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「今できること」を磨く人生

2017 FEB 8 0:00:52 am by 東 賢太郎

男がプライドを捨てるのは大変なことです。肩書きがなくなると男はしばし狼狽します。温泉で素っ裸になると隣の人がどこの誰かなど気にならなくなりますが、服を着ていても実は同じと気づくのです。狼狽を他人に見せたくない、こんなはずじゃない、自分が何者か証明して見せたいとなります。なぜなら、僕もそうだったからです。

自分があの大学を出てあの大企業の何々でこんな大仕事をしたなんてのは、人々の本音のうちでは何の証明でもなければ何の価値もありません。あっそう、で終わり。大体の人は他人の過去や業績など話半分、自分のそれは2倍に思ってますから、4倍以上の客観的な差でもないと認めません。そして、仮に認めざるを得ないとなると、そういう相手は嫌いになるのです。

だから肩書がないと「でっ、あなたは今私の前で何ができるの?」というシビアな目線に耐えることになります。それを知ったので、僕の場合、それならばないに等しい過去など全部捨ててもまったく損失はないと割り切ったのです。それより目の前でできることを磨く方がよほど大事です。

もし目の前でできることを価値があると誰かが認めれば、それには値段がつきます。もちろん愛や善意はプライスレスですがそれは売り物ではないからであって、何かしら経済的価値を認め得る性質のものであれば必ずプライスがつきます。そういうもんじゃないよ料理は作る人の気持だよ真心だよ、お金の話を持ち込むのは良くないよと言いながら、人はまずい食事より美味しい食事にお金を払っています。

ということは、そうならないなら自分には価値がないということを、悲観するのでなく、それなら結構、ではどうやってそれを獲得できるかを開き直ってやってみる。プライドを捨てるというのはそういうことだと思います。ネット時代の社会の変化は急速です。何事も10年前なら5年は価値があったことが1年で無価値になるイメージです。それどころか「何が価値か」という尺度すら変化していきます。これは世界中のお金が集結する市場での株式価値のファンダメンタルズ分析をしているとわかることです。

自分を認めてほしいというなら、今現在の自分の価値はこうだというのを今の人がわかる形で可視化して、世間に常時見て通信簿をつけていただかないといけないのです。女性は柔軟性があってそれができる人が多いように思いますが、我々男は「何で俺がそんなことを?」「俺を誰だと思ってんの?」となりがちである。誰とも思ってないからプライスはつかない。そしてそれを悟ると現実逃避をし、自分を檻に閉じ込め、新たな道を断ってしまうように感じます。以上、そう思いながらなかなかそれができない自分への戒めとして書いてますが・・・。

 

 

 

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