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オリックス金子に同情する

2014 JUN 1 1:01:16 am by 東 賢太郎

全く解せない試合でした。オリックス金子、巨人菅野の投手戦はいいが、延長12回までやって11安打6四死球と17人も出塁したオリックスが、たった3安打の巨人に1-0で負けました。塁には出るが後続が菅野にあしらわれて打つ気配がなく、リリーフの格落ちの投手すら金縛りで打てないという感じで、珍しいものを見ました。

それにしても、金子が9回まで無安打で、要は1点取ってあげればプロ野球史上79人目、90度目のノーヒットノーランだった、というか投手としては巨人相手に無安打無得点試合を達成していたのだから大変な偉業であり、気の毒でなりません。

金子の投球を初めてじっくり見ましたが、直球の質、コントロール、変化球、緩急、コーナーワークとも抜群で、田中なきあと日本球界最高の投手でしょう。特にフォームが良くストレートが理想的に指にかかってシュート回転しないので球威があり、直球で空振りが取れていました。あれが内外角に芸術的に決まるので、チェンジアップやちょっとした変化にはますます打者がついていけません。当世はやりのスライダーがあまりないのが印象的でした。人生何度も見れない素晴らしいピッチングを見せていただき、感動の一言しかありません。

9回裏のオリックスがゼロで汚名を免れた巨人が何となく元気になってしまいました。0-0の引き分けでも馬鹿者といわれる形勢の試合でしたが、それどころか、12回に登板の馬原にさっぱり球威がなく、阿部、村田にひやっとする外野フライを打たれて嫌な予感がすると、案の定次の亀井にレフトに一発を食らいました。これが巨人の2安打目。一球目から明らかに一発狙いなのに餌食になったのはみじめなものです。

巨人選手は勝って優勝したみたいに喜んでいたが、それは戦犯もののオリックス打者のおかげさまであり、実はまぎれもなく恥ずかしいノーヒットノーランを食らったのだということ。そして金子投手には巨人相手に見事それを達成したのだという栄誉が与えられるべきことを書いておきたいと思います。

 

 

Categories:______プロ野球, 野球

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