田中の連勝34でストップ
2014 MAY 22 0:00:47 am by 東 賢太郎

ヤンキースの田中が負けました。
ニュースで見る限り雨だったようですね。投手は誰もネコと同じぐらい指先がぬれるのが嫌です。球離れの瞬間に人差し指か中指の先で1ミリすべっても捕手が構えたミットの30センチぐらいは高めにいくイメージがあります。そのぐらい指先の感覚は微妙です。野手の人は時にワシづかみで投げたりも必要なのでちょっと違う感覚を持っているかもしれません。もちろん雨は相手投手も同じだからいいわけにはならないでしょうが。
もうひとつは、ステップして着地した左足が土がぬかるんでズルッといくことです。これがあると思ったところに球は行きません。マウンドは打者方向に傾斜があるのでそうなりやすいです。よくリリーフで出てきた投手がそのあたりの土をスパイクの歯で掘り返したり地ならししたりしていますが、投手がいの一番に気になるのがマウンドのその部分なのです。ここでとくに嫌なのが、相手投手の方が背が高いと左足で掘った穴(回が進むとけっこう深くなる)が自分の穴より打者寄りにできることです。すると自分は相手の穴の手前の傾斜に着地するのでますますズルッといくのです。僕は大きい方ではないのでたいてい相手の穴のカカトぐらいに着地となり、すごく気になりました。これが雨だとますます気になります。
どうしてもマー君の弁護に回ってしまいますが、草野球だって34回先発して全部勝つのは想像を絶します。投手は相手打者と戦いますが、相手投手にもけっこう意識があります。僕は左足の穴は動物なら敵のオスのおしっこのマーキングみたいな気がしました。プロで34人の投手と戦って全勝というのは、プロで無作為抽出した34人の先発投手をぜんぶ見下して投げたということでもあるのです。160億円もらって当然でしょう。これで気が少し楽になってかえって良かったという結果になればと祈ります。
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Categories:______プロ野球, 野球

中島 龍之
5/24/2014 | 10:41 AM Permalink
連勝ストップは残念でした。いつかは来ることですが。しかしよく勝ち続けたものですね。ダルビッシュは、打者を圧倒する力では上でしょうが、負けない田中は凄いです。味方が獲った得点より多くの得点を相手に与えない、2,3点獲られても味方が逆転するまで粘る、というピッチングが信頼を得ているのでしょう。味方の信頼度という観点からすると、天才的なイチロー、ダルビッシュと、松井、田中を比較してしまいます。松井は記録は今一つでしたが、ヤンキース仲間の信頼度はテレビ画面から伝わってきます。田中もそうなってくれそうですね。(いまのところ)
東 賢太郎
5/24/2014 | 1:27 PM Permalink
ダルは抑え方がきれいじゃないと満足しないタイプ、田中はアウトなら何でもOKというタイプですね。個人的にはダルの気持ちが分かりますが、ゴルフと一緒で「あがってなんぼ」ということでは田中が上かもしれません。