ソフトバンク、14年ぶりの4タコ優勝
2019 OCT 23 23:23:11 pm by 東 賢太郎
昨日のブログにこう書いた。
『坂本は第1戦で千賀の内角攻めの末にボールくさい外角低めをストライクと判定され主審にからんだ。それを見た甲斐は同じコースにもっと低い球(当然ボール)を投げさせ、ゾーンに自信がなくなった坂本は三振を恐れて振るしかなく、ごっつぁんのショートゴロ。あそこから外角の見逃し方がおかしくなって打てなくなった』
そして彼は最後まで打てなくなった。優勝決定のシーンの空振り三振は、そういうことだ。第1戦ですでに2番坂本を完全におかしくした甲斐捕手。3番丸はすでに去年おさえこんでおんなじ攻めでオッケーだった。甲斐キャノンはなかったが、今年はリードで巨人を手玉に取った凄い捕手だ。
そしてこう書いた。
『それをはじいたサード岡本がボケだ、捕ってやれよそのぐらい。第2戦の山本とおんなじで、強いチーム相手にエラーしたらもうだめだ。こんな守備が下手クソなチームが日本一などあるわけない』
今日も山本、岡本コンビのお粗末な失態で自滅。オウンゴールであった。相手にとってあまりに不足だらけで、ホークスは勝ってもスカッとしなかったろうと同情するばかりだ。ボロカスに書いて巨人ファンの皆様には申し訳ないが、要はプロとして精進が足りないのであって、それで飯を食ってる人に温情などかける気は全くない。この程度で優勝できるセリーグとは何なのか、レベルの低さは危機的状況にある。このザマではオリンピックやWBCでのオールジャパンのクオリティにマイナス要因でしかないのではと思わざるを得ない。
菅野は良く投げた。見事なコントロールと責めっぷりでエースの投球だった。和田の右打者イン・ローの速球はプロの球だと思った。まあ見どころはそれとホークスナインによる阿部の胴上げぐらいだった。スイープ(お掃除)とはよく言ったもんで、こんなにあっけなくひとひねりの日本シリーズは人生初めてである。ホークスはCS初戦で負けてから10連勝。勝負事は結果を出したら勝ちだ。本当にスキのない強い軍団だし、いろいろ言われながらもこれだけの質とプライドの選手たちを使いこなした工藤監督はお見事としか言いようがない。ホークスファンのみなさん、堂々の日本一おめでとうございます。
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中島龍之
11/5/2019 | 2:18 PM Permalink
東さん、ありがとうございます。コメントが遅くなり失礼しました。今年のホークスはリーグ優勝を逃がし、ふがいない戦いながら、CSを勝ち、日本一になってしまいました。ホークス優勝うれしいというより、よく勝ったなと思います。全体のレベルが落ちているのでしょう。来年は面白い戦いになってほしいものです。
東 賢太郎
11/5/2019 | 4:43 PM Permalink
巨人がカープから丸を引き抜いて優勝してもセリーグ全体の実力は変わりません。パリーグはホークスの育成選手の躍進のように各チームが自前で育ててリーグ全体の戦力アップにつながっているように思います。原監督はDH制導入やFA人的補償の廃止を主張してますが、リーグ全体が強くならないと巨人も強くならず、優勝しても日本シリーズでパリーグにビビり負けの構図は続くでしょうね。
中島龍之
11/6/2019 | 4:06 PM Permalink
ホークス側としては、この3年の日本シリーズでは、DeNAが一番手強かった印象です。若手の今永、濱口がいたからでしょう。若手が育ったチームが脅威ですね。来年のセ・リーグはどのチームになるでしょうか。
東 賢太郎
11/6/2019 | 10:12 PM Permalink
たしかにDeNAはいい試合をしましたね。今年は濱口、東が不調だったので2位でしたが惜しかったです。セリーグで若手が伸びてるのは阪神です。投手力は一番なので来年はいくかもしれません。
中島龍之
11/9/2019 | 11:44 AM Permalink
そうですね。阪神は予想外の健闘でした。ルーキー近本の活躍と西の安定感が来年を期待させます。