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男の子のカン違いの効用 (3)

2014 NOV 12 0:00:49 am by 東 賢太郎

親父が怒るのは理屈とパターンがあって読める。まあこういうことをしておけば喜ぶだろうということも。

つまり、だいたいの男は法則性があるのです。しかしお袋はというと、喜ばそうと思って釣って帰ったザリガニやサヤエンドウ豆の小ぶりなやつは「それは食べられないのよ」とにべもなく捨てられる。同じエビでしょといっても「それは汚いの」で説明なしなのは駄菓子と同じ。それやこれやで女は突然爆発したり何をすれば喜ぶかよくわからんという不可解な存在になっていくのです。

いま思うと母にはもうしわけない限りなのですが、男の子というのは理屈で納得しますし単純ですからちょっとしたことで大きくカン違いしてしまうのです。しかしこの単純というのが財産でもあって、現実主義でないからできるということが男には多々あります。同じ親から生まれて脳は変わりないのに男のほうが業績を上げている科学、哲学、作曲、絵画等はそういう男女の気質の違いの結果かもしれません。

気質といえば、演歌で「どうせ私は・・・」いうのは必ず女であって男はありません。いやそういう男もたくさんいるんですが歌にはならない。サマにならないんですね。この「どうせ」というのはうまく英語にならないんです。「どうせ私はそんな女よ」は I’m such a girl at best. とか    I may be such a girl if you say so, but what’s wrong? という感じでしょうか。でもどこか変ですね。西洋の女はそもそもそんなことは言わないでしょう。

つまり「どうせ」や「所詮」は西洋語というロジカルな言葉にならないコンセプトなのです。それが女の口から出た瞬間に男の論理思考回路は停止を命じられ、白旗を上げるしか道はなくなります。そこでむやみに反論して戦ったりすると女を泣かせるひどい奴なんてことになって、電車の痴漢の冤罪事件みたいになりかねません。

政府が少子化担当大臣だの女性閣僚だのと無理して持ち上げなくても、これからは女の子は強くなります。親父クライシスがある男が相対的に弱くなるからです。女がだんだん世の中のディファクト・スタンダードを作りだします。それは当然、女の社会進出を有利にするバイアスがかかり、通勤電車の女性専用車両と同じく男は泣き寝入りを強いられるかもしれません。

2年後にヒラリーが米国大統領になれば、それは一気にグローバル・スタンダード化の端緒につきます。そのことはここに書きました。

日本が圧勝する21世紀<女性原理の時代>

6年後に東京でオリンピックがあります。何万人という外国人がやってきます。前回、1964年のときもそうでした。しかし大きな違いがあります。前回の日本国は新幹線や高速道路などインフラを懸命に整備し、世界に誇示しました。それはいわば男性原理というかマッチョといいますか、我が国は戦争に負けはしたけれどこんなに国力が回復した強い国だぞという男の主張だったわけです。

ところが今回はどうでしょう。「おもてなし」です。いかつい男の出番じゃない、女性原理がものをいう時代に入っています。

 

(こちらへどうぞ)

男の子のカン違いの効用 (4)

 

 

 

 

 

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