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ソナーの移転と採用について

2018 APR 15 2:02:41 am by 東 賢太郎

オフィスの移転は昨年末に決めたが、いよいよ14日(土)にホテル・ニューオータニのガーデンコートに引っ越しを行った。会社の移転作業は初めてだが大仕事に社員が頑張ってくれ、慣れないIT環境のセッティングにはネクサスの3人、SEパートナーのH社長も駆けつけていただき大変頼もしかった、全員に感謝したい。そして来週16日(月)には新しく4名が加わり、ソナーは名実ともに新しいスタートとなる。

創業地の旧オフィスには思いがたくさんあって、卒業できたうれしさもあるが寂しくもある。

新オフィスへの移転

移転と採用に踏み切ったのは、創業から7年たって伊賀の影丸型経営の「本丸増強」が必要となってきたということに尽きる。アウトソース優先で案件ごとに最も必要・有力なワークフォースとパートナーシップを組むのがそれだ(パートナーシップ型アメーバ経営)。業務を固定化・硬直化して変化に対応できないリスクを背負う上に無用な固定費を増やすという二重の愚を回避したいからだ。

「伊賀の影丸」型組織論

本丸は極小がベストだが、いくつかの理由からそこを増強することにした。当ソナー・メンバーズ・クラブ(SMC)の社長を長らく任せてきた西室にソナー経営全般に参画してもらい、また、実務レベルの部門リーダーとして執行役員を設けることにする。次世代のソナー経営者はそのリーダー役を経てもらうことになるだろう。といって影丸経営をやめるわけでは毛頭ない。本丸は極小である。それによってゼロからここまで来たのであり、考え方と経験則は僕の中で確立している。

ソナーが今日あるのはまず株主のおかげである。どこの馬の骨かわからん時期に出資して下さった信用に勝るものはない。報いるのが道理であり人の道だ。社員にはみな幸せになってもらうが、それも同じ理由からだ。信用には信用で返す。影丸経営はそこまでの信用なきところにも一定の関係は保つわけだが、それは代替可能な一介のディールとしてだ。ウチ、ソトでいえば、本丸だけがウチであり、アウトソース不能なものということになる。

ディールとは収益機会であり、そこにあらゆる微細な部分まで(算術的な意味で)経済効率を求めるのは当然である。一方で本丸の目的は収益機会創出の最大化だが、より本質的な意味で、存続である。存続はソナーの信用力の関数であり、それを信用資本主義なる言葉で説明してきた。

ソナー・アドバイザーズの人材募集

収益率の算術と存続のための算術は異なる。両者は大局的にはミクロ、マクロの関係を成すがどちらが優位ということはない。ミクロ(収益率)に合理的に経営資源を結集しておればマクロ(存続)が達成されるという考えは、ミクロ単位での失敗リスクを吸収するある一定の資本というバッファーの蓄積があって可能である。まだそこにない我々が資本を信用で補完するのは当然である。

ということは両者の連立方程式の解を求めることが合理的であり、その帰結が影丸経営ということである。式の係数は日々変化するから解も変わる。それを解き続けることが我々の経営の本質であり、「解なし」の場合はどんなに魅力的に見えてもその行動はおこさない。そこで否定するのはミクロであるというこの一点においてのみマクロが優先する。簡単に書けば、もうかるからといって信用の持続ができないことは一切やらないし、排除するし、ウチには入れないということである。

この数か月種々のことに遭遇したが、それは僕のリスクマネジメント力のストレステストであった。乗り越えたことでお客様の信用はむしろ増した。教訓はソナーの本来の生命線をはずれないこと。自分の考えに合わないことはしない、最悪の場合に自分で完結できないことは最初からやらない、引受けない、である。

 

PS

ネクサスの動画は配信100本を超えてから、このページの下方に3つのサンプルがあるが順調に新しいコンセプトを切り開いている。ネクスター(NEXTAR)という称号とともに撮影、配信させてもらう未来のスターも70人ほどになったが、出演者はこちらの基準で選ばせていただいており、この選別こそがネクサスの目利き力であり、個性だ。こちらから全部が視聴できる。

NEXTYLE

制作、配信は上記の社員3名を中核にソナーと同様に影丸型で進めるが、制作工程は金融と異なり手作りであるからより製造業に近く、ウチ、ソトの関係はソナーより密接だ。アルバイトも戦力であり社員予備軍であり、自分でサイトを観て応募してくるケースも出てきた(東大生もいるときく)。そう遠くない将来、出演者もそうなるだろう。

ソナーはアドバイザーであり特定の顧客の利益に供するという意味ではプライベート(私的)な存在である一方、ネクサスは誰でも有望な若者に接して元気をもらえる番組を配信するパブリック(公的)な存在である。僕のクラシック音楽に関するブログはネクサスのコンセプトの一部であり、やがてそこに包含されるだろうから、金融会社の経営をしながら音楽ブログを書くということは僕の中で私的・公的のバランスがとれていることであり、ビジネスのためにも僕個人の人生観としても極めて重要なことだ。

ビジネスは自分や一部の人だけの金もうけではだめである。それでは存続しない。既述のとおり存続はソナーの重要な経営視点であって、ネクサスは一個のビジネスとして収益化、存続をしなくてはならないが、高次の接点でソナーと表裏一体の発展が可能だ。これは僕が目指すところであり、だれも考えたことのない展開をする。オンリーワンこそ存続へのベストのストラテジーである。

 

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

Categories:ソナーの仕事について

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