マスターズ・トーナメント
2020 MAR 4 9:09:44 am by 八木 昌実

昨年あのタイガーウッズが優勝した、憧れのマスターズトーナメントに行って来ました。費用は約200万円強、高いか安いかは受け取り方次第だが、世界中のゴルファーの憧れの地であり、ゴルフの聖地でもあり、ゴルフ好きならマスターズ大会開催地アメリカ南部ジョージア州オーガスタ市に一度は行く価値ありだと思います。今回行ってルートが出来ましたから行きたい方はお知らせ下さい。
今年は14年ぶりに大好きなタイガーウッズが優勝しました。あの18番ホールに座って優勝の瞬間を味わったわけです。
サンデーバックナインに神風は吹いた。タイガーが、ボギーを打ちモリナリとフィナウの後に打つことに。12番ティーショットでモリナリがオナーショット打ったその時、風は吹き始めた。右奥のピンを狙ったボールは風に押し戻されて手前の池に落ちた。続いてフィナウのボールも。
それを見たタイガーは、ピンを狙わずグリーンセンターに乗せた。逆転の瞬間だった。
何故タイガーは、皆んなに好かれ応援されるのか。例えば松山、小平、金平は何故応援されないのか?じっくり観察した。
まず、せっかくの世界のマスターズ大会に日本を代表して招待されているのに、楽しんでいない。3人とも何故か暗い。バーディーを取っても喜ばない。喜怒哀楽が無い。見ていて応援したいと思えない。たぶん英語が出来ない。だから、他の選手と離れたところで、ぽつんとプレイしている。それで、勝てるのか?勝つために出ているのではないのか?唯一アマチュアの金谷選手だけが、明るくハツラツとプレイして、応援したくなった。実際応援されていた。
何故応援したくなる選手を目指さないのか?それで勝てると思うのか?何故ジョージア州オーガスタまでゴルフしに行っているのか?参加することに意味は無い。どうすれば勝てるのか?アウェイで勝つには応援されなければ勝てない。オーガスタの神様をも味方につけなきゃいけない。
アイデンティティを持ち、何故ゴルフをするのか?誰に喜んで欲しいのか?
子供達に夢を与える選手になりたいのか?
タイガーは多分人種差別と闘って黒人の子供達に夢を与えたいと差別と闘って、この場に立たせてくれた先人たちに恩返ししたい。だから勝てるのではないかと感じた。
今後の日本選手の奮起に期待したい。
おおさかのおばちゃん
2019 DEC 9 16:16:38 pm by 八木 昌実

皆さん初めまして。エイトウッズの八木昌実と申します。少し自己紹介します。大阪の豊中市に生まれて、関西のハーバードの呼び名高い甲南高、甲南大で今話題のラグビーをやり花園出場!母の実家は京都大徳寺塔頭、父方は福井県の老舗温泉旅館と言う家系です。
家族は配偶者、長男、長女。犬1匹で、妻は専業主婦、長男はトヨタ自動車のデザイナー、長女はニューヨークの大学院でファッションの勉強中です。
私は関西本社のハウス食品に入社して7年後にプルデンシャル生命に営業マンとして転職しまして2年目で全国1位、マネージャーに転身し支社長、本部長、常務、専務、副社長、プルデンシャルによるAIGグループの買収責任者をやりとげ、途中アメリカ本社の国際部門に所属して、韓国、ブラジル、イタリア、ポーランド、メキシコ、マレーシア、台湾、中国を担当、駐在し経験したあと、退職し独立。現在は生損保と金融全般のアドバイスとコンサルを手がける株式会社エイトウッズ、北軽井沢で実家の経験を活かしてリゾートホテルの開発事業をする株式会社エイトウッズスターリゾートの2社の社長をしています。
さて、手始めにおおさかのおばちゃんと世界経済の話から始めたいと思います。大阪のおばちゃんの特徴は、厚かましいこと、派手な出で立ち、アメちゃんくれる。
私が過去一番だと感動した大阪のおばちゃんは、ハワイのホノルルでサーティワンアイスクリームを買っていたおばちゃんです。黒人の店員さんに向かい、にーちゃんそこにあるオレンジのアイスクリンちょうだい。そうそう、それ、なんぼなんや?これでえーか?ほなおーきに。さいなら。
黒人の店員さんは唖然としていましたが、見事に全て大阪弁で一切英語を使うことなく、目的を果たしてホテルに帰って行きました。
先日休暇で、ホノルルに行った時にあるご夫妻がポケトークを使い一生懸命店員さんとやり取りしていましたが、伝わっていない様子を見て、言葉は機械や知識スキルより、あの大阪のおばちゃんのように勢いと気持ち、勇気、恥ずかしがらない(厚かましさ)事が一番大切だと思います。本気で伝えたいなら伝わるものです。一歩出す勇気、伝わるか伝わらないかを心配しないでどんどん話して、知っている単語を並べることが大切です。大阪のおばちゃんのように。
ニューヨークで3年駐在した経験から言えることは、アメリカ人も実は大阪のおばちゃんに似ていて、あまり相手のことは考えていません。基本的に自分の言いたいことを言って、相手の言う事は聞いていません。それより次に何を言って、自己主張して、自分の存在や能力を認めてもらいボスに昇進させてもらうか、しか考えていません。
アメリカでは仕事の流動性が高く、ダメな人は即クビです。あれ?あの人は?と聞くと、あの人は昨日クビになった。と言う事が良くありました。
あと、もう一つ意外だったのは男女差別が歴然とある事です。アメリカはレディーファーストだし男女平等だと思っている日本人が多いと思いますが、表面上はそうでも中身は全く違います。分かりやすい例ですと、ゴールドマンサックスのボードメンバーは、全員白人男性でした。女性はゼロ。私が勤めていた全米1位のプルデンシャル生命も全員白人男性でした。伝統的なアメリカの会社はほとんどそうです。アメリカ人のキャリアウーマンたちは凄く怒っていました。
報酬の差も歴然です。本音と建前を日本以上に上手く使い分けるのがアメリカの凄いところです。本当の意味での女性活躍社会がアメリカでも日本でも始まらないと世界経済の更なる発展は難しいかもしれないですね。
本当の世界的な経済問題は次回以降にまた書きたいと思います。これからもよろしくお願いします。
