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ソナー・アドバイザーズの人材募集

2018 JAN 31 23:23:56 pm by 東 賢太郎

理化学研究所の研究者の9割が非正規雇用ときいています。研究プロジェクトごとに政府から予算がつくので終了までの期間付雇用契約なんですね。成果をあげれば次の機会が与えられるという競争原理導入が背景にあるそうで、税金の使い道としては効率的ではあります。

競争が進歩の根源という考えには賛成です。しかし「時限付き」の競争が常に成果をアップさせるかというと疑問ではないでしょうか。発明、発見は「1年以内に頼みます」というものではないでしょう。時限付き競争は、アウトプットの「量」は生み出せるかもしれないが「質」は保証しないのです。

経営はそれに似たところがあります。企業は会計というルールで1年という期限付きの成果によって課税されたり収益力を評価されたりします。しかし、企業経営を7年やってみてどうもそれはおかしいと思いました。アウトプットの「量」が収益に比較的結びつく製造業はともかく、サービス業の収益は「質」が重要であって、期間の成績を時系列に眺めても必ずしも明確にはなりません。

さらに言えば、「予算」「今年の売り上げ目標」もサービス業においてはナンセンスです。サービスというのは人に喜びを与える仕事だからです。お客様の喜びを数値化して考えること自体が物理的に無理であって、できないことを社員に強いても何をやっていいかわからなくなるだけです。何が喜ばれるかは相手によって千差万別、答えはお客様の数だけありますから、まずそれをじっくり考えなさいということが仕事の第一歩です。

サービスというのはモノではないから実は何を売っているのかはよくわかりません。ということは原価計算もできず、利益率も弾けないのです。ではその成果はどう表れるか?とても簡単です。お客様が喜ばれれば我々は「信用」されるのでその信用によって代金を頂くことができる。だから僕は「信用資本主義」という経営に対する考えをもっています。信用は売ることはできません、作るものです。お客様に喜んでいただくことで徐々に積みあがっていくもの、だから「資本」なのです。

いまソナーがやらせていただいている仕事は、僕の知り合いのご紹介やそこから派生した偶然の素晴らしい出会いから出てきたものばかりです。宣伝はまったくしてないし電話をかけまくったわけでもありません。「人脈ですね」とお世辞を頂きますがそうではありません。その証拠にサラリーマン時代のお客様は一人もいませんから、人脈を使ったとはむしろ言えないのです。ではなぜ??よくわかりません。

合理的に説明できませんから「運が良かった」そして「お金はなかったけど信用という資本だけはあった」と思うしかありません。運は偶然だから無視するとして、ではその資本はどうやってできたか?これまたよくわかりませんが、おそらく、僕の「性格」からではないかと思うのです。「ポジティブな世界観」「いまを楽しく」「人を喜ばせたい」。僕には欠点も同じぐらいたくさんありますが、僕の選んだ仕事だけでいえばその性格はたぶん悪くはなく、共鳴される方がお客様になってくださっているのだと思います。

自分の性格は自分ではわかりにくいものですが、まったくそうだと腑に落ちる出来事はあります。たとえば、海外赴任していたころ、小さかった子供たちにそれぞれ日本の月刊誌をとってました。「めばえ」とか「小学1年生」とか「ニュートン」とかです。勉強させようなどという気はさらさらなく、会社から持ち帰って玄関でひとりずつ手渡すと、ものすごく喜ぶからです。手にした顔が光り輝いて、ヨーロッパの家は暗いですからね、フェルメールの絵の少女みたいに見えた。それが見たくて買っていたのです。これは自分の子供だからというばかりではなく、ユニバーサルにあまねく、僕の根っこにある親譲りの性格です。

子供というのは、もってみて初めて分かったのですが、親父を信用してるわけです。経済的にも精神的にも。信用されたら信用で返さなくちゃいけない。これは親子であろうと、どういう人間関係であろうと、人間の生き方の憲法第一条みたいなものです。欧米は契約社会といいますが、契約書というのは相手が嘘つきだったり不誠実だったり気が変わったりすることを前提としているからあるのです。結婚しようというそばから離婚したらこれは俺のものと決める。僕の人間観は決して性善説に立っているわけではないですが、それなら結婚しない方がいいと思います。

まったく同様に、僕はお客様も選ばせていただくべきだと思っています。半信半疑の方に信用をお返しする気になるのは僕には難しいし、そういう関係ではいずれうまく事が運ばなくなってお互いが不幸になり、結局はせっかく蓄積してきた信用の資本まで毀損するのです。だから「商売」に走るのはだめです。「人の喜ぶ顔を見たい」というモチベーションで経営するのが僕には似合っています。自分にあわないこと、できないことをやっても苦痛になるだけで「いまを楽しく」という性格にもあわなくなります。人生ここまでやってきた方法を変える意味はありませんし、今はソナーの信用資本が雪だるま式に大きくなる前夜だと自信を持っております。

これからソナー・アドバイザーズは数名の社員を募集しますが、当初の職種に関わらず、仮にはじめは秘書であっても、できる方なら役員にするかもしれません。「あり得ない」はあり得ない会社です。「お客様に喜ばれて会社の信用の資本を増やしていただく」ことが僕を含めて全員の仕事ですから、持ち場持ち場でそれがどのぐらいできるかということが評価の基準です。実にわかりやすい会社と思います。学歴やキャリアや年齢は問いません。そんなもので信用はされません。問うのは資質だけですから新卒でもOKです。ちゃんと僕が指導して育てます。ソナーに向いているか、ソナーの経営ポリシーに共感されているか、人間としてどういう方か、それだけですね。先日のシリコンバレーのブログの通り、野村やゴールドマンなら20人でやる案件を5,6人でできる会社です。その一員になりたい方にとってはチャンスかもしれません。

といっても具体的にはわかりにくいと思います。そこで、人材会社の方には「まず僕のブログをお読みください、候補の方にはぜひ読んでいただいてください」とお願いしています。「ポジティブな世界観」、「いまを楽しく」、「人を喜ばせたい」というのがどういうことか、経営者の僕がどういう人間で何を考えているか、相性がいいかどうかはそれでよくわかっていただけると考えております。

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

 

 

 

 

 

Categories:ソナーの仕事について

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