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どういうことだ 日本ハムファイターズ

2022 MAR 25 22:22:46 pm by 西 牟呂雄

 世情騒然としているが、人間は例えささいなものでも楽しみがなければ生きてはいけない。それはそれ、これはこれで野球の開幕が楽しみなのは別に罪ではない。普段、コロナだ戦争だと厳しい現実に対処しながらも、ファイターズ・ファンを止めるわけにはいかないのだ。
 キャンプ・ニュースを席巻したビッグボスがどれ程のものか、しかも開幕は宿敵ホークスである。昨年は共に不本意にもBクラスに(こっちはいつもだが)沈んで捲土重来を期す、相手にとって不足はない。
 ビッグボスは勢いのまま開幕になんとドラ8新人の北山だ。それなりに評価が高いが相手は千賀だぞ、本気か。さらに聞くところによると『遊んじゃいます』とバカ丸出しのコメントまでして、藤本監督は『一発で仕留めるように。こっちは真剣勝負』と応じたとか。
 長年の懸案だった中田を出し、ベテランも思い切って入れ替えた稲葉GMの手腕にビッグ・ボスが応えられるか、息を詰めて開幕戦に臨んだ。無論、フォースの準備のための缶式びいる弾の準備も怠りない。両監督の登場。ビッグボスは球場内に配置した『偽』ビッグボスにスポットライトを当てて盛り上げると、藤本監督は輿に乗って登場しプレイ・ボール!
 千賀は初めから158・160kmを投げて気合十分。返す刀でホークスは北山に襲い掛かり満塁にまでするが、北山も結構いい。25球も投げさせられたが凌いだ。そして2回までで、去年はショート・スターターだったミスター・スポック加藤に繋ぐ。
 あれ!石井が一発放った。あれは失投だな。
 加藤はすぐ代えて根本に、5回には何とエース伊藤大海まで投入。おいおいトーナメントの決勝戦か?
 サイボーグ千賀は7回に近藤に打たれたが、ピンチを交わしてマウンドを降りた。時々薄ら笑いまで浮かべて8Kの余裕の降板だった。
 一方ビッグボスは明日の先発を予告している堀を送る。これ、明日からどうするの。まさか本当に遊んでるんじゃないだろうな。この投手起用、長嶋監督がライオンズとやった日本シリーズを彷彿とさせる。
 8回、昨年の不振のA級戦犯である杉浦。案のでは定パカパカ打たれて満塁にされ、これまた出ると打たれる西村は代打で出てきた新外人ガルビスに逆転ホームランを喰った。杉浦ー西村で去年何試合落としたか知らないのか。
 結局、ビッグボスは楽しかったのだろうがドタバタのリレーをしただけで、試合は絵に描いたような力負け。メチャクチャだ。
 面白いといえば面白いが、バカみたいでもある。僕の頭にある不安が湧き上がってくる。ビッグボスは本当に何も考えていないかも知れない・・・。
 あしたは東浜が来る。

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Categories:日本ハム ファイターズ

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