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埋まってない巨人・ソフトバンクの実力差

2020 NOV 22 11:11:28 am by 東 賢太郎

甲子園に出たチームと対戦して感じたこと。はやい、でかい、うまい、だ。つまり、①投手も野手も球が速く②打者がでかくてスイングが速くて打球が飛び③守備は「わたし失敗しないので」でどこへ打っても捕られる感じがする。それ以外もいろいろあるが、その3つが「ヘビににらまれたカエル」になる3拍子であった。びびると相手は見透かしてきてのびのびモードになるからますます3拍子の差がついてきて、こっちはさらに押されて後半に四球とエラーが出てコールド負けになる。だいたいこんなパターンだった。

プロ同士でそんな差があるはずないが、ソフトバンク(SB)は①出てくるピッチャーみなパワーみなぎる150キロごえ②全員が危険水域のフルスイングで、3つの内の2つはもう満たしている。巨人は①タマふつう②ホームランの心配ない打者が複数いる、で既に威圧されている。これでのびのびモードに入られ、押された巨人にエラーやミスが出たりすると、3拍子が揃ってしまうわけである。そうなれば去年と同じことで、へたすると4-0のボロ負けコースだろう。

第1戦にもうその兆候を見てしまった。なにせ唯一頼みのエース菅野がCS無安打の栗原に2回早々の被弾でショック。さらに2本追い打ちのツーベースを打たれ2度のショック。岡本がバットをへし折られショック。丸が好機にごっつぁんのゲッツーでショック。中島が悲しい振り遅れ三振でショック。千賀を知ってるウィラーが速球にピクりとも動けぬ三球三振でショック。坂本がモイネロの奇怪なカーブに唖然の三振でショック。四球の周東が左腕高橋をコケにしたスタートで楽勝の2盗でショック、それを中村晃が技ありヒットで簡単に返してショック。

以上思い出しただけで10のショックだ。SBでつけこめそうなのはクローザー森のコントロールぐらいだが(ロッテ戦からそうだった)、ベンチにもショックが蔓延していたのだろう、最後の代打田中俊太は初球を当てただけで力ないピッチャーゴロ。ヘビ・カエルのこんなのはもうショックにすらならない。SBならレギュラーどころか二軍だろうというので戦っているということだ。菅野をおろした時点でベンチはショックをそれ以上受けさせないモードに切り替えた。戦線撤退だ。

なにせ4安打しか打てなかったのだからどうしようもない。まともに外野に飛んですらいない。悲しい力負けでまさしく①が焼きついたろう。省エネのセリーグにそんなピッチャーはいないし対策は当然練ったろうが、本番で千賀ー甲斐のバッテリーが予測を覆した。ロッテ戦を見ていて思ったがSBの強さは柳田のホームランではない、何より、数も質も圧倒的な投手力なのであり、8,9回はまず点が取れない。先発を6回までに崩して最低3点取るか、7回のセットアッパーを打つかしか勝つ道はない。それでも打線を3点に抑えないといけないが巨人に菅野以外でそれが期待できる先発はいない。その菅野が6回で4失点というのはもうシリーズ終わった感が満載である。

SBはバレンティンがかけらも通用せず内川が2軍だ。今宮も長谷川も上林も明石もスタメンから消えた。去年まで誰も打てねえと思ってたバンデンハーク、武田、甲斐野も消えた。それでこれだ。巨人は投手力のハンディを打線で挽回するしかない。今日の石川を崩せるかどうかがすべて。昨日のようにやられて2-0となれば3戦から3つは福岡だから電車道の4-0もある。丸は打っても相手を威圧する選手ではない、どうしても岡本、坂本が図抜けたことをやって威圧し返さないと嫌なムードが変わらない。

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