ストレスの堂々巡り
2017 MAY 17 0:00:48 am by 東 賢太郎
過度のストレスが細胞のテロメアを減らすそうで、ということは老化、癌の原因になる。しかし医師にはストレスフリーになるとボケるよとおどかされたりもしています。人には人の頃合いがあるということでしょう。
もう若くないので少ない方がいいだろうとは思っています。なぜなら何かで無理をして疲れると、最近は回復が遅く感じるのです。ひょっとして一生戻らずそのぶん寿命が縮んでるかもしれないと感じないでもない。
ストレスの原因は人によるそうですが僕の場合は拘束です。身を椅子に括り付けられる飛行機、床屋、歯医者がだめで、時間の拘束も嫌であり、将来の拘束の予告であるアポイントメントも重いのは避けたい。
そうしたら6月にノーベル賞学者の先生とサシの夕食会というメガトン級に重いのが入り、光栄なばかりか場合によっては大仕事になるので最高に嬉しいのですが、ストレス指数と血圧は否が応にも上昇してます。まずは相当の勉強をしなくてはなりませんし時間の拘束は仕方ないですからね。
テロメア研究でノーベル賞をとったエリザベス・ブラックバーン博士によると瞑想が効くらしいです。メカニズムは究明されていないのに西洋医学も分子論にこだわらなくなったのですね。花、雲、夕日などを見るのがいいそうです。あと有酸素運動、野菜食、人とのふれあい。
なんだそんなの普通じゃないかと思いますが、やっぱりそれが基本なんでしょう。個人的には猫とのふれあいが一番効くので、そういう意味あいも一部はあって先週に青島へ行ってきました。
この仕事はリスクとの戦いなので、ということはストレスをコントロールするということですから、効くと思えば何でもやります。外国でもどこでも行きます。健康と寿命を考えると、余計なストレスは回避しつつ仕方ないものは減らすという対策になります。
ところが最近感じているのは、その対策がだんだんと新たな仕事みたいになってきて、それがストレス源になってくるのです。人生なにをしたいのかわからない。猫は相談にはのってくれないから、やはり人とふれあうしかないのでしょうか。
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Categories:健康