音楽は人生の伴侶
2017 FEB 27 1:01:00 am by 東 賢太郎
キングカズことサッカーの三浦知良が50才でピッチに立ったときいて驚きました。50といえばどんなスポーツでもオジサンで、アマチュアでもなかなか若者には伍せない年です。プロなんだから敬服しますが、身体能力もさることながらやろうという気力ですね、これなくしてあり得ないことと思います。金や名誉ではなく、サッカーが好きということでしょう実にすがすがしい姿でした。
そういえば、昨日はライヴ・イマジン管弦楽団のリハーサルを聞かせてもらいましたが、年齢層は様々ながらやはり音楽が好きという団員の皆様のオーラを肌で感じさせていただきました。学校のクラブ活動以来ノーギャラという世界を忘れていた僕にとってきわめて新鮮です。初回の練習だからまだこれからの音ですがそれでも田崎瑞博先生のさすがの指揮でジュピターの終楽章は本当に「物凄い音楽」だと再確認いたしました。
音楽というのは完成度を追求するときりがなくて、ベルリン・フィルやシカゴ響をきいていると少しの傷でも気になります。オリンピックの体操やフィギュアを見ていてもそうですね。しかし今日思ったのですが、アマだからもちろん五輪レベルの競技にはならないのですが、それでも音楽は十分伝わると思います。まずは闊達に正しく弾くということ。それさえクリアすれば音楽になるようにモーツァルトは書いてくれているということに気づきました。
終了後に古典四重奏団のチェリストである田崎先生を囲んで西村さん、前田さん、吉田さんと昼食となりましたが、先生はトッププロでありながら飾らない素晴らしいお人柄で、いろいろお話をうかがえて勉強させていただきました。やはりお好きでなければそこまで行けないという高い所におられると感じ入った次第です。このような機会をくださった西村さんに感謝しますが、初回のブログにお書きになったこの言葉はそのまま自分にも当てはまると思っています。
音楽を人生の伴侶とできたことの素晴らしさ、そしてこの広く、深い世界を誰かと分かち合うきっかけかもしれない。
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