今日の感動の再会
2014 APR 23 22:22:18 pm by 東 賢太郎
今日は僕が大学時代(4年の本郷の時)に半年ほどお付き合いさせていただいた斉藤さんがわざわざ弊社まで来てくださいました。ほんとうにありがとう。36年ぶりなのでわからないかと思いましたが、お顔を見て一気にタイムスリップしました。
斉藤さんとはアテネ・フランセという語学学校で一緒で、当時は英語はそんなに誰もがやる時代でなかったと思いますがお互いに関心があって通っていました。僕は小澤征爾さんにお会いしたエピソードの時のバッファローの語学留学のために行ったと思います。たしかそこのクラスでグループ学習か何かでお話ししたのが最初だったと記憶しています。
なぜ話が合ったかというと彼もクラシック音楽が大好きで、駿河台の「バンビ」や本郷の「うさぎ」で夜遅くまで音楽談義をしていたのです。下宿に泊まっていかれたこともありましたっけ。今日うかがったところによると僕は「春の祭典」の話ばかりしていたそうです。僕が就職してお会いできなくなりましたが、彼が大阪に来て83年に僕がいた豊中の寮まで訪ねてきてくださったそうです。そうしたら寮のおばちゃんに「アメリカに行った」と言われたそうです。
36年は長い時の流れかもしれませんが、お会いすれば瞬時のことだと思いました。僕のことはSMCのブログでたまたま知っていただいたそうです。始めて良かったです。
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斎藤
4/26/2014 | 5:55 AM Permalink
こんにちは。先日はお忙しいところ時間を割いていただきどうもありがとうございました。短い時間でしたが、36年という長い間の空白を忘れさせる楽しい時間を過ごさせていただきました。新たな仕事も加わりさらにお忙しくなるとお聞きしましたが、時間の空いたときにでもまた声をかけてください。次の再会がまた36年後になるとお互いちょっとキツいですので(笑)
それにしてもB&W、リンデマン、ブルメスターという夢の組み合わせ、私も一度聴いて(拝んで?)みたいものです。
それではお体に気をつけて!
東 賢太郎
4/26/2014 | 9:07 AM Permalink
36年前だから1978年の4-10月ぐらいか、ほんとうにピンポイントのおつき合いだったのに大阪へ訪ねてきてくれたり一緒に行った店の名前や場所から会話の中身までそんなに昨日のことのように正確に覚えていて下さったのにはただただ敬服するばかりです。どうも僕の方はこういうことが多くてよほど記憶力が悪いんだろう、へえを連発するばかりで申しわけないです。それでもお話から当時のお茶の水や東大正門前あたりの空気がだんだんよみがえってきたけれど。お互い若かった。君はあんまりふけてないが僕の方は浦島太郎みたいだったろうな。
とりあえずドイツ出張、知る限り情報はお伝えします。気をつけていってらっしゃい。
斎藤 春洋
5/6/2014 | 9:10 PM Permalink
こんばんは。
先日はお話しできませんでしたが、東さんと親しくしていただいたきっかけを私は今でもはっきり覚えています。
1978年はズビン・メータがCBS SONYに移籍した年なのですが、ちょうど5月ごろは第1弾として発売された「春の祭典」の派手なプロモーションをかけている最中でした。私は当時ストラビンスキーの曲は富田勲編曲のシンセサイザー版「火の鳥」程度しか知らなかったので、クラシックが趣味という東さんに「今音楽雑誌なので大きくPRされているこのレコードはどうなんでしょうか?」とお聞きしたのがきっかけです。確か「メータのストラビンスキーなんて・・・」といった感じのお答えだったと思いますが、それがきっかけになっていろいろ勉強になるお話を聞かせていただきました。正直、ストラビンスキーとかバルトークは私には「???」という世界だったのですが、この出会いがなければ私がクラシック音楽を趣味とすることもなかったと思います。
4月下旬から11月末までの短い期間でしたが、人生の本当に貴重な経験をさせていただきました。
肩の調子は少し良くなりましたか?お互い体には気を付けたいですね。
それでは、また。
東 賢太郎
5/7/2014 | 12:11 AM Permalink
そうだったですか。メータのね。当時はブーレーズしか眼中になくて他は全部低く見てたんでしょう。あれを録音したメータは僕らより年上だったけど、いまとなるとこれはドゥダメルみたいな若造の演奏だからね。ふしぎなもんです。最近は元気良くて好きですけどね、これ。
でもそういうことでクラシック音楽が趣味になったというのは僕はものすごくうれしいです。それは僕のせいじゃなく君にそういう素養があったということだけど、それでもうれしいです。一度ウチの装置を一緒に聴けるといいね。
肩はダメです。なおらない。もうゴルフができないんじゃないかと悲観的です。