広島、敗戦に等しいイモ試合
2015 JUN 24 0:00:11 am by 東 賢太郎
究極のイモ試合でありました。
今日はディナーがあって帰宅したらもう11時、ニュースを見ていたらまだ広島対阪神がゲーム中ではないですか。しかも8回で6-5で負けていたのですが、9回に抑えの切り札、呉昇垣を丸が打って6-6の同点と絶好の展開でした。
しかしその押せ押せムードを自滅で消して、結局は12回で引き分け。キクマルはじめ選手は盛り上がっているのに、またまた無能を絵に描いたベンチワークで火を消したオウンゴール。これは敗戦に等しい。
まず12回表から登板した戸田の交代。キレが抜群で149km出て福留がかすりもせず空振り三振。打たれる気配は皆無でした。それを何故か大和で今井に替える。右打者だから?べつにホームラン打たれるバッターじゃないでしょ?戸田を信用してないの?畝コーチさん、わけがわからんですわ。
しかも今井の方が球は遅い。なんのことはない、その大和にセンター前ヒットです。バックは待たされた上にどっちらけでしょ。アウトだったとしても交代の時間がかかりますからね、せっかく戸田がポンポンと2死をとったのにリズムだいなしです。ほんとうにわけがわからん。
そしてその裏です。相手投手(歳内)がアップアップで2連続四球。無死1,2塁で一打サヨナラ。もうここでほとんどのカープファンは勝利を確信したでしょう。球場のムードも完全な勝ちゲームです。
打者は會澤。ここで案の定、バントです。この監督はセオリー通りしかやらない。まあそれでもいい。でもそれならそれで、木村がいたんじゃないの?もう守りはないんだからさ、わざわざ下手くそな會澤にさせることないだろ。
ここで何がおきたか?會澤くん、捕手の目の前にド下手なバントをボトッと落っことしてバックスピンで球が戻ってる、あのねゴルフの寄せじゃねーんだからさ。完璧なゲッツーですよ。もうあまりの馬鹿らしさにのけぞりました。
替えなくていい所で替える。替えるべき所で替えない。なんだこれは?ホントにこいつらプロ?
大瀬良は今日も中継ぎで出て打たれたようです。だからというわけではないが、ちょっと違和感があるんですね、この作戦。彼は人生でほとんど救援登板したことないそうです。常に先発完投の大黒柱の道を歩んだ男でしょ。なんだかわかりますよ、彼の気持ち。モチベーション下がりきるだろうね。何でオレなのって。
いずれ先発に戻す、一時的なことって、緒方監督、そういうもんじゃない気がします。
全球団貯金なしの弱小セリーグではおそらくベストに近い戦力。それで堂々最下位だった理由をわかりやすく天下に解説するゲームでした。せっかくの連勝の勢いと選手の盛り上がりがあほらしいベンチワークで盛り下がらないことだけを祈ります。ああ気分が悪い、今日はTVみなきゃよかった。
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Categories:______広島カープ, 野球
中島 龍之
6/24/2015 | 3:03 PM Permalink
10時台のスポーツニュースを見ていました。9回、丸のヒットで同点になり、無死2,3塁になったので、広島が勝ったかと思ったら、その後のコメントで「現在、延長を戦っている」とのことでした。何をやってるんだ、と思いましたが、さらに、延長12回にもそんなことがあったのですね。監督は自発的に休養しないのでしょうか。
東 賢太郎
6/24/2015 | 4:15 PM Permalink
ほんとです。いまの広島は全選手を巨人と入れ替えたらぶっちぎりで優勝という戦力です。バカの一つ覚えでセオリー守って振り込む、たまに思い切ってドラ切ってまた振り込む、ヘボ雀士みたいな采配は笑うしかありません。選手が気の毒です。
東 賢太郎
6/24/2015 | 10:08 PM Permalink
この日は阪神投手陣様に14四死球もいただいた上で日本歴代タイの21残塁という輝かしい記録も樹立されておりました。安打数も14なので実質14+14=28安打。21残塁とは満塁を7回も残したということであり、これを上回るのは事実上ほぼ不可能でありましょう。永久不滅の偉業です。
そして今日は能見に手も足も出ず。昨日の実質負けの傷が深くないことを祈ります。