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なぜ世界中でミツバチが消えているのか?

2013 DEC 9 11:11:11 am by 東 賢太郎

F1種子とは、実をつけるがその実の中の種は撒いても実をつけないものをいう。1代限りのタネである。細かい仕組みは知らないがターミネーターという遺伝子が組み込まれていて、第2世代になると自分で発芽を抑えるようになっているらしい。これの利点は害虫がつかず、できる実がどれも同質で同じ形であり、見た目がきれいなことにある。

自然に育つ作物は大きさも味もふぞろいで虫に食われやすいそうだ。だから農家は失敗のないF1種子を買う方が安心感を得られるのだろう。しかもこの種子は遺伝子組み換えにより、ある除草剤だけは撒いても枯れないようになっている。だからこれも自社製品であるその除草剤とセットで買うことになる。それも毎年買わなくてはならない。見事な商売である。

先日、関係者が実際に自然栽培農園を千葉と埼玉で経営されている方から聞いた話によると、「自然栽培の畑」と「F1作物の畑」が並んでいると、自然の方だけカラスに食われ、F1の方は全然食べられないそうだ。つまり我々はカラスが避け、子供ができない野菜や果物を毎日食べている。一説によると日本のスーパーに並んでいる果物、野菜の90%近くはF1だそうだ。そんなものを口にして大丈夫なんだろうか?

ミツバチが世界で大量に姿を消しているというのは各所で騒がれ、本にもなって有名になっている。なぜか女王蜂はF1植物の花粉を運んできたオス蜂を避けるらしい。子供ができない。単にその結果の個体数現象なのか大量失踪なのか?F1種子と失踪と関係があるのかないのか。実証的研究が在ってよさそうなものだが、僕は見たことがない。F1種子は世界の食料不足解消のためと称して米国で大量に作られ、輸出されている。TPPでこれがどうなるか、要注目である。

 

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