Sonar Members Club No45

タグ: 鉄道

旅する哲学 イタリア最終話

2017 FEB 2 5:05:40 am by 野村 和寿

ローマ行きインターシティです。

ローマ行きインターシティです。

南イタリアピショッタ発13:22ローマ直行 インタシティでローマ着17:25 (走行距離363.7kmを所要時間約4時間です)インターシティーはおんぼろで、しかも、ずいぶんと遅いのですが、格好がとてもかわいくて、1950年代のデザインを彷彿とさせます。下はやっと無事ローマ・テルミニ駅についたところの写真です。

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ローマ・テルミニ駅に着いたインターシティ

フィアット(現在はフランス・アルストム社に統合されています)がデザインした「ペンドリーノ」ETR450 1988年に投入された車両です。ペンドリーノとはイタリア語で、振り子という意味です。イタリアの鉄道は、海岸沿いに線路が走っているところも多く、急カーブが多いために、カーブをスピードを落とさずにクリアーできるというのが振り子電車のメリットです。それにしても、ものもちがいいですね。

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セルフポートレート 南イタリア サレルノのアグリツーリズモの部屋にて

南イタリア アグリツーリズモの部屋にてセルフポートレイト 2012年5月22日から30日の南イタリア単独行にて、ピショッタ アグリツーリズモ プリスコ・ファミリーの部屋にて撮影しました。今写真を振り返ってもとても元気そうな姿ですね。

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バルベリーニ広場

 

朝早いローマのバルベリーニ広場です。。午前中のアリタリア便にて帰国予定。ホテルベルニーニ ブリストルは、近代的で広場に面した角部屋ですが、こういういい部屋に一人はむしろ旅の孤独がせまってきます。

 

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アリタリアの機内で購入したリモコンの飛行機のおもちゃです。

昨日イタリア単独行より無事帰還いたしました。写真はアリタリアの帰り便で、売っていたAlitalia COCKPIT REMOTE CONTROL PLANEです。格納されたところえ2分充電すると、5分遊べます、でも実際には、2分でなくて遅れていて、10分以上かかります。このへんがアリタリアのアリタリアたるゆえんかも。

コックピット仕様のコントローラーにて、2段階のスピード切り替え、左右ターンができます。ぼくはラジコンで飛ぶとばかり思っていたのですが、滑走するだけでした。さすがにアリタリアだけ有りました。

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旅する哲学 その⑦ナポリ中央駅にて出会う

2017 JAN 30 7:07:36 am by 野村 和寿

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2012年4月開業のイタリア版新幹線イタロです。発着駅は同じナポリ駅です。

2012年4月28日に開業した「イタロ」というイタリアの新幹線です。正式名をヌオーボ・トラスポルト・ヴィアジャトーリというイタリアの高速鉄道TAVは、ミラノからナポリまでを高速300kmで結んでいます。と、ここまでは公式なのですが、新しい線路ができているわけでもなく、つまりは、fという旧イタリア国鉄と全く同じ線路を走るのです。小田急線の特急がJR東海の沼津駅まで乗り入れているのに、ちょっと似ていなくもないです。係員は、ちょっと昔風で、サーベルをさげ、おもちゃの軍隊みたいですし(写真最下段参照)、開業したばかりなので、車体もすごくきれい。ここナポリ駅構内に、つまりは2つの鉄道があり、案内所も別々にあります。車体はフィアットを買収してしまったフランス・アルストム社が製造し、内装はイタロ・デザイン(ジウジアーロ)が作っているようです。

ナポリ中央駅で出会った列車たちです。

ナポリ中央駅で出会った旧イタリア国鉄(トレニタリア)列車たちです。かわいいですね。

写真上は、ナポリ駅を中心に出会った旧イタリア国鉄(トレニタリア)の列車たちです。まるでメルクリンのモデル模型のように、1両でとことこと近郊を走っている電車もありました。

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ナポリ中央駅の旅行者用案内所のボランティアスタッフたちと記念撮影です。

ナポリ中央駅にある「旅行者案内所」の若きボランティア・スタッフたちとともに記念写真をとりました。みんなすごく、かわいいです。写真撮影に気軽に応じてくれたのですが、女子が随分とぼくと距離が近くて、おじさんはとてもドキドキしてしまいました。でもこういうのが旅行の醍醐味です。5月25日、ナポリ駅の旅行者向け総合案内所にて。スタッフみんなの写真をお願いしたら快く応じてくれました。ここにはうら若き女性スタッフが元気に働いています。みんな明るく、ここの情報はみんな無料です。気持ちがいいくらいにさわやかでした。なんと記念写真も撮影してしまいました。美人といっしょで、顔がにやけております。すみません。イタリア女性の前向きな気持ちは、若さ故か。こういう人たちがたくさんいてほしいなと思いました。

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旅行案内所は広くてスッキリと広くてなかなかきれいです。といいつつもう1枚記念写真をアップしてすみません。

ナポリ中央駅前です。

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ナポリ駅前の昔風の制服のみなさんは、開業したばかりのイタロの乗務員さんたちです。

ナポリ中央駅は、新装なっていて、とてもきれいです。中には、いわゆる、危ない人々は入れないように、常に警察がみはっています。周囲は危ない人たちも多いのですが、エキ中は安全でした。荷物の一時預かり所は、とても安心なところです。セキュリティーも厳しくて、パスポートのコピーをとり、チェック。チェックカードを差し出し、荷物を受け取る。5ユーロでした。ナポリ駅周辺は、見るからに危なそうな人たちばかりで昼日中にカードの博打を開いたりして緊張します。一方、駅は極めて新しく人種のるつぼであり、ヨーロッパ独特のカオスに満ちています。ちょっと沢木耕太郎になった気分です。一人旅はいろいろと困難を伴うことが多い。いつ列車がくるのか?それは何号車にのるのか?いったい途中の駅におりるのは何時頃なのか?ねすごしてはいけない。とにかくどこか緊張してきます。おなかが痛くなることを避けけて、極力食べないようにします。そして、適度な水分が必要なために、極力水をすこしずつ補給します。トイレがどこにあるのか? 安全なのか?お金をはらって入るトイレのほうが、結局安全でいいと思えてきます。

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ナポリ駅の地下行きのエレベーターです。地下にはトイレや教会のチャペルなどなどあり。

地下行きのエレベーターですがトイレ、地下鉄、などと共にカペラつまりチャペルがあるとあります。いかにもカトリックのお国柄といったところです。

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