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ポンペイ通信 異食文化 その2

2017 JUN 24 7:07:58 am by トム 市原

 ここのラーメンの食の仕方は、日本人の食べ方とはえらい違いが有ります。
 何処のレストランもメニューにはラーメンが必ず入って居る定番ですが、作り方はフライパンに水を入れ、袋から取り出した麺をいれ、沸騰した頃には柔らかくなっているので其処へ袋の調味料を入れ、あり合わせの野菜を入れます。

 本当にあり合わせでキュウリやべレ(木の葉)が入って居たこともあります。

 ある日、知り合いから「今日ご馳走するからおいでよ」と。どんなローカルフーズが出るのかと期待して行くと、出てきたのはサッポロ一番をくたくたになるまで煮込み、それをご飯に掛けただけでした。

 これで6人家族が食べられます。

 両方とも輸入品で舶来品=高級品なので、考えてみると髙価な物なのです。

 一般には中華製、韓国製の袋麺やボールラーメンに水を入れてふやけるまでノンビリと待ちます。
 なぜ水かと言うと産湯の時から水しか使わず、お湯は危険な物として食事にも熱い物は食べません。

 粉のスープは後から指を入れて舐めています。

 若い女の子は麺と一緒にTAID(アメリカ製のイチゴ味の粉末、ピンク色)や粉末ジュースを入れているのを良く見かけます。

 これは日本のかき氷のいちごシロップをもっと赤くして、匂いもこれでもかと思うほど強烈な香りがします。

 この食味にはさすが好奇心旺盛なジャイカの若者も頂けないようです。

 勇気のある方は一度試すのもいいかと、新しい食味が発見出来るかも知れませんね。

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