娑婆に戻りました
2013 AUG 24 18:18:51 pm by 東 賢太郎
さきほどハワイから帰国いたしました。人間の体は不思議なもので、ちょっと感じていた小さな変調、肩こりとか胸やけとか耳鳴りとかそんなの年相応ですよで片づけられていたものが今は全部消えています。何よりの薬でした。
1週間ずっとハワイ島におりましたが、この島がまたいい塩梅に都会人に娑婆を思い出させるものがなんにもありません。我々のような職業ですと、ともすればゴルフ場だって仕事場みたいなもんですから、そんじょそこらのコースだと耳鳴りが復活しかねません。ところがここのマウナ・ラ二というクラブは海辺の浮世離れした美しいゴルフ場で、海越えのパー3なんかが有名で、すっかり俗世間を離脱してしまいました(スコアも忘れちゃいましたが・・・)。それから翌日シュノーケリングをして、最終日は1日かけてマウナ・ケア山の頂上、標高4200メートルまで行って日没と星空を満喫しました。天文少年に戻って土星の輪っかやら流れ星やらに歓声を上げてしまいました。
なにやら人間には副交感神経なるものがあって食事中や睡眠時など、体がゆったりとしている時に働くそうです。1週間そっちにスイッチが入りっぱなしだったので良かったんでしょう。ただ、それならずっとビーチに住めばいいかというとそういうものでもないそうです。どんなに良いリゾート地に住んでもそれが日常になってしまうとそれはそれで必ずしも長生きするわけではないというのはデータに出ているそうです。精神が安寧だと今度は食べ過ぎたり飲みすぎたり云々などしてちゃんとバランスシートは帳尻があってしまう。人間というのは因果なもののようです。
オン・オフの切り替え。これが如意になったらすごいんじゃないか。なにやらひとつ大きな人生の目標をもって帰ってまいりました。
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