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尖閣はどこへ?侮れないニューヨークのチャイナパワー

2012 SEP 28 14:14:49 pm by 西牟呂 憲

今日は友人に誘われて大手保険会社のセミナーに行って参りました
非常に参考にもなり、面白かったので少々ご案内します。

場所は、NYのクィーンズ区のフラッシングと言う場所で、何十年か前には日本人がかなり住んでいたそうですが、今では完璧に中国人に実効支配されています。
そのど真ん中に、しかも尖閣問題で敵国となっている日本人の私が乗り込んで行って無事に帰って来れるか心配でしたが、全くの杞憂でした。

セミナーの場所は中華レストランの個室で、30名ばかりの見込み客(どう見てもその辺の八百屋のおじちゃんやおばちゃん達が主)を招待し、夕方6時半から結局10時ぐらいまで行われました。
日本人は私一人でしたが、皆満面の笑みを浮かべて握手を求めて来まして、あるおばちゃんにはハグまでされました。 どうなっているでしょうか?

講師は、当保険会社のこの道何十年のベテラン二人(イタリア系とポーランド系)。
最初に前菜を食べながら講師の一人が、先ず今年は遺産税(米国では相続税では無く亡くなった人が払う遺産税が適用されています)を節税する為のラストチャンスだと喚き、
今年中に遺産税対策を行わないと、今$5Milまで無税だけど来年からは粗間違いなくこの金額が小さくなるから対策を立てて今年中に実行しようと言うのが最初のメッセージ。
この時点で、八百屋のおじちゃんおばちゃん$5Milも持っているのかなと余計な勘繰りをしていると、隣に座っている友人が私の怪訝な顔を見て「心配するな、彼らはお前より金持ちだ、最低$20Mil持っているよ。
因みに此処に来ている人達は君を除いて少なくとも$10Mil.以上持っている」 との解説でした。 人の心配するより、自分の心配した方が良かったと反省。
と言う事は、このおじちゃんおばちゃんはあの尖閣諸島を買える金を持っているのか・・・・

二人目の講師は、人の寿命はどんどん伸びており、それは良いのだが皆さん先立つ物は持っていますかと言う質問から始まり。
寿命が伸びたので一生涯の生きるコストは予定以上に上がっている、不景気と言われつつもエネルギー価格、サービス価格、特に医療関係等の高騰振りはご案内の通りで、皆さんが十分だと思っている資金も十分でないかも知れません。 そこで、年金型保険を買いましょうと言う下りになります。 今当保険会社に$1Mil預ければ、11年目から毎年$10万ドル一生涯支払い続ける商品がありますが、如何でしょうか?
これは、唯単に単純な商品で、もう少々金額が張ればもっといろいろな商品設計を皆様の為に行いますと言うのが、2番目のメッセージでした。

その後の、来客のおじちゃんおばちゃんからの矢の様な質問は留まる所が無く、気が付いたら10時になっていたと言う次第です。
因みに、顧客の中に異色の方々もいて、私の隣に座っていたのは30代中頃のローズさんで、7月に北京から来たばかりだとの事ですが、恐ろしいくらいの英語の上手さと美貌に圧倒されました。
何でも北京ではプライベートエクイティーファンドの会社にお勤めだったとか。(完璧なスパイだなと勝手に想像したり、こう言う人に機密情報渡してしまうんだろうなと馬鹿な事を考えていました。)
もう一人は、30代前半の童顔の男性で、職業は建築家、因みにハーバード大学工学部建築科の博士を持っており、昨年NYで賞を取ったと友人から耳打ちされました。
一体、この集団は何なんだと思った次第ですが、NYの懐の深さを改めて見せ付けられました。

と言う事で、今日は行く前から緊張していたのと、セミナー会場での熱気に煽られて非常に体力を消耗しました。
しかし、やはりと言うか中国の人達は何処でもエネルギーに満ち溢れています。
会場の外では、近くの州にあるカジノへ行くバスが数台並んでいましたが、全車満員でした。

最後に、当保険会社の方々に「忙しいですか?」と無粋な質問をしたところ、過去5年まともに休めないくらい忙しいとの事です。
最近の住宅の回復と言うニュースもありますが、既に大分前から景気の良い産業も米国内では結構あり、それらが景気を下支えから上振れに持って行きつつある様に思えます。
今回のセミナーもその証左の一つですが、なんと言っても中国人を含め世界から来ている移民のパワーは全く侮れないと思います。

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