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ホリエモンの「多動力」と「独りぼっち」の関係

2017 AUG 16 18:18:45 pm by 東 賢太郎


堀江さんには悪いが僕はこの本を買ってない。僕はバカな人の本は読まないがそうではない、本屋でさっと目次を見てそれでわかってしまうぐらい僕が日々していることで、これからやろうとしている大計画でもあるからだ。

「多動力」とは何か。それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。IоTはありとあらゆる「モノ」がインターネットとつながっていくことを意味する。すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ、と彼は書く。まったく同感だ。

昭和世代の特に役所や大企業のエリートでなるほどと思う人はいても実践してる人は少ないだろう。僕がこう書いたのは伊達や酔狂でも独りよがりでも何でもない意図してではないが気がついたらネット社会の恩恵をフル活用していたのであって、自分が管制塔になって指示を飛ばすという「経営という作業」にこれが最も効率的だった。それは、書いたように、便所掃除をしながら経験的、実験的に、帰納的に知った。

僕の仕事はスマホさえあればワイキキ・ビーチでも野球場でもトイレでもどこでもできる。だから「会社」や「事務所」は実は要らない。ということは通勤時間が無駄だから理想的なのは家であり、自宅の一部は執務室にして朝方と土日休日はそこで仕事している。「独りぼっち」と書いたが弁護士、会計士、税理士らがいて、彼らはパートナー(社員ではない契約でつながった仲間)と呼ぶ。各々の専門分野で彼らが信用できるから僕は構わず大事な部分に鋭く集中できるというWIN-WIN関係だ。

第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない

以上が目次。まったくその通りだ。重厚長大企業で儒教にそまって論語だ師の教えだで育った人には宇宙人だろう。しかし宇宙は物凄い勢いで膨張する。

・自動運転が進めば、もはや自動車の形である必要はなくて、ただの移動するイスになるかもしれない。そのとき、自動車業界もインテリア業界もタテの壁はなくなる

・フジテレビのライバルは日本テレビではなく、恋人からのLINEになる

・あらゆる産業のタテの壁が溶けていけば、今までの経験や肩書きは通用しなくなる

・「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」

・「1つの仕事をコツコツと」では負け組になる

・80点取れるものをいくつももっている人が強い

・一流の寿司店になるための情報や技術などは専門学校でちゃちゃっと身につけてしまうことができる

・これからは旧態依然とした業界に「オープンイノベーション」の波が来て、情報それ自体の価値はなくなる

・僕の代わりをしてくれる人はどこにもいない。だからおもしろい仕事があちこちから舞いこむ

彼も「お独り様」なのだ。

(注記)

堀江さんの考え方には同期できるものが多いが、注意すべきは彼は非常にスマートな頭脳の持ち主で実体験的な教養の持ち主でもある。そのまま鵜呑みに真似て誰でもできるものではない。それが可能になって20代の諸君が時代から振り落とされないためには、まず「教養」を身につけることだ。それがどうやって身につくか、それは一概に言えないし僕にもわからない。手探りで苦労して求めてみるしかない。少なくとも読書であり、テレビを見ている暇などはないだろう。

「独りぼっち」が独り勝ちの時代

 

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Categories:______経済書

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