侍ジャパンvs オーストラリア
2013 FEB 25 0:00:52 am by 東 賢太郎
我が広島カープに3安打完封を食らった侍ジャパン。しかしオーストラリアとの壮行試合2試合目は10対3で大勝し、2連勝しました。ただ気になることはあります。マエケンは甘いスライダーを3ランされましたがそれはいいとして、なぜかあまりタマがいってなかったのが気になります。今村も球威がいまひとつでいい当たりをされていました。一方で摂津はコントロールが最高で、あの落ちるシュートはあまり打たれないでしょう。澤村はあいかわらずパワーピッチングで、こういうタイプを馬鹿にしている解説の桑田が「エイや!と投げて結果が良くても何も学びませんから・・・」とクールに解説してましたね。森福と山口はまあまあでした。
打者では内川のミートのうまさが光りました。そして松井の走者一掃3塁打。打ったのは初球空振りしたインローのタテのスライダーでしたが、同じ球(初球よりやや甘めでしたが)を見逃さない眼、軸足を引いてファウルにならないようにライト線へはこぶという超高等技術にはため息が出ます。ロッテの角中は初めて見ましたが、タイミングとバランスと取り方が元ヤクルトの青木に似ています。やはりミートがうまくて三振しないタイプでしょう。
勝ちはしましたが、長打力の無さは仕方ないという感じを受けました。それから、オーストラリアの今日の内野守備は日本の高校野球以下のレベルで実に下手でした。投手のコントロールもアバウトで、知性より力の野球なのにメジャーの荒々しさもないというチーム。この2試合の戦績はあまり参考にはならないでしょう。
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