春夏秋冬不思議譚 (終わらない電話)

 ある平日の昼下がり。関東地区の某駅でJRに乗った。折り返しの電車なので座席はスカスカ、一両に一人位しか乗って居らず、出発までは15分ほどあっただろうか。乗った車両もオレともう一人のおばさんが離れて座っているだけだった。 … 続きを読む 春夏秋冬不思議譚 (終わらない電話)