宇宙人のいる星の画像(NASA)
2013 JUL 27 8:08:56 am by 東 賢太郎
下の写真をご覧いただきたい。これは生命体が確実に存在することが立証された惑星のNASAによる貴重な画像である。左の大きめの星をA、右の星をBとすると問題の星はAであり、Bではまだ生命体は確認されていないとのことだ。
米国の宇宙物理学誌「アストロフィジカルジャーナル・レターズ(The Astrophysical Journal Letters)によると、タンパク質合成が可能であり水が存在し得る温度を保つことのできる「ハビタブル・ゾーン」を公転する惑星が数多く確認されているが、この惑星Aはその一つである。しかもAは大きさも組成も「地球型惑星」に属しており、 主に岩石や金属などの難揮発性物質でできている。画像には写っていないが、Aが周回している恒星はスペクトル型がG2V、表面温度約6千度の主系列星であり、我が地球も属している「銀河系」の中心から約3万光年はなれたところに存在しているとされている。
これがAを土星から見た写真(左)、水星から見た写真(右)である。この小さな光の点にどんな生物がいるのか、想像はふくらむばかりだ。宇宙人ときくと眉に唾する人が多い。しかし現に今、こうしてこの惑星A、すなわち地球(Earth)で皆さんは宇宙人の自画像をご覧になっている(Bは言うまでもなく月、Moonである)。科学的な態度とは、証明できないことは眉に唾せず、少なくとも否定はしないということだ。
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