お宿 ぽっぽや
2018 FEB 19 19:19:23 pm by 西 牟呂雄

喜寿庵のご近所にかわいらしい素敵なお宿ができた。コンセプトは『子鉄』。子供さんも楽しめるよ鉄道マニアのファミリー向けに古民家をリフォームして民泊を始めた。オーナーさんはお若いご夫婦で、色々とアイデアを出しながらやっている。
実は昨年の夏頃から改築が始まっていて、一度ご近所だから挨拶に行くとお二人で”手作り”と言った感じが微笑ましかった。先日改めて再訪してその充実ぶりにびっくりした。
御夫婦共に鉄道好きなのに加えてもう一つ凝ったのは『レトロ』。
この入り口はわざと古めかしい感じを残してリフォームしたそうだ。
それだけではない。
お客様の入り口は裏に回ったところで、引き戸を開けると新幹線。
敷地内にはレールやポイントの道具が置いてあって、これは好きな人にはたまらないだろう。
お二人で集めたものらしいがレールなんか重いのにどうやって運んだのだろう。
レール留めの犬釘も沢山あった。
更に中を見せてもらうと、これまた色々な工夫が凝らしてあって楽しい。
寝台車のような寝室だったり、車両が室内に乗り入れたような迫力。
実際〇〇線の脇にあるのだが、この沿線では外国人観光客が激増してガラリと客層が変わった。
たまに乗ると着飾った中国系かバックパッカー風のリュックを背負った白人が目立つ。
大家族の旅行者にどこから来たのか聞いたらフランス人だった。その頃凝っていたフランス語で話したが全然通じなくてマイッたっけ。
マレーシアからの女の子のグループもいた。
2020年の東京オリンピックの頃は、大会を見た後に富士山観光をする外国人はもっと増えるだろう。
今でも河口湖のあたりの観光地だけでは客室が足りないくらいだ。
すると喜寿庵のあたりのこういったお宿にも大勢来るかもしれない。
喜寿庵に泊めてやってもいいのだが、僕は料理も何にもできないし、布団なんかも充分じゃない。
ウーン、その場合はこの『ポッポやさん』専属の通訳兼運転手にでもなってボランティアでもやろうかな。
幸い近所に温泉もあるし。
だが待てよ。
ここのコンセプトである鉄道マニアなんかは日本以外にもいるのだろうか。
オーナーご夫妻がせっかく集めたこれらの『お宝』が、ただのガラクタに見えてしまってはもったいない。
オーナーさんのコレクション。
レセプション・コンシェルジュの案内表示は「駅長」。
更にはどこの駅で使われていたのか分からないが、大昔の切符を買う所で駅員さんが客と相対して売っていた時の券売機!
これなんかは僕の子供の頃の記憶にウッスラ残っているレア物じゃなかろうか。
いずれにせよ解説をしてやれば鉄道発祥の地の英国人なんかは喜ぶかもしれない(中国人やロシア人はどうかな)。
先行宿泊したお客様の評判も上々。
2月23日(フジサンの日)にグランド・オープンです。
ご案内はこちらから。
ぽっぽやさん
プラ・レールのおもちゃも充実していてお子さんも喜びそうだ。
それにご主人はイケメン、女将さんは大変な美人。
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リゾート特急やまどり
Categories:和の心 喜寿庵
