダメな方、無視してください)。
青カビの分量とチーズそのものの風味、塩分、熟成期間で味が大きく違います。青カビが少ないのはだいたい安物ですが、多すぎるとややツーンという刺激が強く、バランスが大変微妙です。ロンドンのハロッズで売っているものが安心でしょう。僕は行くと1kg位買ってきます。
正統派の食べ方はポートワインとということになっています。たしかに英国人はそうすすめますが、甘いのでどうも僕はダメで、
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