なぜカープは打てちゃうの?
2016 SEP 1 17:17:36 pm by 東 賢太郎
今年は野球についてほとんど書いていません。去年、50年も応援していたカープに黒田が戻ってきてマエケンが残留してよもやの期待が急上昇しましたが、にもかかわらずのブザマな試合続きで怒りが爆発するわ血圧が上がるはで心底疲れ果てました。仕事が仕事なのでストレスは大敵であり、そこでもうファンはやめ!と自分で自分のスイッチを切ったのです。
そうしたら今年はご覧の絶好調で喜んでいいのかどうか、おい何だったんだよ去年のあれは??一度冷めた恋がやっぱりいい女だったとそう簡単によりが戻るものでもないですが、先日なぜ僕がそんなに怒っていたかブログを読み返してみました。これですね、これ、ここに今年の強い秘密が書いてある(書いた本人がもう忘れてましたが)。
鈴木誠也の6番なんて、もう史上最強でしょう。そうして、黒田、新井の優勝ラストチャンスへの気迫と、ふたりの記録を達成させようというチーム一丸となったモチベーション。それがこれですね、この殺気が開幕から今に至るまで勢いになってますね。
もうなんか緒方が俺のブログ読んだんじゃないかと思うぐらい、ボロカスにけなしまくったポイントがことごとく治ってるんですね。あっぱれである。
マジックがどうのとか、そういうのは大事じゃないんです、もう優勝は確定です。それより昨日のDeNA戦、先発の福井がアクシデントで中継ぎの薮田が突然の指名で出てきて、終わってみれば4投手で3-0の2安打完封です。
この「急場しのぎの投手で2安打完封」というのがすごい。ずっしりと重くて、いやいやもう言葉にならないぐらい、ものすごい。打線がボカスカ打って10点取りましたなんて試合より10倍ぐらい「強いなあ」「やばいなあ」と無言の威圧を感じる。もう勝てません、ごめんなさい、これ、やってた人間ならわかると思うのです、巨人、DeNAはもちろん。
ついでに書くと「なぜカープは打てないの?」にある去年の2番~5番の全員(川端、山田、畠山、雄平)が不在だったヤクルトがDeNAと2.5ゲーム差とは!伏兵が育ったということですね、来年は強いでしょう。
ホークスはまさかの逆転でマジック点灯しませんでしたが、これ最後見てましたが、西武の森友哉の打席ですね。1点負けの最終回、2死1,2塁で投手は誰もまともに打ててない豪速球のクローザー、サファテです。
高めストレートをあまり合ってない空振りしてツーストライク、こりゃ三振だなと思ったら画面が森のアップになって、よく見るとグリップめいっぱい長く持ってるんですね。これは驚いた。そしたら低めストレートを左中間を破ってサヨナラ。「三振覚悟でストレートに張ってました」。あそこで三振覚悟しちゃうのね、大物だね、インタビューも舞い上がってないし、いや君はすごいです。
そしてカープ薮田君の勝利インタビュー、「中継ぎの気持ちで投げてました」。一切飾らず、自我もみせず、真摯に言葉を選んで・・・強い子ですね。日本人だね。みんなエースだったんだから中継ぎなんかやりたくないよな。思わずぐっときてしまいました。
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Categories:______プロ野球, ______広島カープ
中島 龍之
9/2/2016 | 10:02 AM Permalink
広島、強いですね。福井の代わりの薮田が勝ちました。昨年、東さんが評価してましたが、今年はやっと出てきた感じです。今年の広島は全員が活躍してます。このままいきそうですね。ヤクルトは意外に追いついてきてます。勢いのDeNA危うしでしょうか。パ・リーグは混沌としてます。ホークスがおかしくなってますが、ホームラン・バッター5番、イ・デホの穴が大きかったです。救援陣も失敗続きで、リードを守れないのは監督采配の失敗でしょう。最後まで楽しめそうです。
東 賢太郎
9/2/2016 | 12:36 PM Permalink
広島はやっとカープ野球ができるようになりましたね。カープ野球は野球の原点みたいなもので小兵でも強いです。今年はそれが小兵でないレベルでできている感じです。ホークスは柳田が痛いですね。日ハムとのデッドヒートがどうなるか、熱いですね。