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僕がなぜコピペに厳しいか(追記あり)

2015 SEP 11 0:00:03 am by 東 賢太郎

急に朝晩が涼しくなってきたと思ったら急に東京も大雨に見舞われました。多摩川が異例の増水となっていて、二子玉川駅のたもとにある兵庫島がほぼ水没したようです。株式市場は乱高下するし、安保法案は波乱がありそうだし世情も安定しません。

我が社は3月より取り組んできた案件が今日ついに第一関門を通過し安堵しております。当節、注目を浴びるインバウンドに関わるビジネスであり、サイズもこれまで手掛けた中では最大で社業へのインパクトは絶大です。明日も本件で名古屋に日帰りします。

ということで大変に気分は良いわけですが、昔よりディール執行中、特に大詰めに入った時期というのは寝ても覚めても全神経がそれに集中していて人当たりが良くないというアラがございます。人間がネコ型にできてるゆえか、ハンティング中は遊ばない嫌な奴です。

案件を終結させること(一般には契約調印してお金がふりこまれる)をクロージングといいます。それは9月末予定ですからそれまでは一番テンパってるはずで、無事クローズできたらゆっくり遊びます。この仕事はこれのくり返しであります。

案件を作りだすことはオリジネーションと呼びます。オリジネーション⇒クロージングですね、これがワンサイクル、「ひと仕事」です。一年に二つ三つできたら充分。オリジネートは僕の人脈でやりますがここは鼻の良さと運が左右します。ひとたび手にすれば、あとは迅速にぬかりなく、クローズする。ここは勘と速攻力です。

タンザニアの大平原の雄ライオンの話をナショナル・ジオグラフィックで見ていて、ああオレもこれだよなあ、お互い大変だよなあと共感してしまう(といってもどなたもわかって下さらないでしょうが)。ハントが失敗すれば餓死ですからストレスは大きい、でもそれが性分にあっていて幸せなのです。

つくづく思いますが、こういうことは野村證券で鍛えられなかったら絶対に無理でした。当時、証券業に飛び込むなんて学校で異端児の部類でしたが遊んでてなんにも勉強してないんだから仕方ない。ところが、その遊びまくったなかで鼻の良さと勘と速攻力が身についていたもんですから、結果論ですが一番それが活きる業界に入っていたと思います。

オリジネーション⇒クロージングと書きましたが、証券会社で周りの人を見ていて、これが基本の基本だというのに下手なんです、ほとんどが。特別なことじゃなく、「与えられた仕事を最後まで責任もってちゃんとやる」という社会人として当たり前のことなんですが、実はこれがいつも完璧にできてる人は100人に2,3人でしょう。

そう思うのは僕が仕事の完成度に人一倍(いや二倍ぐらい)厳しいからですが、自分のクロージングはその基準で妥協したことは一度もありません。それが甘い人と競って、1,2回ならともかく10回やれば仕事の質の差は誰の目にも明らかですからミスも少ないしお客さんも信頼してくれます。つまりビジネスとして競争力があるわけです。

コピペや盗作などする人に僕はとても厳しいわけですが、それは別にその人をたたきたいわけではなく、だって全然知らない人なんだからどうでもよく、そういう風潮、世の中の傾向というものが反吐が出るほど大嫌いなのです。それが日本人の美徳を台無しにしてしまうと思うからであり、それをなくした日本というのは世界の誰からも尊敬されない国になる、そういう危惧を16年海外に住んだ実感から確信しているからです。

若い方の個人としての将来にウォーニングするなら、コピペや盗作や情報お漏らしなどする人間は仕事の完成度が甘いどころか完成という意味すら理解してないわけで、基本的に何の仕事をしても確実にだめです。必ずぼろが出て仕事の出来以前に三流の人間という評価になります。世の中の目というのはそんなに甘くないということです。

他人が見てるかバレルかなんて基準で人生を生きてるから魔がさしてそういうことをしてしまい、誰かに気づかれると即死するんです。いつも厳しい基準を自己に課して、自分を律して、そこを超えるまでは何日徹夜してもこつこつとやる。そういう覚悟がないならそんな仕事はやめてしまったほうがいい。

どんな小さな仕事でも、仕事でなくたって自分がやると決めたこと、やりますと引受けたことは、最後」まで、「責任もって「ちゃんとやるのは簡単そうですごく大変なことだと身をもって思えたら、あなたは大丈夫ですよ。

 

(追記、3月18日)

ついにショーンとかいう意味不明の男の学歴詐称事件までおきました。記事によると人生、丸ごとコピペでしたっていうから気の毒だ。上記、くり返しますが、「コピペや盗作や情報お漏らしなどする人間は仕事の完成度が甘いどころか完成という意味すら理解してないわけで、基本的に何の仕事をしても確実にだめです。必ずぼろが出て仕事の出来以前に三流の人間という評価になります」

何を言いわけしようが、コピペをしようと思っただけで人間の性根が露呈してしまう。ウソがバレただけじゃなく人品骨柄の卑しさが出てしまった。これは致命的です。

このくだらない事件、感想ですが、やっとMBAという単語が日本に広がったかということに尽きますね。詐欺に使えるぐらい。僕のころは誰も知らなかったですからね、ついにマスコミが覚えてカッコいいじゃんとなったんですね。

どのぐらいMBA取るのが大変か知らないから気軽に詐称しちゃう。テレビ局も知らないからだまされちゃう。このお気軽感がカワイイです。草野球で腕自慢のオニイちゃんが「ヤンキースで投げてました」って言うようなものですよ。ちょっとでも野球かじったら怖くて言えませんわ。要はこの人は野球すらやってなかったことがばれたわけです。

彼の芸能事務所はビジネスネームといってるらしいが芸名は英語でstage nameです。芸名でできるビジネスなんてないからね、ホストぐらいでしょうね。だったら源氏名ですな。しかし源氏名でニュースのコメンテーターっていうのもすごい時代になったものだ。テレビ局はホストクラブってことだからね。

最近CMで素人たくさん出して「もう手放せません!」なんて言わせておいて「個人の感想です」って逃げるの多いですね。これ、演技ですから、ウソですからって言ってるわけですよ。公共放送が堂々と嘘、ホラを垂れ流してる。これ見て育った子供は嘘の何が悪いとならないでしょうか。

僕は子供には、テレビで流れてる情報は99%ウソだと教えてます。

 

 

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ここまできたか・・・(司法試験漏えい事件)(追記あり)

 

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Categories:______世相に思う, ソナーの仕事について, 若者に教えたいこと

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