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横尾会長ご就任について

2019 MAY 29 10:10:58 am by 東 賢太郎

ソナー・アドバイザーズ取締役に就任された横尾敬介会長とは15年のお付き合いとなります。お会いしたのは49才の時でした。齢50の節目を前に社外の多くの方の話を聞いてみようと思い、人の紹介で当時みずほ証券の常務だった会長に時間をいただく機会ができたのです。いろいろな思いがあってお会いしたのは事実ですがお世話になった野村證券を去る気があったわけではなく、僕のようなキャリアの人間を世間がどう評価をしているか知りたかったのです。

3社から熱心なお話をいただいたことはまったくの予想外でした。詳細は書けませんが、こと横尾会長のご提案に対しては「ありがたいことですが自信がありません」と正直にお答えしたのです。普通であればそこで終わった話ですが、会長から即座に返ってきた言葉は「関係ない。僕は君のことを良く知ってるんだよ」だったのです。士は己を知る者の為に死すではありませんが、その時の心境にこれほど深く刺さるものはなく、家内に決心を伝えました。

思い返すと、その時の野村證券の対応には感謝あるのみです。本社の部長が同業に移籍するのは尋常なことではありませんし、通常は許されないでしょうし、恐れていたことでしたが公になってアンチな記事が経済誌に出たのには後悔の念が強く浮かびました。覆水盆に返らずでどうすることもできませんでしたが、しかし野村はそんなことでびくともする会社ではありませんでした。その懐の深いカルチャーで育てていただいたことにさらなる誇りをいただきましたし、微力ながらも頑張ってきてよかったという敬意と共に去ることができたのです。

迎え入れて下さったみずほ証券にも同等の恩義があることは言うまでもありません。優秀な部下の皆さんに支えていただき、思っていた以上の重い仕事をいただき、キャリアのうちでも思い出に残るディールを力を合わせて達成できたのはエキサイティングな時間でした。書きながら夢の中の話のような気すらしていますが、それもこれも、そして念願叶ってソナーを起業できた自分も、あの時に横尾会長と会ってなければ無かったことです。ご縁は大事だと何度も書いてきましたが、これほど人生を左右したものはありません。

15年の時がたって、今度は僕が「横尾さんのことは良く知っています」と腹を割って申し上げる番になりました。三顧の礼を尽くしたとはいえ大みずほ証券の社長に僭越至極なことなのですが、そう思わせないお人柄がそうなった理由でもあり、何より、相性というものが誰がどんな理由があろうと割って入ることのできない肝心かなめの太い幹であることは初めてお会いしたあの時から感じたことでした。縁と運だけで来た人間ですからご一緒に会社の未来を切り開ける機会をいただき心強く、楽しみでもあります。

 

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