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東京ドームで最高の気晴らし

2018 MAR 25 2:02:39 am by 東 賢太郎

気晴らしに子供と東京ドームで巨人対楽天のオープン戦を観戦した。席はネット裏20列目で上々だ。久々の球場とグラウンドが目にまぶしい。3万3千人とほぼ満員である。まず書くべきは巨人の内野シートノックだ。ノッカーの井端がうまい。リズムがいい。無駄も遊びも皆無である。プロのうまさに敬意を表しながら見とれる。実に美しい光景で、ボリショイ・バレエ団の白鳥の湖の大団円を思い出した。

美馬と田口の先発。初めて実物を見る美馬はうれしい。身長169センチと僕より低いが、イーグルスで則本、岸と3本柱となる素晴らしい投手である。スライダー、ツーシームで内外角を攻めるコントロールを武器とするイメージが強いが、実はストレートに高いエネルギーがあって差し込む威力があり打者がみな振り遅れる。そう見えないが「凄い球」を投げるという印象を僕は持っている。軽く投げても球が「行く」。いいピッチャーだなあ、北別府の全盛期にちょっと近いなと思った。

140キロ台半ばだが実物はずっと速く見え、TVのイメージ以上だ。ミットをはじくパーンという音も最も強い。これがたまらない。6回投げて吉川尚の2ラン以外は当たり損ねの3安打だけで誰もまともに外野に飛んでいない。う~ん、見事だ。去年のカープとの交流戦であの好打者・丸が3三振を食ったが(見たことない)調子が良いと何もさせてもらえずノーヒッターもあり得るタイプの投手とみた。一番見たかった投手の球!仕事疲れに何よりの薬だ。

速いというなら澤村とカミネロ。澤村は2三振で何もさせず。完全復調したようだ。カミネロの157キロはすさまじかった。爆発的な威力。あれは打てそうもない。きのうの上原は138キロ、125キロの投げ分けで(球種はわからなかった)遅い、大したことなかったが、復調すればこの3人のリレーは手ごわい。

しかしこういう筋肉もりもりや、大谷のように身長2メートル近くありますとかいうと、うわっ速いねと驚きつつもそりゃそうでしょうとも思ってしまうのだ。超人を見に行くのが野球観戦の醍醐味だし非日常体験でもあるのだが、どこか動物園にライオンを見に行ってでっかかったね、怖かったねと言ってる感じもする。

田口は140キロが出ない、130代半ばで意外だった。しかしストレートはもっと速く見える。コントロールと投球術はさすがだが5安打1失点で3イニングと調子は今一つだった。2番手の日ハムからきた吉川光はよかった。球の切れがあり先発も行けると思う。となると今年の巨人は侮れない。打線の迫力がやや足りないが広い名古屋で35本打ったゲレーロは40は打つだろう。

楽天は強い。層も厚い。常総学院出の内田はいいなあ(サード)。昨日マシソンの150キロを打った一発(レフト)、今日は田口からライト中段へ一発(素晴らしい)。フリー打撃練習では習志野出の山下斐紹(捕手)だ。打てば中段に入れてる。投球の質も良い。なんだこれはと思ったらSBのドラ1だ。こんな人でも島、足立のサブか、プロはすごいなあとため息をつく。巨人は智弁学園出の岡本だ。でかい。振りもいい。これはホームラン打てる。美馬から粘って一発打った中京出の吉川 尚輝も右投手にはいいかもしれない。捕手で東海大相模出の大城。左だしスローイングの質も大変良い。

オープン戦は当てにならないが、見る限り中日も良さそうで、去年お客さんだったこの2チームが復活するとカープは場合によってはAクラスも危ない。今日SBに逆転負けして5連敗だが、投手がいない。僕は去年は岡田、薮田が出来過ぎだったと思っており、それは黒田効果の余熱だったと考えている。熱は残ってるのだろうか。大瀬良も打たれ九里もだめで先発はジョンソンと野村だけだ。中継ぎもジャクソンが危ないしカンポスはどうも中途半端だ、もっといいのがいなかったのか。抑えも中崎だけだがサファテ、カミネロのウルトラ・パワーに比べるとどうだろう。打線は鈴木誠也次第でそれなりに点は取るだろうでが、投手力は大いに不安があるのである。

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