500人のサンタクロース
2016 DEC 25 11:11:09 am by 東 賢太郎
プライベートでは逆風の吹く2016年だった。特に8月からは何か一つぐらいと日記を見返したがいいことがない。仕事が前半から不調であり、あがいてもだめだった。外部の協力を得て11月から一気に盛り返して帳尻だけはあったものの運だけだ。林からリカバリーの寄せがチップインしてパーというようなもの。
それがほぼ今年のすべてで、親父の前立腺癌がうまいこと消えたのがいちばん良かったことぐらいで出来事ランキングといって他に特に書くようなことはない。だいたいが、プライベートなどあまりなかった気もする。
中村が亡くなったことが重い。同期というのは普段は意識しなくても、こうなると格別の存在になる。中学の親友を二十歳のときに亡くしたが、あのころはまだ自分に無限の時間があってこそ救われたのだ。
そのことがあって、自分を整理しようという気持ちの種が植えられたかと思う。元から物欲はほぼ失せている。自分の納得いくように諸事かたをつける、これが残った最大の欲かもしれない。
TVで500人のサンタクロースの話を見た。施設の子や難病の子にたくさんのプレゼントが届く。子供たちの目がきらきら輝く星みたいだ。「サンタさんなんて僕には来ないと思ってた」・・おいおい来てないはずないんじゃないか。
わくわくして眠った翌朝、僕の枕元には模型の電車がそっと来ていた。それがOゲージというどうしても欲しかった大型のものだから、「わ~、これがわかるなんてサンタさんってすごいね~」と大声をあげたように思う。子供はひとりひとりそれぞれのやりかたで親にプレゼントを返す。
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