ポンペイ通信 オオシャコ貝
2016 JUN 8 17:17:04 pm by トム 市原
友人がアパートを造るため埋め立てをした。
沖から持ってきた砂や土砂で埋め立てをする。
ポナペでは埋め立てをすると、それは自分の物になる。
その土砂の中に古代のシャコ貝が多数含まれていた。
彼はそのまま埋めていたが小生が「もうこんな大きいのは居ないのだから取っておいた方が良い」
そして集めた大シャコ貝が50数個。
世界最大は大英博物館にある1m50だそうで、ここに有る最大は1m40だ。
重さは40kgで持ち上がらない。
直近のポナペでは取り尽くし小さい物しか残ってない。
漁師は取ると中身をだして殻は捨ててくる。
ココナッツミルクで煮るとクラムスープ、牡蛎より美味しい。
10年ほど前はアスファルトの穴はこれで塞いでいた、うっかり乗り上げようなら天井に頭を打ちつける。
石垣島にも昔は沢山いたが、ダイビングショップの乱立と共に姿を消した。そこのお土産店では45cmが36万円で売られていた。
Categories:未分類
西室 建
6/8/2016 | 8:35 PM Permalink
トムさん、するとこのズラリと並べられたオオシャコ貝で〇千万円ですか!
東 賢太郎
6/9/2016 | 1:09 AM Permalink
たぶん〇千万円なんでしょうね、もし海外に持ち出せば。できないのかもしれませんが、そうされてないのがいいですね。ミクロネシアのそういう価値観にはいつも目から鱗で帰ってきてます。〇千万円で売ろうなんてなるのが人間の本来のあり方なのかなと。人間回帰したいです。7月はそちらでお会いできることを楽しみにしてます。オオシャコ貝チャウダーも食べてみたいですね。
トム 市原
6/9/2016 | 10:42 AM Permalink
オオシャコ貝はワシントン条約で輸出出来ないのです。
石垣島でも国立公園で採集は出来ないはずですが、昔に取ったものと言っているようですね。
水中で見るシャコ貝は見事な物ですよ。