早咲き日本一の桜
2016 FEB 10 21:21:15 pm by 西 牟呂雄
二月六日の午後、新年温泉・酒・麻雀・カラオケのデスマッチに行きまして。結果フラフラになってフト目に留まったのがこの桜です。関東地方は雪の予報さえ出ていましたが、この小さな花は何と健気なことでしょう。桜は一斉に咲くと豪華なものですが一輪一輪は可憐な花。
『早咲き日本一の桜』と案内に書いてありました。ケチを付ける訳ではありませんが、沖縄の緋寒桜(ヒカンザクラ)は咲いてませんでしたかねぇ。本土で、を付けた方が・・・。
これは河津桜でしょうが、一本で街中にポツンとしているところがカワイイ。
ところで私は麻雀をあまりやらなくなっていて、今回も『参加しない』と宣言していたにも係らずあの牌の並びに目を奪われてしまい、これをやらない訳にはいかなかった。初めは良かったのですが直ぐに・・・。
この合宿所は素泊まり料金だけで、カラオケもジャン卓もタダだから”やらなきゃ損だ”の意地汚さが丸出しになって、やれ風呂はドーシタの歌がコーシタのと大騒ぎになり、常に麻雀の面子は入れ代わり、ついに帰るまで一回も温泉に浸からなかった輩もいました(12人中2人も)。
因みにあまりに頻繁に入れ代わるので半荘での現金決済だからその度に札が飛び交うという下品な振る舞いで顰蹙も買っています。
メシだけは一緒に食べましたが、そこで驚くべき事実が判明しました。
平均年齢が65歳を軽く越えるメンバーで、殆どが既に癌をやっていたのです。3回もやった人までいました。誰も死なない・・・。やっていないのは僅かに3人。勢い物凄い会話が飛び交いました。
「なーにー。まだ癌もやってないの?」
「だーめだなー。癌にもなれないの?」
「そんなこっちゃ長生きできないよ。ホラ、もっとガバガバ飲んで。」
言われて小さくなっているのはワタシと不真面目を絵に描いたようなミスター・カンオケに無敵の麻雀大魔王(さっきタダのリーチを一発ツモドラ3にしてワタシを飛ばした)。いくら何でもこれ以上どうしろとおっしゃるの。
しかし、不死身の癌オヤジ達も悪運のバカ強さだけで生き延びたわけでもありません。何といっても検査精度の向上と手術の技術的進歩、医薬の発達に他ありません。
気楽にこんなことを言っているとバチが当たります、ありがたありがたや。
朝4時まで戦い続けたツワモノ4人。入れ替わる立ち代わりカラオケで12時解散4人。朝からガッチリ食べ再度カラオケ3人。朝飯後に即戦闘開始4人。昼まで死んで昼風呂でやっと生き返った者一人(ワタシ)。
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