久しぶりの初詣
2022 JAN 6 18:18:36 pm by 西村 淳

1月3日。いつもと違い少しコースを変えた散歩の途中、浅草橋は江戸通りから少し入ったあたり。黄昏時だったせいかライトアップがなかなか趣のある神社があった。もともと初詣をしようという積りで出たわけでもなかったが、しっとりとした雰囲気にお正月気分が醸し出されスルーするのも気が引ける。お詣りしていこうか。と、階段を上がり本堂の前、大きな鈴を鳴らしてちょっとだけお賽銭、手を合わせたがここでしまった!咄嗟の事で準備が足りない!何をお願いするのか決まっていないじゃないか。まあいいや、コロナ終息、周りの人たちの健康を・・月並みすぎてこれじゃあ何のご利益はありそうもない。
神社、なまえは榊(サカキ)。もちろんポケモンGOにでてくるロケット団の団長のことではないが、そう思ってしまうところが何かねーといった感じ。何々、HPによると、
「110年、景行天皇40年、日本武尊が東国鎮定のため下向した際、皇祖二柱の神を鎮祭したのを創建とする。主に関東圏で祀られる第六天系神社の総本宮とされる。」
とあって何と2000年の歴史!由緒ある所のようであった。縄文文化といい、なかなか関東も奥が深そうだ。
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西 牟呂雄
1/7/2022 | 12:21 AM Permalink
西村さん、
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
その第六天系の神社は、武蔵野国・相模国・甲斐国にだけ分布する『第六天魔王』という恐ろしい名前の神様を祭っていました。
その内、甲斐国の鳴沢にある神社はその名も『魔王天神社』といいまして、戦前は徴兵除けの神様として賑わっていました。
実態は、その近所の人達が兵役に取られないように生まれた子供の年齢をサバ読みして多く届けたので、兵役検査の時に体格が貧弱なため甲種合格しなかったんですけどね(笑)。
西村 淳
1/7/2022 | 6:14 AM Permalink
ここを起点とした、浅草文庫→国立国会図書館、東京職工学校→東京工業大学。ここは学問にもゆかりがあるようです。将門の神田明神がお商売と縁があるように、なかなか神様たちも手広いようです。
中島龍之
1/8/2022 | 12:02 AM Permalink
東京は奥が深いですね、私などが知らない神社が2000年の歴史があろうとは。私も東京に行くときは浅草橋の近くのホテルに泊まったりするので、今度行く機会には行ってみようと思います。(いつになるかわかりませんが。)そして、第六天という言葉も知りました。それが魔王につながるとは興味深いです。
西村 淳
1/8/2022 | 3:58 PM Permalink
794年(なくよウグイス平安京;スミマセン(;’∀’))桓武天皇よりも500年以上前の話、となるともう神話の世界。この辺りになると因幡の白兎くらいしか知見がない無教養の哀しさですが。
中島龍之
1/10/2022 | 4:33 PM Permalink
SMCの皆さんの言葉は勉強になります。東さんの広く、深い知識には圧倒されますし、西牟呂さんの若干変化球気味の豊かな知識に楽しませてもらってます。今回は、西村さんの初詣から、第六天魔王に及び、更にウィキペディアで調べたら、日蓮の教えでは「魔王も純粋な法華経信者の祈りの前には味方する」と説いている、とのこと。これ以上調べようとすると混乱するのでこの辺でやめておきます。