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オレンジバットと短尺ドライバー

2023 MAY 26 2:02:16 am by 東 賢太郎

どこかで「オレンジバット」という文字を見かけた気がする。つい最近だ。それをさっき思い出した。ググってみると、これしかない。これだったようだ。

【中日】現役引退した平田良介さんが異例のフリー打撃、18年のユニホーム姿&オレンジバットにファンは大歓声、試合後セレモニー:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)

 2023年3月18日の記事だ。しかし中身は記憶にない。読んでないのだ。

そこで日記を調べると、無理もない。2日前の3月16日に身辺に某重大事件が起きていた。なるほど、アレか、パニクッてそれどころじゃなかったんだ。

と思いきや、である。ブログの「3月分」を検索すると、なんと同日18日に「ホルショフスキー」の記事を書いている。前後にも「WBC」やら「チャットGPT」やら「成城学園」を書いている・・・

これ、わずか2か月前のことだ。この前後は重大事件以外にも怒涛のように予期せぬ悪いことがおき、頭の中はぐしゃぐしゃだったことだけはまちがいない

なぜこういうことになったかわからない。ブログ執筆を創作とはおこがましいが、自由に好きなことを書いている。何の縛りもないところから出てきた一種の創造ではある。

さらにおこがましいが、この事実をさっき知って思い出したのがモーツァルトだ。なんで子供が亡くなったり就活に失敗した絶望の時にこんな明るい曲が書けたんだろう?これは彼のバイオを詳細に調べてきた僕には長年の謎だったのだ。

なるほどそういうことか。わかったようなわかんないような、少なくとも自分の精神状態はトレースできた気もするが、それを文字にすると消えるようなふわふわしたものだ。だから書くのはやめとこう。

あれっと思った。Yahooの「オレンジバット」の1ページ目に

オレンジバット悲話 | Sonar Members Club No.1 (sonarmc.com)

が出てくる。打撃であんまり思い出がない。あるのはオレンジバットぐらいだからこれを書いたと思う。お袋が亡くなった年だ。

道具って大事だな。自分が投げた球で折れたとき動揺があって、いまでもくっそーと思ったのを覚えてる。先っぽで打つと折られると思って近めに投げたんだ。

グローブにはそこまで執着がなかった。いくつか替えた。でもあのバットは愛おしかった。あれで何本ヒットを打ったか・・・

そういえば、ゴルフでも「短尺」というドライバーがあった。野球打ちなので長尺がだめだ。逆をいってみたらいい当たり連発で曲がらない、ハンガリーでこれで優勝した。なのにそれっきりである。なぜ浮気したか覚えてない。

そう、クラブはアイアンもパターも総入れ替えが何度もあって、ライバルたちに「またかよ」と笑われる。本間のピカピカ真っ金金のウッドは取り出すたびに冷やかされたが3本で50万円だ、曲がるはずがない、えいっと打つとまっすぐだ。

つまり、持って構えた時に信頼できるかどうかなのだ。変な当たりが続くとそれがなくなって捨ててしまう。いや、捨てはしない、それで勝った大会を覚えてるので申しわけなくていまも倉庫にあるのだが・・・

野球もゴルフもいろんなことがあった。ゴルフのほうがずっと真剣に練習した。野球はたくさん練習をやらされたが真剣じゃないし、あんまりいい思い出もない。ゴルフはいいことずくめで優勝トロフィーがいっぱいある。

でも、それなのに、野球の方が好きなのだ。こればっかしは何があろうと変わらないだろう。人間って本当にわからない。

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Categories:ゴルフ, 野球

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