最後の晩餐
2012 OCT 5 13:13:37 pm by
新米の美味しい季節になりました。
毎年、実家の関係者から自家用の新米が届きます。
今年も期待以上にツヤツヤに輝くご飯が炊けました。
私は、この新米に沖縄の天然塩で握ったおにぎりが大好物です。
おにぎりの中に入れるのは蜂蜜で漬け込んだ南高梅で、箱根強羅温泉の強羅花壇、千疋屋、銀座和光の商品がお気に入りです。
数年前に母が心室細動という死に至る不整脈で危篤状態になりました。
回復の望みを絶たれた時に、主治医から「カテーテル・アブレーション」を最後の手段でやってみないかと言われ、すがる思いでお願いしました。
この「カテーテル・アブレーション」とは心臓の一部(細動を起している所)を焼く処置です。
数日後、母は奇跡の生還をし、意識が戻った時に、「喉が渇いた、塩むすびが食べたい・・・」と言葉を発しました。
塩むすび・・・あんなにグルメだった母が、最もシンプルな日本人ならではの食べ物を欲するとは・・・その時から私は塩むすびにこだわり、自分なりに究極の塩むすびを求めるようになりました。