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明日、8月7日から旧暦の「秋」が始まります。

2013 AUG 6 7:07:43 am by

新暦にすっかり慣らされてしまった私たちの感覚ですと、まだまだ暑い夏が真っ盛りという風情ですが、今年の旧暦の上では、本日8月6日を以て、夏が終わり、明日8月7日から「秋」となります。

今年の旧暦の秋は次の3ヶ月となります。

旧暦7月(文月) 西洋暦8月7日から9月4日まで

旧暦8月(葉月) 西洋暦9月5日から10月4日まで

旧暦9月(長月) 西洋暦10月5日から11月2日まで

各月の名称の由来を調べてみますと、例えば9月、「夜が長い月」なので、長月となった説など、諸説入り乱れており、確固たる定説が無さそうですので、ここでは触れないでおきます。

 

旧暦7月について(今年は西洋暦8月7日から9月4日まで)

この月のメインイベントは何と入っても「七夕」です。新暦である西洋暦の7月7日は、例年、梅雨の真っ最中で(今年の関東以西では例外的に梅雨が明けてしまいましたが)、乙姫様と彦星様の年に一度の逢瀬も不可能です。

旧暦で見ますと今年の7月7日は、西洋暦の8月13日がその日に当たり、普通でしたら、梅雨はとっくに明けていて、雨が降ることはまずありません。

また、最近こそ温暖化の影響で、この時期になっても夜の暑苦しさが残ってはいますが、ひと昔前でしたら、旧暦7月になれば、夜間は過ごしやすい気温となり、夜空の星を眺めるのにも適していたように思います。

 

旧暦8月について(今年は西洋暦9月5日から10月4日まで)

「暑さ、寒さも彼岸まで」と良く言われるように、秋分の日が必ず旧暦では、この8月に入ります。(秋を2つに分ける日とは、良いネーミングです。秋分の日までは残暑で暑く、秋分の日を過ぎると徐々に涼しく、そして寒くなっていく。)

この旧暦8月のメインイベントは「中秋の名月(十五夜お月様)」でしょう。秋の真ん中の十五夜(満月)を愛でる日で、別名「芋名月」とも言われています。

 

旧暦9月について(今年は西洋暦10月5日から11月2日まで)

最近では、あまり注目されていませんが、この月のメインイベントは9月9日の「重陽(ちょうよう)の節句」です。つまり陽数(奇数のこと)の中で最も大きな数である「9」(陽が極まった数で、陰陽の世界では最もお目出度いとされる)が二つ重なるたいへん良い日です。(モンゴルでは今でも、この9を好む人が大変多いそうで、オリンピックで金メダルを取ると、ご褒美に9999と9が重なる電話番号がプレゼントされるとも聞いております。)

旧暦を使用していた頃の日本では、この「重陽の節句」の日には、酒に菊花を浮かべて粟飯を食し、不老長寿を盛大に祝ったそうです。

また、この旧暦9月13日(月齢13で満月の少し手前のお月様)は、「十三夜(栗名月)」と呼ばれ、旧暦8月の芋名月「十五夜(中秋の名月)」と共に、以前は、お祝いしていたそうです。

そして「霜降」という、そろそろ霜が降りる頃ですので、特に農家の皆様は注意しましょう、という日(西洋暦の10月23日頃)が、必ず、この旧暦9月に入ります。

残暑に始まり(旧暦7月)、涼しくなってすがすがしい日を堪能し(旧暦8月)、そして秋の夜長が続く内に徐々に冬の気配が感じられるようになって(旧暦9月)、旧暦の秋が終わる、という訳です。

花崎 洋

 

 

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