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ホークス、開幕6連勝!

2022 APR 1 11:11:51 am by 中島 龍之

ホークスが開幕6連勝しました。セ・リーグでは広島カープも6連勝と似たような展開になってます。

ホークスはファイターズと開幕3連戦でしたが、開幕戦、エース千賀が1本のホームランで敗戦投手となるところ、新外国人ガルビスの満塁ホームランで命拾いしました。その後はホークスの総合力でしぶとく勝って6連勝となりました。先発投手の勝ち星は、東浜と大関だけで、あとは中継ぎの又吉、津森、藤井(2勝)で、接戦を制しているという状態です。千賀、石川は勝ちは付いてませんが、1点取られただけなので、先発の役割を果たしています。この時点で見ると、今年のホークスは日本一になった時のような総合力を示していると思われます。打線もすごい破壊力ではありませんが、いいところで点取ってます。柳田、グラシアル、栗原のクリーンアップは安定しており、1番の三森が定着、2番は日替わりですが、ここは流動的になりそうです。課題の3塁はベテラン松田が調子いいので、1塁と兼用にして、リチャード、ガルビスを試してる状況です。中村晃、今宮も調子いいので、今シーズンは行けそうな気配です。

プロ野球2022順位予想

2022 MAR 24 11:11:43 am by 中島 龍之

プロ野球の開幕ですね。直前になりましたので、今年の順位予想をしたいと思います。いつもはオープン戦の結果はあまり気にしないのですが、今年は少し気になってしまったので影響されたかもしれません。

パ・リーグ

1位 ソフトバンク・ホークス

2位 楽天ゴールデンイーグルス

3位 日本ハム・ファイターズ

4位 オリックス・バファローズ

5位 ロッテ・マリーンズ

6位 西武ライオンズ

となりました。1位のホークスは、投手陣はエースの千賀、先発の石川、東浜が活躍し、若手の杉山、大竹が成長すること。打撃陣は柳田、グラシアル、栗原に加え若手のサード井上、セカンド野村に期待しています。2位楽天は投手陣がいいですね。則本、岸、早川、滝中の10勝クラスに、田中マー君、涌井が活躍すれば怖いです。3位ファイターズは新庄BIGBOSSの采配で、若手が成長して優勝に絡んでくることを期待です。4位バファローズは、昨年の優勝で力を付けた感がありますが、山岡が今一つなので、優勝は厳しいかな、というところです。5位ロッテは、佐々木朗の活躍は期待できるものの、投手陣に強力なエースが欲しいですね。6位西武は、打撃陣はいつも凄いのですが、投手陣が弱いですね。

パ・リーグはホークスとファイターズに期待を込めてこんな順位になりました。

セリーグ

1位 阪神タイガース

2位 DeNAベイスターズ

3位 ヤクルトスワローズ

4位 中日ドラゴンズ

5位 巨人読売ジャイアンツ

6位 広島カープ

となりました。1位阪神は、昨年は今一歩でしたが、青柳、秋山、伊藤、ガンケルの10勝級投手陣に、西、藤浪が働けば優勝でしょう。2位ベイスターズは、オープン戦の調子よく、投手陣の、今永、濱口、大貫、上茶谷、東あたりが勝てば勢いで優勝争えると思います。3位ヤクルトは打撃陣はいいので、小川、奥川、高橋に期待しますが、昨年のようにはいかないと思います。4位中日は投手陣は、大野、小笠原、柳のほかに活躍する投手が出れば面白いですね。5位巨人は、エース菅野が復活しないと厳しいでしょう。坂本の開幕離脱も悪い要素ですね。6位広島は、4番鈴木誠の大リーグ移籍で、その穴は埋めるのは大変でしょう。

セ・リーグも混戦が予想されますので、ルーキーや外国人助っ人の活躍で予想外の優勝チームが出るかもしれませんね。

今シーズンも楽しんでいきましょう。

太宰府天満宮の梅2022

2022 FEB 22 15:15:41 pm by 中島 龍之

久しぶりに大宰府天満宮に行ってきました。

いつも梅の時期に遅れたりするので少し早めにしました。

天満宮の境内の梅です。

 


本殿に向かって右の白梅です。もう少しで7,8分咲きでしょうか。

続いて左側の紅梅です。

こちらは、まだ2,3分咲きでしょうか。最近の寒さでまだまだですね。東京など東日本と大雪の北日本の寒さからすれば比べようがないですが、福岡も寒い日が続いてます。いつも3月はじめに行われる「曲水の宴」までには満開になるでしょう。また今年も大宰府天満宮の梅を眺めています。

太宰府天満宮2022

2022 JAN 6 15:15:44 pm by 中島 龍之

明けましておめでとうございます。

今年も大宰府天満宮に初詣に行ってきました。毎回同じような夜の参拝の風景を載せてますが、今年は昼に行ってきました。参拝の様子は毎年変わっていませんね。同じような写真を毎年載せるのもどうかと思ったりもしましたが、世の中は科学も進歩し、一般人が宇宙に行く世の中になっても、一方、神社に参拝する人々は変わっていないものだと感心してしまいます。最も進歩のないのは人間ですよね。今年もよろしくお願いします。

プロ野球、日本シリーズ始まる

2021 NOV 21 11:11:21 am by 中島 龍之

日本シリーズが始まりました。ホークスも出ていないので興味は今一つでしたが、始まってみると中々面白いゲームでしたね。

オリックス山本、ヤクルト奥川の先発で始まり、投手戦の様相でしたが、6回に山本が1点取られ、6回で降板となりました。奥川は7回にモヤのホームランで1点を取られ、7回で降板となりました。特に、オリックスが山本を6回で交代させたところに、中島監督采配の意味ありと思いました。この試合勝っても負けても、第6戦を山本で取りに行く戦略にでたように思います。1点差なら逆転もありなので、シーズン中ならエースは続投でしょう。対するヤクルトは2点リードしたのに、奥川を交代させました。守護神マクガフが打たれたのは予想外ですが、奥川を8回まで続投ありかなと思います。

結果的には、東さんのブログにあるように、オリックスの得意の「うっちゃり」勝ちでした。9回の攻撃で、バントしない中島監督がバントさせて野選をさそうなど思い通りの攻めでしたね。オリックスがマクガフに自信持ったのが大きいです。

今日の第2戦、オリックスは先発宮城でしょう。ヤクルトは小川でしょうか?両監督の采配が楽しみです。

大谷翔平選手、ありがとう!

2021 NOV 19 22:22:55 pm by 中島 龍之

エンゼルスの大谷翔平選手が大リーグ・アメリカンリーグのMVPを獲得しました。野球ファンとしては、もっと前から大谷選手の話題を書きたかったのですが、簡単に「素晴らしい」とか書くのが憚られて、これまで書いておりませんでしたが、今年も残りすくなくなり、大リーグMVPを獲得した今だと書かせてもらいます。

今年も二刀流は出来るだろうかと、疑問を持っていましたが、着実にホームランを打ち、勝ち星を重ねるに従い、期待するようになりました。6月くらいからは、テレビの昼のニュース、夕方のニュースでは今日の大谷選手をやるようになりました。それ後ホームラン数が増加してホームランダービーのトップを争うようになり、オールスター前にはトップに立ってしまいました。私もそのころからは、毎日、午前中は大谷選手がホームランを打ったか、登板日には勝ったかを確認するのが日課になり、コロナ自粛での楽しみになりました。

そして、オールスター戦の前日にはホームランダービーに出場し、日本のテレビも中継していたので、初めてホームランダービーを見ることができました。オールスター戦も先発、かつ打者としても出場し、歴史的場面を見させてもらいました。

後半戦はホームラン数が伸びず46ホーマーでホームラン王は逃しましたが、投手での9勝という二刀流での活躍をしました。誰もできそうにない、その二刀流が今回のMVP表彰獲得となりました。MVP表彰のテレビ中継を日本でも見られたのも今までなかったことで新鮮でした。

今年は大谷選手のお陰で、毎日の楽しみがあり、今まで見たことのない場面を見させてもらいました。いつもの私なら、ブログ・タイトルは「大谷選手、大リーグMVP獲得」とするところですが、大谷選手の恩師、花巻東の佐々木監督がインタビューで「おめでとうではなく、ありがとう」というのを見て、「大谷翔平選手、ありがとう」としました。

大谷翔平選手、いい景色を見せてもらって、ありがとう!!

 

2021プロ野球順位予想を振り返る

2021 NOV 18 15:15:31 pm by 中島 龍之

日本シリーズの開幕を前に、今年の順位予想を振り返ります。

今年は、セ・パとも前年の最下位チームが優勝という、プロの評論家でも当たった人はいないであろうという結果になりました。私の予想と比べてみました。

パ・リーグ

私の予想            実際の順位

1.ソフトバンク・ホークス    1.オリックス・バファローズ

2.楽天イーグルス        2.ロッテ・マリーンズ

3.ロッテ・マリーンズ      3.楽天イーグルス

4.オリックス・バファローズ   4.ソフトバンク・ホークス

5.西武ライオンズ        5.日本ハム・ファイターズ

6.日本ハム・ファイターズ    6、西武ライオンズ

セ・リーグ

私の予想             実際の順位

1.阪神タイガース        1.ヤクルト・スワローズ

2.巨人読売ジャイアンツ     2.阪神タイガース

3.ヤクルト・スワローズ     3.巨人読売ジャイアンツ

4.広島カープ          4.広島カープ

5.中日ドラゴンズ        5.中日ドラゴンズ

6.DeNAベイスターズ        6..  DeNAベイスターズ

となりました。

パ・リーグについては、見事全問不正解でした。セ・リーグは4,5,6位が当たっているので、正解率50%は上出来です。セ・パ全体で25%の正解はもっと努力してください、というところでしょうか。

パ・リーグについては、最後まで5,6位が当たりそうでしたが、ファイターズが頑張って最下位を抜け出したのが、来年への明るい兆しでしたね。混乱の原因はホークスの大不調ですが、楽天も田中マー君が勝ち星が挙がらなかったことが大きいでしょう。私の予想から10勝少ない勝ち星でした。ロッテについてはまずまずの成績で2位になりました。ホークス、楽天の失敗による2位ですが、オリックスが良すぎたため優勝できませんでした。優勝のオリックスですが、山本投手の活躍が最大の原動力ですが、私の予想は12勝だったので、6勝も多く予想を超えました。さらに、宮城投手には勝ち星も勘定していなかったので13勝も勝つとは完全な予想外でした。打線では、吉田正の打率0.339、21ホーマー、72打点が中心ですが、4番の杉本も昨年は2ホーマー、17打点でしたが、今年は32ホーマー、83打点でした。予想外です。紅林も昨年0ホーマー2打点が10ホーマー、48打点と躍進しています。投手、打撃で活躍する若手選手が出たことが優勝の原動力でしょう。それと、勿論、中島監督の力ですね。パ・リーグはそんなところでしょうか。

セ・リーグについては、ヤクルトの順位を1位にしていれば、全問正解でしたので残念です。ヤクルトの優勝はよくわかりませんが、投手では、奥川投手がエース小川投手と並ぶ9勝で目立ちますが、サイスニードが先発で6勝、今野が中継ぎで7勝28ホールド、田口、スアレスが先発で5勝、マクガフが抑えで3勝31セーブと、素晴らしいエースがいるわけでもなく、継投がうまくいったのだろう、ということでしょうか。打線は山田の復調が大きく、昨年12ホーマー、52打点が、今年34ホーマー、101打点でした。そして4番村上は39ホーマー、112打点と安定し、2番青木から繋がって得点力が上がりましたが、さらに1番に塩見が定着し、14ホーマー59打点で、1番から4番の繋がりはセ・リーグ1でしょう。外国人助っ人のオスナは、13ホーマー、60打点、サンタナは19ホーマー、62打点といい働きをしています。主力は山田、村上ですが全員野球の結果と言っていいチームですね。

両チームとも最下位チームを優勝させたのですから、MVPは監督ということでことしの振り返りとさせていただきます。

 

ソフトバンク・ホークス 2022年から日本一10連覇へ!

2021 NOV 5 13:13:21 pm by 中島 龍之

今年のホークスは4位で終了し久々のBクラスとなりました。来年以降、再び日本一をめざすべく、藤本新監督のもとスタートしておりますが、今回は優勝の最大ポイントとなる、先発投手陣の10年計画を作ってみました。

そこで、工藤監督、その前の秋山監督時代の開幕時先発ローテーションを振り返ってみました。

工藤監督時代

☆印は日本一

2021年 ①石川 ②高橋礼 ③和田 ④笠谷 ⑤大竹 ⑥武田

☆2020年 ①東浜 ②和田 ③二保 ④ムーア ⑤石川 ⑥バンデンハーク

☆2019年 ①千賀 ②ミランダ ③高橋礼 ④東浜 ⑤大竹 ⑥武田

☆2018年 ①千賀 ②武田 ③中田 ④東浜 ⑤バンデンハーク ⑥石川

☆2017年 ①和田 ②中田 ③東浜 ④千賀 ⑤武田 ⑥バンデンハーク

2016年 ①摂津 ②バンデンハーク ③武田 ④和田 ⑤千賀 ⑥東浜

☆2015年 ①摂津 ②スタンリッジ ③中田 ④大隣 ⑤武田 ⑥東浜

秋山監督時代

☆2014年 ①摂津 ②中田 ③ウルフ ④スタンリッジ ⑤寺原 ⑥東浜

2013年 ①摂津 ②山田 ③武田 ④大隣 ⑤山中 ⑥パディーヤ

2012年 ①摂津 ②岩崎 ③新垣 ④山田 ⑤ベニー ⑥ピント

☆2011年 ①和田 ②ホールトン ③山田 ④杉内 ⑤摂津 ⑥岩崎

2010年 ①杉内 ②大隣 ③ホールトン ④和田 ⑤巽 ⑥藤岡

2009年 ①和田 ②大場 ③杉内 ④ロー ⑤ホールトン ⑥大隣

という状況でした。このデータから表面的に観察した結果、

①外国人助っ人投手の活躍があること。

日本一になった年にはいい外国人先発投手がいたことから必要であることは言えるでしょう。ただ、外国人先発投手がいても優勝している訳ではなく、2012、2013年のベニー、ピント、パディーヤ投手は0~3勝でしたので、活躍できる投手が必要です。

②日本人のエース級投手をトレードで獲得すること。

これは、ホークスが中田投手を中日から獲得できたことが優勝に結びついたことから推定しました。ホークスに来た2014年から、2015、2017、2018年と日本一になりました。また、大リーグから戻った和田投手もトレード獲得として、2016年から加入し2020年の日本一に貢献しました。この点から、トレードによるエース級日本人投手獲得も必要としました。

③最後は、チーム生え抜きのローテーション投手を育成すること。

これは当たり前のことですが、6人の先発投手をそろえるのは難しいので、少なくとも4人の先発を作ることです。エースの千賀は、2010年の育成ドラフトで入団し、2011から2015まで一軍に少しずつ出場し2016年ローテーション投手になりました。入団6年目でした。ドラフト1位の投手では2012年の東浜、2011年の武田が先発で残ってますが、厳しい世界です。藤本新監督の育成を期待します。

以上3点がお願いするポイントです。そこで、10年先発投手計画を作りました。

開幕時先発ローテ

2022年 ①千賀 ②石川 ③笠谷 ④高橋礼 ⑤涌井 ⑥マルティネス

2023年 ①千賀 ②東浜 ③笠谷 ④高橋礼 ⑤岸 ⑥外国人投手

2024年 ①千賀 ②石川 ③笠谷 ④高橋礼 ⑤大瀬良 ⑥外国人投手

2025年 ①千賀 ②東浜 ③杉山 ④高橋礼 ⑤大瀬良 ⑥外国人投手

2026年 ①千賀 ②石川 ③杉山 ④笠谷 ⑤大瀬良 ⑥外国人投手

2027年 ①千賀 ②笠谷 ③杉山 ④高橋礼 ⑤大瀬良 ⑥外国人投手

2028年 ①千賀 ②杉山 ③高橋礼 ④板東 ⑤今永 ⑥外国人投手

2029年 ①千賀 ②笠谷 ③高橋礼 ④泉 ⑤今永 ⑥外国人投手

2030年 ①笠谷 ②杉山 ③高橋礼 ④板東 ⑤今永 ⑥外国人投手

2031年 ①笠谷 ②杉山 ③高橋礼 ④泉 ⑤今永 ⑥外国人投手

かなり大雑把な作りとなりましたが、先のことは分かるわけもなく作ってみました。あしからず。外国人投手は、今在籍するマルティネスの来年は期待します。あとは大リーグ事情次第です。

トレードによるエース級の獲得は、楽天にトレード後も活躍する、涌井、岸ならホークスでも活躍できると思います。大瀬良、今永は広島、DeNAのエースですが、3年後、7年後なら若手の台頭で状況は変わるでしょう。2人とも九州出身なのでホークスに合うでしょう。中田投手も北九州出身でした。

生え抜き選手については、千賀ができるだけ活躍してほしいものです。東浜、石川は毎年の活躍は厳しくなるとみて、隔年の活躍としました。これからは今年先発に定着した笠谷、2019年の12勝投手高橋礼、ボールに力のある杉山が中心になってほしいです。板東、泉はこれからの投手なので潰れずに育ってほしい人材です。

という訳で、ホークスの4位を受けて苛立ちながら衝動的に作ってみました。来年から大外れになりませんように。

ホークス、5年連続日本一成らず!

2021 OCT 29 0:00:39 am by 中島 龍之

今年も優勝を狙っていたホークスはCS進出できずに、シーズンを終えてしまいました。層の厚さでは優勝間違いなしと思われたホークスですが、何故このような結果になったのか、考えてみました。

原因

原因1.先発投手陣の整備ができなかったこと。

エース千賀が初先発の4/6の登板でケガをし、7/6まで不在だったこと。これが一番でしょう。また、次のエース東浜も故障のため8/13に初登録であったこと。これが大きかったです。

開幕時の先発投手6人は、

1石川 2高橋礼 3和田 4笠谷 5大竹 6武田 だったのですが、

シーズン最後は、

1千賀 2東浜 3マルティネス 4杉山 5石川 6笠谷 となりました。

千賀、東浜が戻ったのは良かったのですが、開幕時の高橋礼、大竹は活躍することなく、和田、武田は年齢、故障もあり時々頑張った程度です。和田には松坂世代最後としてもっと頑張ってほしいですが、体力的に難しかったのでしょう。石川は開幕投手として前半戦頑張って来たと思いますが、荷が重かったですね。結局、後半戦まで先発投手陣整備できなかったことが大きな敗因と言えるでしょう。開幕の先発の中で、高橋礼、大竹は2019年に活躍した投手です。高橋礼は12勝で新人王に、大竹も5勝を挙げ期待の投手でしたが、高橋礼は2020年は開幕不調のため、中継ぎで調整させたものの、最後まで中継ぎで活用しました。今年、先発に戻しましたが調子は戻りませんでした。私の古い知識の中では、下手投げは器用でないので先発完投がよいと思っていたので、昨年の起用は先発壊しの起用だと思っています。工藤監督の大ミスでしょう。大竹については、シーズン初め1回打たれて、その後登板は最後のころ1回ありましたが、感情的すぎる采配と思っています。

原因2 中継ぎ、抑え陣も整備できず

これは、抑えの森の不在、モイネロのオリンピックによる不在が大きかったです。その間、若手をよく使っていましたが、代わる存在まで育てられなかった無策、育成能力が問われるでしょう。私なら、シーズン最後に先発させた杉山を抑えにして、7回岩崎、8回坂東、9回杉山にしたのですが。最後は森が出て来て打たれていたので、今年のホークスは中継ぎ、抑え総崩れでしたね。

原因3 打線が固定できなかったこと。

これには、グラシアルの故障欠場につきます。柳田、栗原、デスパイネ、中村はまずまずだったので、グラシアルさえいれば、と思ったものですが、1人いなくて負けていては監督はいらないですよね。もう一つの誤算は1番周東がダメだったことでしょう。昨年、盗塁の連続試合の世界新と言われて盛り上がりましたが、周東の打力が上がったわけでもないのに、少し打てていたので勘違いしたのでしょう。それは首脳陣も同じですが、打てなければ、バント練習して出塁しろというところです。周東の代わりに起用した三森は最初は良かったものの、あまり活躍できずに終わってしまいました。

ただ今は世代交代の時期でもあり難しかったかもしれませんね。わたしの応援する松田、長谷川、川島のうち、長谷川は引退、川島は戦力外になってしまいました。競り合った優勝争いでは欠かせないメンバーです。計画性のない若手起用では、ベテランも生きないし、若手も育たないということでしょう。若手のなかで、オープン戦から評判だったホームランの打てるリチャードの起用が最終盤になったのも残念でした。松田のあと3塁を守らせる選手だと思います。リチャード1塁、松田3塁で使ったのは良いアイデアと感心しました。

今年は、レギュラーが故障した時に代わる選手の準備ができていなかった、育てられなかったというのが投手、攻撃に共通の失敗でした。

残念な2021年でしたが、故障なしに2022年を迎えたなら、ホークスは優勝を狙える力はあるので、新監督に期待しましょう。

 

 

ホークスのリーグ優勝に赤信号!

2021 SEP 13 15:15:13 pm by 中島 龍之

ペナントレースも9月に入り、我がホークスは優勝に向けてラストスパートかと思ったら、なんと最下位ファイターズに2敗1分けで、首位ロッテに6.5ゲーム差の4位となりました。あと約30ゲームの時点で、このゲーム差を逆転するのは厳しくなりました。ロッテが15勝15敗なら、ホークスは22勝8敗となることが必要になります。ロッテが連敗することを願うばかりですが、ロッテが負けると、2、3位のオリックス、楽天が上がることになるので、結局、ホークスの首位は無理というのが順当でしょう。ホークスは、9月はエース千賀、抑えの森、中継ぎモイネロの復活を期待したのですが、千賀は好調ですが、森はやっと戻ったところ、モイネロはこれからというところで、試合を落としています。先発も石川は炎上、東浜、和田も今一つ、マルティネスは好投するも負ける、という先発陣崩れ、中継ぎ、抑え安定せずとなっております。

打線は、固定できず苦しいやりくりしております。その中では、3塁のリチャードが満塁ホームランでホームランデビューしました。春から期待していたのですが、今頃起用するとは、ホークスゆとりがありますね。中継ぎ投手は、若手を育てているので、来シーズンは良くなることでしょう。今シーズンはもういいのかという選手起用ですが、3位に入る総合力はあるので、CSを期待しましょう。

 

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