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イチローもいいがサブローも好き

2016 SEP 3 21:21:49 pm by 東 賢太郎

自分が少年時代に何をやって育ったかというと、音楽ではぜんぜんなくて勉強ではもっとありません。やっぱり野球です。いま何が一番好きですかとなれば、やっぱり、何の問題もなく野球です。

僕は早生まれのせいか、中1まで身長はクラスで前から2,3番目のちびのやせっぽちでした。その頃の1才の差は大きかったのでしょうか、みんな体がでっかく見えたし、ケンカも弱かったし体育もダメ、女の子にも相手にされないコンプレックスのかたまりでした。

何か別なことで見返そうというガッツもなかったのですが、中2で少し背が伸びてから河原の草野球で、どうしてピッチャーをさせてもらったか覚えてませんが、多摩川で石投げをして手首が強かったんでしょう、そこから人生かわったのです。

高1で硬式のエースというと早生まれが飛び級したわけで、もし自分にちょこっとでも才能みたいなものがあったとすればタマを投げることだけです。だめオトコには大金星でした。どこかに「学校へは野球をしに行ってた」と書きましたが、こういう事態でしたから本当のことだったのです。

高校まで勉強で誇らしい思いをした記憶は皆無です。野球こそ「捨てたもんじゃないぞ」と勇気をくれた恩人であり、今でも、何か苦境に立ったときに右手で直球のニギリのイメージを持つと、不思議と自信がどこからともなく湧いてくるのです。

肩を壊してからの転落人生も厳しいものでした。17才で「降格」「左遷」の屈辱を味わったということです。その悔しさが人生のバネになったとはいえますが、できればそんなのはない方が良かった。それで得たものすべてを捨てたら甲子園に出してやると神様がいったら僕はそっちをとります。

野手をしたことがないのであこがれがあります。というよりできないコンプレックスですね、攻走守そろった野手というのは。僕なりのポイントがあって攻走守に「美」が入らないといけない。イチローは好きですが、あの投げ方は投手です。だからタイプとしてあこがれるかというと近親性があってちょっと違う。

マゾっぽいですが投手としてどうしようもなく打たれそうな感じがいい。しかし、でかいだけとか筋肉マンみたいなのは芸も美もないですね。かたや小兵の曲者はマウンドでモグラに見える。打席の構えがスッと自然で美しく、やさ男気味で、誰もわかんないでしょうが伊賀の影丸の左近丸みたいなのがいい。

では誰かというと、ほとんど皆無なのですが一人だけいて、それは千葉ロッテマリーンズのサブロー(大村 三郎)選手なのです。僕は彼の大ファンです。彼の構え、打撃は見るからに美しく、すべてがバランスしていて格好いい。

もう、どうしようもなく野球がうまいやつというのがいて、どうしようもなくかなわないのですが、彼はそれです。内野も外野も何でもできて、野球アタマが良くて、肩も足もあって、ホームランが打てて、ものすごく勝負強い。

誰も手も足もでないピッチャーから苦も無くパコーンと2塁打を打ってしまうイメージですね。4番だったしホームラン20本ぐらいは打ってましたが、大砲という感じではなくステルス戦闘機かな、武士というより忍者っぽいですね。

そのサブローが引退します。2005年の劇的優勝、2010年の下剋上優勝。忘れません。里崎、今江、福浦、ほんとうに強かった。謎の巨人トレード事件もあって、僕は真相を知ってますが、それは書けません。

これは去年6月15日の神宮球場、ヤクルト・ロッテ戦です。これがサブロー最後のホームランになってしまうとは。でも往年を思わせる一球必殺の見事なスイングです。

この試合、去年ブログにしましたが、この動画のネット裏のかなり前の方にいるんです。最後の一発、たまたま目撃できてすばらしい思い出になりました。サブロー君、あなたは天才です。楽しませてくれてありがとう、ロッテでぜひいい指導者になってください。

 

ロッテのサブローと会食

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