ファイターズ まさか・・・
2017 APR 20 23:23:01 pm by 西 牟呂雄
この不調を何とかさせようと喝を入れに東京ドームに顔を出した。
大谷と中田がいないと勝てないわけじゃあるまいし、栗山監督に激を(テレパシーで)飛ばすためだ。
4連敗を喫してビリのチームだが、外野スタンドの熱心なファンはギッシリで(内野席はガラガラだが)全国闘将会は健在だ。
初回、西川が四球で出塁するとすかさず送る。近藤が2塁打で先制点を取った。これぞファイターズ戦法、きょうは勝つぞ!
加藤もなかなかいい、と思ったら3回に武田からプロ入り初、宮崎からは4年振りのホームランを浴びる。
それからの攻撃が何とも淡泊なんだな、これが。
特にレアードは併殺ばかり打っておまけに悪送球までする始末。去年はサッパリだった金子を助けてやったようなもんで8回まで3人凡打ばかりが続く。セーフティー・バントでもやったらどうか。
そして7回に栗山監督は加藤を代える、ここまではいい。だがここは鍵谷じゃないだろう谷元だろう。案の定宮崎ごときに2本目のホームランを浴びる。
8回の公文はもっとひどい。メッタ打ちを食ってもうだめだ。
9回裏のレアードのホームランは遅きに失して5連敗のドロ沼。これはオレもこんなことして遊んでらんなくなっちまったぞ。
しかしこの程度で今更ファンをやめるわけにもいかずどうしてくれるんだ。
色々変遷を経て晴れて「東映フライヤーズ」になったのは昭和29年、僕はこの球団と共に人生を歩んできたことになる。
東京オリンピック前に優勝した頃、何故かもうファンになっていた。
土橋正幸、張本勲、大杉勝男、白仁天、毒島章一、大下剛史、山本八郎とまるでヤ〇ザのようなメンバーばかりだったのはどうしてか知らないが。
その後優勝とは全く縁のない「日拓ホーム・フライヤーズ」の時などはファンであることも公言できずに悶え苦しんだ。
故大沢監督の下、江夏が助けに来てくれて念願の優勝を果たした時はうれしかったなぁ。
北海道に行ってしまった時は淋しかったが北国のファンに愛されてくれよ、と祈った。ダルビッシュがいた、森本がいた、新庄劇場の幕が開いていた・・・。
そしてスーパー・スター大谷の大活躍で晴れて日本一。
去年だって11.5ゲーム差を引っ繰り返したんだ。まさか今年これで終わりじゃねぇだろうな、栗山監督!ガオー!
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