2020年を追想し、総括するクラシック音楽はこれだ
2020 DEC 31 19:19:51 pm by 東 賢太郎
今年は大晦日の午後9時半から海外とビデオ会議です。まだ仕事してます。元旦もします。ブログはしばらく書けません。
そんな中ですが、歴史的な大異変に見舞われた2020年を追想し、総括するクラシック音楽は何だろうかと考えました。
ゴーンの漫画みたいな逃亡に始まり、コロナが世界を揺さぶり尽くして多くの人命が奪われた年でした。五輪も政権も吹っ飛び、米国ではそれに乗じて大統領選で壮大なイカサマが決行されました。
音楽は何もないように春を待ち望み、喜びを歌います。そして第2、第3楽章で行方なくさまよいます。悲しみの沈静の中で失われた魂に黙とうし、不安げにあてもない暗闇を疾走もします。こんな運命が待ちかまえていたのか・・・。そしていよいよ終楽章に至るのです。まるで希望の灯を見たかのように高らかに昂揚していきますが、ちがうのです、それはフェイクの国の悪魔のファンファーレなのです。世界のマスコミがつるんでたれ流したウソ、イカサマ、隠蔽、陰の恫喝。なんと壮麗で豊饒な未来なんでしょう!でもウソなんです。音楽は悲しみの淵に落ちます。
コーダの大団円に進みます。絶望と悲しみが晴れます。真相はぜんぶ明らかになります。白日の下にさらされ、悪党どもに天誅が下り、正義の国に金色の後光がさしこみます。最後の3分です。
シベリウスの交響曲第2番。
みなさん、今年も有難うございました。良い年をお迎えください。
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