『ホワイト闇バイト』 というのはどうかな
2024 NOV 30 22:22:34 pm by 西 牟呂雄
『トクリュウ』なる犯罪が後を絶たない。かなりの秘匿性と情報力を備え、尚且つ組織力を持った犯罪で、捕まるのは下っ端ばかり。なかなかホンボシに行きつかないのが実態だ。バックにいるのは裏社会で安全に過ごしていることは容易に想像がつく。ルフィーのように海外かもしれない。
そこで思いついたのだが、潜入捜査ではないが公安調査庁の下部組織の人間に闇バイトに応募させ、犯行実施直前に『ここを襲え、という指令が来ました』と垂れ込んでかたっぱしから逮捕するという、専守防衛はできないのだろうか。
警察の捜査が合法であることにこだわっていては防げないレベル、即ち『体感治安』がこうも下がってしまっては、我々市民が武装でもすることになったらマズいだろう。
日本では基本的に裁判所の許可が必要だ。盗聴・通信傍受・隠しカメラ・潜入捜査などは裁判所の令状がいる。そういうものだろう。何も違法捜査なんか奨励しない。
また、従来より以下のリスクは指摘されており、あまり一般的ではない。即ち捜査官の安全、潜入の際の犯罪加担、心理的負担、証拠固めの難しさ、といった観点からコスパが悪いとされている。
警察は暴力団や麻薬密売組織、詐欺グループに対する潜入捜査が行われた事はあるらしいが、例えば破防法の監視対象組織に行うようなノウハウは別物ではないのか、オウムとか・・・。
それでですな、トクリュウからの無作為の攻撃に晒される側としては、通報制度による摘発よりせめてもう一歩踏み込んでもらいたい。
あらかじめGPS付きの使い捨てケータイと偽物の運転免許証を持たせ闇バイトに応募させる。ミョーにやる気は見せず、犯行指示を受ける。その犯行場所をタレ込ませ、先回りして張り込んでおく。犯行現場に着いて張り込みが確認出来たら『オーイこいつらだよ』と助けを呼んで裏切る。実行犯は初対面ばかりだからメンは割れないし捕まってしまうから指示役には誰が裏切ったかバレない。
こういう『ホワイト闇バイト』を百人くらい用意しておいて、かたっぱしから応募していけばひどいときは殺人にまで至る犯罪は防げ、被害も無くならんかな。この『ホワイト闇バイト』の報酬は捜査費用のコスパぎりぎりに抑えられるから募集なんかしないで警察・公安調査庁のコネのつく奴を5万円くらいで雇えば、オレだったらやるね。
そうだ!詐欺電話についてだったらもっと簡単だ。AIに勝手に答えさせるソフトをスマホにも固定電話にも仕込んどいて、詐欺と分かった途端に警察に会話内容が転送されるようにする。傍受したら次の指示にしたがい、個別に取りに来る場合は張り込み、ATMで振り込むについては振込先確認後シャットダウンさせる。これなんか『銀行ですがあなたのカードが』とか『市役所ですが還付金が』といったキー・ワードで判断できるだろう。ついでに逆探知もできれば完璧。
或いは、AIが詐欺と判断したら自動的に『ちょっとお待ちください。主人に(あるいは家内に)代わります』という音声が流れて、所轄の生活安全課に転送する。するとそこには転送されてきた電話専門の受け手となる老人がいて、ボケたフリをしながら振込口座を聞き出す、或いはニセの銀行員・市役所職員・息子の代理人がカードや現ナマを取りに来るようおびき出す。
どなたかこういうアルゴリズムのソーズを書いて特許を取りませんか。アイデア料は特許料の7%で結構ですから。それでボケ役の老人はやはり『ホワイト闇バイト』で1件5万円。無論オレは応募する。口は軽いが。
ここまで書いてきてハッとさせられた。維新前には忍の者とか隠密とかそれなりにノウハウはあった。戦前も特高警察とか中野学校のような諜報・防諜はやっていた。だが一億総懺悔の後、スパイは卑しいものと歪められ貶められてその伝統は失われたのだ。確かに共産党に潜入したスパイMとか野坂参三のような後ろ暗いイメージは拭えない。
だが本来のスパイとはもっと高貴な愛国心とか信念に忠誠を誓う貴族的なものでなければならない。諜報をインテリジェンスと言うではないか。そういった組織が無ければ私がやらざるを得ない。SMC、スパイ・マネジメント・センターで。
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Categories:陰謀
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西 牟呂雄
12/8/2024 | Permalink
さすが高市早苗!
このマヌケブログの思い付きを潜入捜査という方法で法制化しそうだ。
まてよ、そうすると僕は『ホワイト闇バイト』に応募することはできなくなるのかな。