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拙稿の閲覧数700万回の御礼

2021 JUN 3 1:01:23 am by 東 賢太郎

アメリカの歌手、B・J・トーマスが亡くなった記事を見てバート・バカラック「雨にぬれても」をYahooで検索したら拙稿が出てきた。

http://バート・バカラック「雨にぬれても」の魔力 | Sonar Members …

この曲も古くなっちまったってことだ。気がついたら拙稿のPVは7,000,000回をこえていて僕もけっこう古手ブロガーに数えられており、古い者が古い物をほめているという図式を古い人が面白がってくれてるということが背景なんだろう。

そう思ったがGoogle Analyticsを見るとそうでもない。以前からその傾向があったが現在の僕の読者は43%が44才以下、うち22%が34才以下だ。ざっくり半分が40半ばより若い学生、働き盛りということになる。とても嬉しい。SMCは50才以上をイメージして始めたが老人クラブではない、若年層に知恵と勇気をつけてあげたいという思いだけでやってきたから本望だ。僕はインフォメーションを書く気はさらさらない、そんなのは自分でググりなさい。書くのはインテリジェンスのみだ。僕自身それしか興味ないからそうなるしかない。勉強や世渡りを教えることはできないが、拙文に長くつきあってくれれば思考回路は似てくるという気がしてならない。現にそう言った若者がいた。そうなれば自分でユニークな思考ができるようになる。ただし普通で平穏な人生が良い人にとっては害かもしれないとも思う。そういう方はここでやめたほうがいい。

ちなみに、誰に会っても「若いですね」といわれる。66はないですね、50ぐらいですと。お世辞半分としても、精神年齢は若いと自分でも思う。たとえば去年はコロナ環境に適合した会社「アルカ」を作って今年は利益が出るし、先月はある会社の買収に成功した。金融とは程遠い業界の顧問にもなる予定で、もはや僕にとってビジネスは金儲けより好奇心の充足である。面白いと思わないと儲かってもやらない。だってそんなものに憂き身をやつすのはカネに隷属するということで人生の空費以外の何物でもない。若者は「面白いこと」に時間を使いなさい。そしてそれを極めなさい。仮にそれで食えず、やむなく一時の隷属生活になってもめげないことだ。そうしていれば、極めてない周囲より評価される日が来る。そこでまたそれを極めなさい。これが成功のスパイラルになる。

面白いと思う事柄は年齢と共に変わっていくが、そこに節操なんてものはかけらもない。持つ気もない。心の移ろいというのは自然の摂理だと思っている。自然に逆らってもいいことはない。「不動心」とか「軸がぶれない」なんてのは、変化する能力も勇気もない者があみだした念仏である。そんなもので戦争には勝てないし、なによりダサい。人間その時々にやりたい事をやれば集中力もパフォーマンスも上がるのであって、業績もお金も自然についてくる。だからそれに徹するのが幸福な人生であり、やりたくもないくだらない仕事に時間を使うのは奴隷である。英語でドンキー・ワーク(ロバの仕事)というものをくだらないと思うかどうかはあなたのセンスとポリシーによる。僕は絶対に奴隷にはならない。なぜならみっともないし格好悪い。格好悪いのは耐えられない性格だからだ。

女性読者は30~40%だったのが45%に増えている。これもとても誇らしい。男は何才になっても女性にもてたいのである。僕は先祖が九州と能登で陽と陰、動と静、アバウトさと緻密さ、気まぐれと集中、飽きっぽさとねばり強さが同居した珍しい人間だ。「南国君」と「北国君」のどっちでもある。でも自分でどっちが好きかというと北国君であって、実は僕の内なる南国君も彼には一目置いている。おカネを増やしたのは南国君なのに北国君はあまり評価しない。困ったのは若いころだ、女性とデートすると優位に立つ北国君が出てくるが話題がさっぱりないのである。で、すぐふられる。ぜんぜんもてない。それはもはやトラウマになっている。

しかしである。なんということだ。実はブログ執筆は、もてない北国君がもっぱら引き受けているのである。彼を女性が45%も支持して下さっているとは天変地異の予兆でないことを祈るばかりである。そうなるとできれば80%ぐらいにしたいと欲も出るが、北国君にそういう才覚はない。なぜなら、彼は昔も今も変わりがなく、何がうけてるかさっぱり見当もつかないからだ。

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