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ある中国人曰く「韓国人が大嫌いです」

2014 DEC 24 14:14:00 pm by 中村 順一

12月に北京に出張してきた。北京にはめずらしく、晴天で見晴しも極めて良かった。悪名高いスモッグも無かった。ものすごく寒く、最高温度が氷点下1度で最低が氷点下10度だったのには参ったが。ホテルはニューオータニ長富宮、日本人の資本なので何かと安心だ。北京への出張時はここに泊まることにしている。APECで北京を訪れた安倍首相もここに泊まっている。ホテルの部屋からは、遠くに山々が見渡せた。これは北京ではめったに無いことである。

昼間は、関係先往訪で多忙だったが、夜は、筆者の前職時代の同僚の中国人2人と久しぶりの再会を祝って、ゆっくりと中華料理を楽しんだ。この2人は日本語堪能の親日派で、日本と中国の両国の関係改善を真剣に願っている。筆者との付き合いも長く、筆者が高く信頼している良識のある人たちだ。

2人は男性と女性なのだが、男性の日本語能力は半端ではなく、最近読んだ日本語の本が。中公新書の「昭和陸軍の軌跡」だそうで、非常に面白かったとのこと。陸軍の統制派と皇道派の対立、永田鉄山の陸軍省での刺殺、等に話題が盛り上がったのにはびっくりした。筆者も海軍は詳しいのだが、陸軍はそれほどでもなく、ちょっとタジタジだった。

この男性が突然切り出した。「中村さん、私は韓国人が大嫌いなんです。何というエキセントリックな国民でしょう。たいていの中国人は、本当は韓国人のことは好きではありません、嫌いなんです。」

「えーそうなの、どうして嫌いなの」と聞いてみた。

「教育がおかしいんです。見てくださいよ。」といって見せてくれたのが、最近中国の中で問題になっている、韓国の歴史教育に関する記事だった。韓国の中学校では、歴史的に百済、新羅、高麗は中国のほとんどの領域を支配し、日本はその時代、完全に韓国の領土であった、ということになっているのだそうだ。「これが正しい歴史なのに、中国は国内で嘘の歴史教育をしている、許せん。」といって韓国内部ではソウルの中国大使館前でデモが頻発しており、中国の国旗も焼かれたりしているとのこと。「全く話になりません。国家と国民のレベルと品位の問題です。」。彼はかなり怒っていた。(記事の冒頭に彼が見せてくれた記事の一部を掲載)

確かに韓国は人の国の教科書の記述にギャーギャー言ってくるが、自分はどうなの、ふざけないで、ということなのかも知れない。習近平と某大統領は首脳会談で抱き合ったりしているが、韓国と中国の関係は極めて微妙なのだ、ということを再認識できた夕食だった。某大統領も調子に乗りすぎか。

やれやれ、疲れさせる国民性です。

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